ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4133】 きら星 (東京・武蔵境) ラーメン + キクラゲ + 温野菜 + 生しぼりニンニク 〜流されずブレないド豚骨!我が道を突き進む迫力満載の超濃厚!農耕民族専用豚骨ラーメン!

地元再探訪・・・武蔵境へ!初心に帰って匂いの壁が如しのド濃厚豚骨を味わう
 

 


きら星 (東京・武蔵境) ラーメン + キクラゲ + 温野菜 + 生しぼりニンニク 〜ラーメン食べて詠います

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 このコロナ騒ぎで遠出できず。改めて地元を周りだすと・・・案外飽きないもんですね。再発見することも多く、三鷹・武蔵野エリアのラーメン的分厚さをひしひしと感じるこの頃です。今回は実に4年ぶりに「きら星」へ。10年位前は、武蔵境と言えば1強だったようなイメージ。ド濃厚豚骨で一時期名を馳せた名店でございます。本当ラーメンの時流の移り変わりの早さを感じますねー。
 

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 ある晴れた日でしたが風が強く、髪も埃も吹き流すような勢いでしたので気がつきませんでした。それは、店の前に到着するといきなり濃厚なド豚骨の匂いと鉢合わせ。うっ・・・これこれ!遠慮のない臭ウマの香りが、まるで重い壁のように立ちはだかるイメージ。おまけに扉も重かった・・。
 

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 やはりこのご時世を表すように、ランチタイムで先客2名。どこもこの時期、飲食店は厳しいー。で、食うのはデフォルトのラーメンと決めていたが、トッピングで悩んでたところで、奥様から「両替いたします!」と後ろから声をかけてもらいました。ここの券売機は、コインしか使えず、千円札さえ飲み込むクチがないのだった・・・ほんと忘れてた。ちなみに後から入ってくる客は全員千円札を握り締めてたので、毎回両替対応しておられる・・・。
 
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<全体> 見た目穏やかなクリーミー泡立ち!二重底のような豚骨野趣の塊が匂う〜!

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 それにしても、マスクしてても感じる豚骨感ですよ:笑。九州豚骨とはまた違う「東京豚骨」と銘打ってますが、その中でもまた特異な濃厚臭さじゃないでしょうか。配膳のタイミングでマスク外しますが・・・うわっ直撃ってな出会いです。それはこんな麺顔!。
 

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 おおお!圧倒的な豚骨煮出しの香りで充満してるのに、どうして麺顔はこんなに緩やかなクリーム色なのか。泡立ちもきめ細やかで、見た目だけなら優しい感覚。ところが香りは二段構えの豚骨臭の応酬であり、正直言って最初の段階では食べ残すかもとビビってしまう。そして野菜は別皿だとは思ってなかったが、二郎の野菜ちょい少なめ程度は十分にあるボリューム。ハードさに冒頭から圧倒されまくり・・・。
 

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<スープ> 久しぶりの圧倒感!もはやニンニクなしでは啜れない?まるで臭ウマの殿堂じゃな!

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 最近、豚骨系から遠のいているからか、最初の一口は、匂いがヘビーすぎて参ってしまった。慌ててニンニクを投入。ベースの味を分析するには至らず。むしろこれ、ニンニクなしではオレは対応できない・・・と序盤では思ってた。ところがゆっくりと慣れてゆくのです。
 

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 この濃厚さ、匂いの凄さは、他とは絶対に違うと感じるほど。きら星のオリジナリティたっぷりってな感覚。匂いと匂い、臭さと臭さをダブルで混ぜているような感覚です。コラーゲン感覚が半端ないから、関連する部位を全部投入しているのではと感じるのだが・・・。
 
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 カツオ餡ってのが、デフォの野菜の部分に少しかかります。これはその名の通り、カツオ出汁をそのまま凝縮してあるものらしい・・・。濃厚豚骨の味に疲れ始めたら溶かすがよろしかろう・・・という心遣いです。しかし、相当これを圧倒する豚骨感ではありますが。
 

