ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4772】 柴崎亭 (東京・つつじヶ丘) 鴨中華そば 〜これも名作!美しいものは美味なり!目と舌で味わう美的崇高拉麺!

やっぱ激安激うま鴨中華! また繰り返し味わってみたよ!
 とある年末の平日。早朝から業務その他ぶっ飛ばして、午後2時あたりでようやくメシにありつきましょう!。ちょっとインターバル置いてまた仕事ですので、飲めないタイミングなら高品質な一杯をいただきたい。そんな気分で久しぶりにクルマ転がして名店「柴崎亭@つつじヶ丘」へとやって参りました。お?実に久しぶりに名物店主がおられるではないか!。ちわーっすっと軽く言葉をかけて、王道の鴨中華をいただきますわー。 
 

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<全体> 艶めく漆黒醤油感!深みと明るさが交錯する透明感!枯山水の如く整う麺線!桜色肩ロースも美しき哉!

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 おおお!深い醤油の漆黒感なのになぜか明るい印象!。むしろ眩しさすら覚えますな!。麺顔全体が光っているように見えて、表層を漂う香味油の流れが実に優雅!。そして柴崎亭と言えば麺線!・・・・ううう、枯山水の庭園を思わせる整然さと流麗な流れが実に見事!。この完成度をいとも簡単に完成させるのが「THE・技」と感じますね。
 

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 いつも同じ言葉の繰り返しだが・・・・・箸で崩すのが勿体ない。そしてチャーシューが仄かなピンク色で冬なのに春を感じさせるような色彩。大判さがプレゼンスを大アピールです。へへへ、そして中央にトッピングされたメンマが凛々しく、トッピングの青葱がアクセント。あゝ見栄え麗しき哉。
 

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<スープ> ライトなれど凛とした醤油感!染み入る鴨エキス!乾物も溶け込み旨さ芳醇円やかな展開!

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 ここのスープは、超熱々ぶりが湯気の多さで伝わります。その味わいですが、メニュー名称の割には鴨はとても軽やか。ガラを煮出したというより香味油として鴨が溶けているのか???。それが芳醇に広がります。濃厚と言うより淡麗さをキープしたような味風景がまたナイス。これぞゴクゴクと飲み干したくなる仕上がりです。
 

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 見栄えは醤油系のカエシが強めに見えますが実はライト。凛とした醤油ならではの輪郭で、後味はスッキリとした印象です。色々とこだわりの醤油ブレンドと思われますが、透明感というか・・・ナチュラルな醤油感もあり、鴨の風合いに実にコラボして旨し!。
 

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 ベースの出汁も秀逸で、鶏豚のミックスか、ひょっとして鴨ガラが溶けてるか知らんですが、動物系のコクもしっかりと感じられます。乾物系の旨味は、個人的に節と感じるが、甘味はやっぱい煮干し系ですかね。鴨の余韻に浸ってると旨さが実にカオスに伝わります。
 

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<麺> 隅から隅まで整う麺線の美しさ!クスクスとした歯応えと広がる素地の風味良さ!出汁の持ち上げも素晴らしく噛み締める程に甘味と出汁の一体感!

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 箸で麺を持ち上げるというより、整った麺線を「剥がす」ような感覚。スープの持ち上げは当然抜群です。そして序盤のクスクスとした歯応えが気持ち良い!。実は低加水系なのかと思うほど。しっかりと麺の風味を伝えるようで、カタ麺主義者なら絶対に気に入るはずです。奥歯へ運んでプレスすると、素地の甘味も感じ取れるようでそれもナイス!。出汁の旨味とも一体感が生まれて旨さ秀逸極まる!。
 

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 中盤以降は熱と出汁が浸透!そしてゆっくりと腰つきが品やかになり、更に汁の持ち上げがスケールアップするうようです。フツーの中華そばだと「特大」って設定があるんだが、口頭でも対応してくれそうです。ただ・・・バランスが崩れるようで、2玉ならばあえて2杯に分けて食らうほうがオススメ!。一杯目は、塩煮干し。二杯目は、鴨中華という流れがオススメです。永福町系の大を思えば軽く2杯食える気がするー。
 

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<チャーシュー> 一枚でも大判迫力!低温調理豚肩ロース!出汁に浸して味わいと熱を移すと旨さ蕩ける!

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 おお!今回もミートスライサーが軽く音を立てるね。ご存じ豚肩ロースの低温調理。ブロック肉から剥がれるようにスライスされた肉は嬉しいほどにとても大判。優しいピンク色をしており、スープとその熱が浸透してゆくのが、序盤から見て取れます。あゝ、下味が薄くていいね!。
 

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 赤身の肉味と脂身の甘味が、出汁の熱で上気して味わい深し!。半レアの感覚としゃぶしゃぶのような感覚が同時に味わえるではないか。一気に沈めて出汁と熱を与えて、多少白くなったのを食らう・・・これも旨し!。その脂の蕩けと肉と出汁の味わいが深く旨しなのです。酒飲めるタイミングだったら肉増し必須。
 

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<メンマ> 柔らかい極太材木型メンマ!クニャコリッ!サクサクとした歯応えが軽快で旨し!

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 へへっ!メンマが旨し!極太材木型で短尺。維質がしっかり密集しているが、引き締まって見えるが細かくて柔らかい。それを前歯で齧るようにして食らうのが痛快で、結構熱を持っておりご飯のおかずにもなりそうな旨さと思えます。また歯応えの出だしはクニャっとしてるようで、ある時点からサクリ!コリッと弾けるように千切れるのが楽しくてなりませぬ。その素材感ある旨さが広がるのがナイスだわ!。
 

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総じまして「これも名作!美しいものは美味なり!目と舌で味わう美的崇高拉麺!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。やっぱり京王沿線ではコスパ最強ではと思う次第のです。週末毎に度肝を抜くような限定も素晴らしく、まさに才能溢れてダダ漏れで垂れ流しの店ですが、実は定番が素晴らしいとお伝えしたい!。東京西エリアには柴崎亭あり!。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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