ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4466】 柴崎亭 (東京・つつじヶ丘) 鴨中華そば + 焼豚ご飯 〜激安激うま鴨中華!美しいものは美味なり!一回食っとけ損はなし!

激安激うま鴨中華!

 


柴崎亭 (東京・つつじヶ丘) 鴨中華そば + 焼豚ご飯 〜ラーメン食べて詠います

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 2月は雪のイメージなんだけど、今年は春のような晴れが続いたようなイメージ。そして同時に年度末が近づき、忙しくなる時期。時々凹むことがあるんだけど、天気がいいとそれなりに気も晴れるようです。それでも、どうしても鬱憤晴らしたい気分でしてね・・・ちょっと昼休みズラしてクルマを飛ばして、つつじヶ丘界隈にやってきました。ご存知、柴崎亭でランチ!。平日昼間なら、激混みはありませんです。
 

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 へへへ・・・こちらでは「塩煮干」が名物なんですが、久しぶりに醤油系をいただきましょう!。一般的に券売機でポールポジションと思われえる、左上隅のボタンを押しますよ!。鴨中華そば!それだけじゃ寂しいから、ランチタイム限定の「焼豚ご飯」も追加してしまいましょう!。
 

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<全体> ワックスかかったような艶めき!漆黒の深みと透明感!整いきった麺線の美しさに優しい桜色の肩ロース!

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 おおお!漆黒の醤油スープなのに素晴らしい透明感でむしろ眩しさすら覚える!。ピカピカに光っているように見えてまるで水鏡の如しです。表層を漂う香味油の流れも優雅で、旨さそそりまくり!。そして柴崎亭と言えば麺!。透けて見える麺線はいつもながらの美しさ!枯山水の庭園を思わせる整然さと流麗な流れはいつもながら見事!箸で崩すのが勿体ないとはこのことです。
 

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 チャーシューも桜色で春を感じさせるような色合い。大判2枚が存在感をアピール。中央にトッピングされたメンマは凛々しく、青葱がアクセントとなって見栄え麗しきことこの上なしですな!。
 

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<スープ> 醤油のキリリ感に鶏豚のコク!乾物の円やかな溶け込みに鴨油の芳醇な旨味が展開!

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 レンゲをゆっくりと沈めると、凹つきに流れ込みますが、魚介エキスの集まりなどなく滑らか。しかも超熱々ぶりが湯気の多さで伝わります。さて味わいですが、鴨はとても軽やかな味わい。煮出しというより香味油に溶けたようなイメージで、芳醇に広がります。濃厚と言うより淡麗さをキープしたような味風景がまた上品な感覚。ゴクゴクと飲み干したくなるが、熱さゆえに序盤はレンゲでチビチビと味わい始めます。
 

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 色合いから醤油系のカエシが強めに見えますが実はライト。キリリとした醤油ならではの輪郭は残しますが、スッキリとした印象です。濃口醤油となま醤油系のブレンドなのか、一方で透明感というか・・・ナチュラルな醤油感もあり、鴨の風合いにもマッチしてる!。
 

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 ベースの出汁も秀逸で、鶏豚のミックスでしょうか動物系のコクもしっかりと感じられます。乾物系の旨味は、いろいろある中で節系の余韻が個人的に響くのだが・・・甘味はやっぱい煮干し系なのかね。鴨の余韻に浸ってると段々と分からなくなるようで、シンプルなようでカオスな旨味の表現でしょうか。
 

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<麺> 箸を入れるのも戸惑う美しさ!クスクスとした風味の良さと噛み締める甘味と出汁の一体感!出汁の持ち上げも優れて徐々に品やかなフィーリング!

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 きっちり!ピタッと揃ってるから、箸で持ち上げるというより「剥がす」ような感覚で持ち上げます。スープの持ち上げは抜群ですが、序盤のクスクスとした歯応えが気持ち良い。しっかりと麺の風味を伝えるようで、カタ麺好きな傾向の方ならすぐに気に入ると思います。また奥歯へ運んでプレスすると、素地の甘味も感じ取れるようでナイス!。出汁の旨味とも一体感が生まれて旨味を一層感じます。
 

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 食べ進めると麺は乱れるものなんだけど、妙に揃ったり集まったりするのがまた印象的。盤以降は熱と出汁が浸透して一層品やかになり、更に汁の持ち上げがアップするイメージです。うう・・・一気に食べきってしまいそう。鴨中華そばじゃなく、フツーの中華そばだと「特大」って設定があるんだが・・・鴨中華でもやってくれ・・・。
 

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<チャーシュー> 低温調理の豚肩ロース!大判スライス肉!出汁と熱でゆっくり蕩ける旨さが秀逸!

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 肉も旨いのがこの店。注文のたびにミートスライサーが軽い音を立てます。豚肩ロースの低温調理。大きなブロックから剥がれるようにスライスされた肉はとても大判。優しい桜色をしてますが、ゆっくりとスープとその熱が浸透してゆくのが、序盤から見て取れます。
 

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 まず半分をそのまま食らうが、嗚呼・・・薄味がいいね!。赤身の肉味と脂身の甘味が、出汁の熱で上気して味わい深し!。半レアの感覚としゃぶしゃぶのような感覚が同時に味わえるようです。また一気に沈めて出汁と熱を与えて、多少白くなったのを食らうのも旨し!。より一層脂の蕩けと肉と出汁の味わいが深く旨しです。最近メニュー絞ってるから肉増しができないんだが・・・酒飲めるタイミングだったら、もっと食いたい極上肉!。
 

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<メンマ> 鮮やかな色合いの極太材木型メンマ!クニャコリッっとした歯応えが爽快!出汁も含んで尚旨し!

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 いい店は隙が無い。何気にメンマが旨し!極太な材木型でわりと短め。繊維質がしっかり密集しているが細かくて柔らかい。束になった繊維質を前歯で齧るようにして食らうが、これも結構熱を持っており、ご飯のおかずにもなりそうな旨さ。
 

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 そして歯応えが痛快!出だしはクニャっとしてるようですが、ある時点からサクリ!コリッと弾けるように千切れます。そして薄味だが素材感ある旨さが広がるのがナイス!。これもメンマ盛って感覚で、酒と合わせたいくらい。
 
 

 

 
 
<焼豚ご飯> 何と90円!タレとブツ切り焼豚の混ぜ込みご飯!麦も混じりヘルシー!

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 よく見ると麦飯も入ってるのね。炊き込みご飯と言うより、炊いたあとに後入れでブツ切りチャーシューとそのタレを混ぜ込んだ様子。これが微妙にタレの浸透がまばらで、それが逆に良い。飯の旨味をシンプルに感じやすい部分と、タレの浸透する旨さをランダムに?同時に?味わうようで好き。
 

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 またチャーシューは小ささがご飯ものに合うサイズでこれも旨し!。噛み締めて楽しめる肉感です。シンプルに旨かったので、一気に食いつくす!。途中でいつもは、残ったスープを垂らしたりするのだが、忘れてしまってた・・・。
 

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総じまして「激安激うま鴨中華!美しいものは美味なり!一回食っとけ損はなし!」

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・・・と言う感動の嵐!。東京エリアではコスパ最強ではと思う次第。今回も券売機に千円札を突っ込んだあとのおつりの多さに驚き!給料日前には特に激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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