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 大量のゲンコツは常套手段。ペタペタコラーゲン感覚は、皮やカシラも入れ込んでいるところでしょう。個人的に、「カシラ」が他よりも大量に入っているのでは?と言う印象なんですがいかがでしょう?。カシラって結構クセがあると思うし、これを十分に利用しているので、ゲンコツとのダブルパンチのような濃厚な匂いになっているのかと・・・そんな妄想すら抱きます。ところが結局飲み干し寸前まで味わい尽くす羽目になります。
 

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<麺> 自家製麺:クセあるスープに対極的なフレッシュさ!程よく中和して食欲を勇気付ける風味感!

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 この麺あっての濃厚豚骨と思えてならない。自家製麺らしいのですが、この麺のフレッシュさがあってこそ、圧迫的濃厚さから少し逃れたり、中和の役目にすがる思いでした。かなり風味が高いはず。ド濃厚な豚骨を受け止める度量があり、麺風味を吐き出したりして、豚骨のクセをゆっくりと中和してくれてるのではと思うほど。
 

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 フツーのラーメンよりは一回り程度肉厚。キクラゲと混じっても負けない感じで、密度感中庸でクシクシとした歯応えが印象的。粉感あるんだけど、芯はあるようには見えません。フレッシュな麺という位mーじで、程よくクセや匂いを中和して、食欲を勇気づけてくれるよう。
 

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<チャーシュー> お見事なる王道クルクル@@@切り口!とろりとした脂に醤油ダレの風味旨し!

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 これも昔ながらのチャーシューって感じ。お見事なる王道クルクル@@@切り口王道のバラ肉ロールで、脂身にも醤油タレの浸透が深く、少し炙ったような焦げ目もいい感じ。持ち上げようとすると自重で崩れるほど、柔らかい煮豚タイプです。
 

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 通常なら脂が汁に滲んで甘くも感じさせるところですが、スープの濃厚豚骨にすっかり吸収されてシマてる。多少スープに飲み込まれた感覚はしますが、白飯には絶対に合うはずという仕上がりで、個人的には好きなタイプ。関西転勤時代には、一番よく食したスタイルです。
 

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<トッピング> ゴリゴリのキクラゲとほぼモヤシ的な温野菜!ゆっくりと臭みを中和させて円やか仕立てに導く

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 実は、キクラゲと温野菜でかなり救われた・・・というか旨く食えたという印象です。キクラゲは、ゴリゴリとした歯応えの中にグニャリとした感覚があり、肉厚さが伺えるといった代物。質感はいい感じで、味わいも濃厚豚骨味にフィットしてました。これに混じるスープは容易に食い進めてゆけます。
 

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 また温野菜は・・・正直もっとキャベツを期待したのだが、ほぼモヤシといった感想。しかし、これがまた優しくも穏やかな野菜の汁を滲み出してくれて、濃厚なクセある部分をかなり中和して食えました。これをあえて麺に絡めて汁を迸らせるように食い進めてゆく・・・。その後に残ったのは、濃厚なれどマイルド化した豚骨スープが残るわけで、この程よい濃密さが実に旨いかという流れで終盤を突き進めて行きます。
 

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総じまして「流されずブレないド豚骨!我が道を突き進む迫力満載の超濃厚!濃厚民族専用豚骨ラーメン!」

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 ・・・という感想!。今時珍しいほどの濃厚豚骨の突き抜け感がありますので、これはコアなファンを深く引きつけてるってなイメージ。限定も定期的に繰り出して、濃厚豚骨ベースの面白い取り組みも楽しそう。三鷹・武蔵野エリアに限らず濃厚民族なら激しくオススメ!。コロナに負けずこれからもがんっばっていただきたい次第です。そんな応援も込めて・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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   濃厚で
   コロナ逃げ出す
   匂い哉
 
 
 
   豚骨エキスで
   免疫万全
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
PS.この後使ったマスクは、一日中ずーっと豚骨の香りを楽しめましたー:爆!
 

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  • 作者:嘉門 達夫
  • 発売日: 2015/10/08
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