ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4219】 Tombo (東京・吉祥寺) 焼きNIBO冷やしらぁ麺 + メンマごはん 〜淡麗の中に豊潤さ!涼やかなれど温かみ!地雷源系譜をしっかり感じる夏涼麺!

人混み避けて雨の月曜日昼を狙ってた・・・限定15食

 

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 東京都でコロナ感染者が増加傾向であるため、また在宅ワークがメインの生活に逆戻り。4月〜5月のような重い閉塞感はなく、それも多少の慣れによるものかと感じます。在宅ワークも最初の頃は、通勤苦痛を回避できる喜びみたいなのがあったんですが、やがて・・・引きこもり感覚?運動不足による肥満??などが気になりだす。そして今では運動不足と長時間着座が身に染み付いて、軽い腰痛を感じ始めたりしております。そんなこともあり・・・午後移動で指定サテライトオフィスへ軽く移動!。途中で麺活動して気分を盛り上げましょう。
 
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 月曜昼間の雨だったら・・・多少の混雑回避も出来ましょう。移動しながら道中考えた末、今回は吉祥寺で途中下車。「Tombo」さんを狙ってみました。ここは、吉祥寺と西荻窪の中間地点という・・・割と歩かされる距離ですが、いつ行っても行列発生してるイメージ。運動不足解消もできて、サクッと食えたらな更に嬉しい限り。それに・・・冷やしの限定は一日15食しかないため、売り切れ必須。今狙うしかねえ!
 

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 と、まぁ多少気をそぞろかせながら早歩きでやってきたものの、開店時刻を30分勘違いしており、悠々と待ちなく入店。ゆったりと食わせてもらえました。密対策で座席は一つづつ飛ばして着座。歓喜のため入り口は開けっ放し。大変に清潔さに気を配ってるご様子がありあり!。確か一時期ずっとテイクアウト専門に営業自粛してた時期もあったっけ。座席も間引き営業や、テイクアウトも、夏を通り過ぎてもしばらく続くんでしょうね・・・東京のあちこちではきっと。
  
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<全体> 冷やしと言われねば・・・淡麗穏やか!上品な面持ち!崇高煮干しそば!

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 最近、この店で必ず注文すると決めたもの3つ・・・「サッポロ赤星」「皮ワンタン」「メンマごはん」。ただこれから仕事であるのと、冷やし系に熱々トッピングは無茶なことから、今回は「メンマごはん」のみを添えることに。それと一緒に写真メモにおさまった主役の一杯は、こんな麺顔でございます!。
 

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 おおお!冷やしというより、とっても優しさとか温かみを感じる整った麺顔ですな!。揃う麺線は当然のように美しく、そしてスープは全体的にエキスでキラキラとしている上に、霞がかった琥珀色がなとも上品で優雅!。こちらの醤油らぁ麺に生写しと言いたいが・・・トッピングの肉が上品な鶏胸肉に変わっているため、さらにスマートにも感じる逸品かと。この店ご自慢のメンマが入っているのも嬉しいが、デフォルトでハーフといえど味玉があることもナイス!。これは見ただけで美味いに決まってる!という説得力がありありです。
 

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<スープ> 煮干しの甘味!苦味香ばしさ!カエシは柔らかく醤油と煮干香味油の円やかさ!

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 スープをまずは一口!。表層は細かい油で煌めき漂ってるので、少々動物感やオイリーさがあるのかと思いきや・・・一旦啜ると実に軽やか!ストレスなく一気に体内に浸透しそうなほどライトだが、味わいとしては豊潤!。それは確かに煮干しを主体とする魚介の旨味で、豊潤かつ深い味わいと感じさせます。
 

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 まず煮干し!。最初のインパクトは「香り」。煮干しらしい苦味を感じさせる香ばしさ!。しかしメニュー名のように「ニボニボ」と強く個性を発揮するものでなく、苦味自体はとても控えめで、残存だけが香ばしさとして残ってるような味風景。なので小学生や幼児でも抵抗なく啜り食えるレベルでしょう。そこにはおそらく、昆布や節系の旨味もヘルプに入ってると思われます。
 

