ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4465】 くじら食堂 nonowa東小金井店 (東京・東小金井) 特製つけ麺 醤油 〜大盛無料!素朴な見栄えと明るい旨さ!存分に楽しむワイルドピロピロ醤油つけそば!

平打ち手揉みピロピロ麺を存分に!

 


くじら食堂 nonowa東小金井店 (東京・東小金井) 特製つけ麺 醤油 〜ラーメン食べて詠います

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 在宅勤務でも年度末に近づくと忙しい。いろいろ今年度締めと来年度のことで決めること多しで、これまで迂闊だったことが、いろいろと噴出する時期。重要会議もZoomで行われる昨今で、その隙に気分弾けたい一心。昼飯は「ピロピロ太麺」に埋もれてしまえ!と考え、東小金井のくじら食堂へとやって参りました。
 

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 まだ早春で肌寒くとも、天気もよくてチャリをこいで通うのも結構爽快!。店前につくと結構ストレスは減ってたりします。しかし同時に腹も減ってるので・・・・今回はガッツリ!。つけ麺!特製!大盛!とさせてもらいましょう!
 

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 ところで話はそれるが、こちらのお店も朝ラーメンを始めたとのこと。朝ラーファンとしては嬉しい限りですが、コロナ禍の中での売上増対策なのは明らか。もちろんそれにも貢献するつもりですが、単純に喜んでいる場合ではないのが実情ですね。
 

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<全体> 波打つピロピロ太縮れの大盛迫力!明るいようで漆黒の醤油清湯つけダレ!炙り肉の焦げ目が香ばしさ誘う!

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 こちらは駅舎一体の建物テナントだから便利だし、店箱がデカいのがいいね。ランチピークでも平日なら少し待てば楽勝で座れます。そんな気分で待ち受けたのがこの麺顔!。
 

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 おおお!やはり大盛は気持ちいいね!ピロピロ波打つ手揉みがもわっと山盛りになっているだけで迫力満点。相対比較でチャーシューと味玉が心なしか小さく見えるかも。そして思いのほか海苔が分厚くて痛快。丼ではなく麺に貼り付いてピンと聳え立つ姿が凛々しくも旨そう。そしてつけダレがまた旨そう!。じっとりとしているようで、色合い濃ゆく漆黒感がありあり。そこにチャーシューブロックがゴロゴロと沈んでいるのが伺え、結構肉だくさんの一杯ではないか!。見ているだけで腹が膨れそう。
 

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<つけダレ> 豚鶏の深いコクに円やかな乾物溶ける醤油感覚!具材の旨味と麺の風合いがゆっくり染み出す味展開!

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 さてつけダレ。これまで醤油ラーメンで幾度もお世話になった味わいですが、つけ麺は、冷やし以外では移転前に一度食って以来、実に久しぶり。ちょっと緊張しながら味わい始めますが、いつもの味わい(笑)。ラーメンよりは幾分濃ゆい程度で、そのままゴクゴク飲み干せそうなニュアンスです。当然熱々で、表面の香味油が膜となって蓋してる感覚。そこには魚介系のエキス感が固まって浮遊してますが、見るからに乾物エキスの溶け込みを感じる風合いです。
 

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 醤油はなま醤油系を行く種類かブレンドしたと思われるもので、塩気という尖った感覚は薄く、香味油と出汁と一体化実に円やか。香味油も煮干しだけじゃなさそうで節や昆布などの乾物もありなむと思われます。また動物感も豊か。豚鶏のミックスと思われますが、柔らかい風合いから豚の旨味が個人的には響いたような感覚。鶏の明るさも溶けるか?と言った具合でしょうか。
 

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 何気ないけど、三つ葉の風味も映えるね。底をごそごそとレンゲで動かすと、細メンマも浮かんだりして、それもつけダレが染み混んで味わい深し!。ゴロっとしたブロック肉にも出汁が浸透したり、また肉の旨味を吐き出したりして肉汁感が高まったような雰囲気がナイス。
 

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<麺> 自家製麺!滑りも楽しい!優しく引き締まる幅広手揉み麺!ヌッチリ明るい歯応えの後に噛み締める甘味の広がり!

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 へへへ・・・何度見ても食っても楽しい!。注文毎に手揉み。体重をかけて潰して、解してはまた打ち直す。結構重労働だと思うけど、それだけに有難味が増します。縦に揃えられた麺線が、乱れているようで整然としており、見栄え麗しき哉。艶やかな表情が素敵です。何も付けずに数本手繰り寄せて食らうと、粉の風合いのやさしさがふわっと香り、それだけでも旨く感じる。咀嚼するとモチモチと明るい弾力があって楽しくなるし、奥歯で潰したあとには粉もの特有の甘味すら覚えます。
 

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 この麺の素地からくる素朴な甘味と、つけダレの円やか芳醇な味わいに潜む甘味がベストマッチ。浸透することなく濡れるだけでも、噛むほどに一体感ある旨さが広がります。醤油の香りに香味油の甘味、ベース出汁の旨味が、麺に染みわたるのがナイス!。ヌッチリ明るい歯応えの後に噛み締める甘味の広がるのです。
 

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 噛みちぎった短い残りが、知らぬうちにつけダレの底に沈みます。終盤になってさらえると出汁を吸い取った感じがあって、非常に滑らか。柔らかさも増しますが、汁系の太麺以上に出汁が染み混んでいるので、これもまた旨いね!。細メンマと絡めたりすると更に旨し!。
 

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<チャーシュー> 醤油ダレが浸透し脂の甘味が蕩ける炙り豚バラ肉!つけダレに絶妙にフィットの低温調理肩ロース!

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 つけダレに潜むのは豚肩ロース肉。けっこうゴツイ形のブロック肉で、噛み応えもある感覚脂身少な目で肉質の旨味が楽しめます。外周にはタレが浸透しており、これもまたつけダレの味にフィット。噛み締めると吸い込んだつけダレの旨味と、肉本来の味わいがミックスされて、ジューシーさの中にコクが生まれるような旨さです。
 

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 麺皿にトッピングされてるのは、豚バラ肉。ほぼトロトロな脂身が印象的で、仕上げにハンディーバーナーで炙られた焦げ目があります。脂身の焦げ部分がそそる旨さ!。脂にはタレが浸透している上に、脂甘味がゆったりと広がる中に、炙りの香ばしさがアピール。思わず白飯を求めるような旨さです。
 

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 そして今やスタンダードな感じもする低温調理肉。一見鶏胸肉かと思うほど柔らかいピンク色が全体に広がる豚肩ロース。赤身主体ですが細かく脂が差しており、まさに低温調理向き。下味の浸透はかなり薄め。赤身の肉味を滋味深く伝える逸品でございます。このまま食らうか、塩でも付けてくらうとお酒が進みましょう。一方、つけダレの醤油味にも馴染むタイプで・・・嗚呼、平日昼間であることを悔やむ。酒に合わせるべき肉だ!。
 

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<味玉にハズレなし!> 均一にタレに染まる白身味わい深し!ややハードなジュレ状態の卵黄は濃密濃厚な甘み!

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 ここの味玉の安定感がさすが。薄出汁がしっかり浸透して白身は薄い褐色。そして均一に染まります。いつも卵黄の旨さに注目をしてしまいますが、白身が味わい深いと言う逸品。淡い歯応えがあるので、白身食ってると言う感覚も手伝い、妙に味わい深く感じるではないか。
 

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 そしてメインの卵黄は全体がジュレっぽい感覚。トロミが少なめでな仕上がりです。出汁と卵黄は熟成したかのような濃密な甘みで、少し濃ゆい醤油つけダレに浸すと重厚なコクはしっかりと伝わるイメージです。酒のお供としても十分に通用。やっぱりハズレのない旨さと再認識です!。
 

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<味変化> 甘酢をポトリとひと差し注入!仄かな清涼感が生まれ食が進む!

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 へぇー・・・ここのつけ麺にはこんな専用味変アイテムがあったのか。初めて知りました。自家製甘酢と思われ、つけ麺を注文した人だけにお好みでと提供されるようです。醤油つけダレに甘酸っぱいのを加えるというのはアリだね!。ちょっと系統は違うが、丸長系にもそんなニュアンス感じるし、味わいに合うのはイメージしやすい。
 

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 へへへ・・・過度に酸っぱくなり過ぎないように、注意深く垂らしました。甘酢をポトリとひと差し注入!仄かな清涼感が生まれ食が進む!。そして真逆に甘味の方が意識されるようにもなり、清涼感の他に円やかさも生み出されたような味変化!。これは嬉しい!激しくオススメ。くれぐれも入れすぎない程度にね!。
 
 

 

 
 
<他具材> 肉厚大判海苔3枚!ピロピロ太麺に絡みつかせて存分に味と風味を楽しむ!

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 海苔が旨かったのだ!。今回は特に!。艶やかなピロピロ麺のようでも、実は少し表面が乾きつつあるのか、海苔がペッタリと貼りつきます。それを手で剥がしてから麺をつけダレに投入して、海苔をかぶせる。麺を巻き込むように引き上げて、一気に食らうが・・・・嗚呼、海苔の風味に温かみを感じ、つけダレの余韻に海苔の力強い風合いが口の中で広がります。つけダレで湿っているハズなのにパリパリとした食感も残っており、噛み締めると磯の香りがありあり。麺の素地からくる風合いと甘味も混じり、旨さと楽しさの拍車がかかります。大判肉厚で3枚もあるから、千切ったりするとかなり長く海苔が楽しめます。あまりたくさん量を食べられない方なら、特製じゃなくて、海苔増しを激しくオススメ!。
 
 

 

 
 
<スープ割> 魚介ベースの風合いと温もり復活!ネギを添えてさらっと軽やかな〆に!

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 そしていつものエンディング。スープ割り。コールすると器を回収されて戻ってくるブーメランスタイルです。これは定番&シンプルな味で、ベースの出汁を単に割ったものに、薬味の葱がプラスされるもの。シンプル・イズ・ベスト!と言うか・・・温もりと魚介ベースの旨味が復活するようで、心からほっこりするエンディングです。
 
 

 

 
 
総じまして「大盛無料!素朴な見栄えと明るい旨さ!存分に楽しむワイルドピロピロ醤油つけそば!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。今までこんなに通っているのに、つけ麺の旨さを再認識。これは近いうちに「塩バージョン」でまたつけ麺を食わねばならないと心に決めました。スープも旨いし、限定バリエーションも頻繁豊富で旨さ飽きない店だが、自慢のピロピロ太麺を存分に味わえる定番つけ麺が激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
 

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