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 醤油ダレがまたマイルドですねぇー。カエシと言った塩気の輪郭よりも、旨味を先行して感じてしまうほど。以前、何かのウンチクで濃口も薄口も塩分濃度に関係ないようなことを伺った記憶ですが・・・塩分控えめな醸造感ってちょっと連想してしまう。醤油感はあくまで風味づけというイメージです。またこの油感がいいね・・・・。煮干油と素直に受け取っていいのか?。淡い鶏ガラのように見えるが、感じ方としてはまるでアニマルオフの軽やかさであったことが、とっても淡麗崇高な旨さでいいね。
 
 

 

 
 
<麺> 極細ストレート系のしなやか麺!隅から隅まで美しく整い汁の持ち上げ抜群!引き締まる風味も抜群!

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 麺が旨いね。とってもしなやか!。多加水ストレート系で、いかにも地雷源系らしく美しい細麺です。プツプツと千切れそうなのが、ガッツリと冷やして締められたため、微妙に縦のびするような弾力感もあり!。それが隅から隅までぴったりと揃ってますので、箸をつけるのが勿体ないくらい。またしなやかな腰付きなので麺と麺とが貼りつきあい、汁をすごく持ち上げる力があるようです。そんな性格もあって、ズボボボボボボーーーーっとすすり上げると結構出汁を感じて旨いね!。
 
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 淡い歯応えも素敵。クスクス・・・プツプツ・・・スパスパって、この軽やかさがいい感じ!。繊細な麺にしては、ほんのりと麺の風合いもしっかりしてて、これが更に出汁とマッチしてまたいい感じ!。奥歯でクチリと一気に潰すと、汁と炭水化物が一体化した旨味が溢れます。時々、カイワレや白髪葱が麺に貼りついてきますが、潰した後の清涼感と直後の淡い唐辛子刺激が、余計に清涼感を高めるようです。
 
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<チャーシュー> 低温系鶏胸肉!しっとりした舌触りと湿り気あるパフパフ感覚!出汁を吸い込んで旨し!

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 豚バラ肉じゃあ・・・淡麗さに合わないのだろうか?。いつもの醤油の旨味ソバとは変化させ、今風拉麺の王道のような、低温系鶏胸肉です。これは酒のアテにもなるし便利ですよね。全体的に淡白な味わいだけど、淡さの中に深い鶏肉の滋味を含む。それがいろんな出汁を吸い込んでも調和取れますから・・・どう食っても旨そう。
 

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 肉の繊維質がバクと割れているけど、決して割れて千切れたりしないのよねぇ〜。漠々と出汁を吸い込んでまさにスポンジ。そを前歯や奥歯で潰すと一気に滋味と共に吐き出す旨さがたまらん!。出汁の旨さにしっかりと鶏肉の旨さも伝えてくるから・・・侮れない旨さですな。歯応えもパフパフとしてて楽しいし!。
 

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<メンマ> コリコリ軽快な歯応えに円やかな味付け感覚!Tomboのメンマは一級品!

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 やはり旨い!。コリコリ感が優しくも凛としており、繊維質の繊細さと引き締まりが素晴らしい!。そしてやっぱり味付けがほのかに甘味を残すようで、さっぱりとも感じ取れる清楚な味わい。無限大に食えそうです。
 

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<味変> 山葵:一気に淡麗系に味わい全体を傾ける・・・清涼感のパワー!前後半のギャップを楽しむべし!

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 煮干し系らしく柚子皮のあしらいもありましたが、味変化や風味付の本体は「山葵」。それもごく微量でこれだけで影響するのかと思いきや・・・溶かすと素晴らしき味風景の変化です。当たり前のようですが、実にすっきりする。
 
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 味にも重力があったのかと思えるほど、淡麗に解き放たれる風景画さすが!。香りに山葵らしい切れ込みもありますが、円やか一辺倒が、淡麗さに一気に傾斜して行きますから・・・味もいいが、この変化の速さも楽しいポイント。前後の味わい・味風景のギャップもこの際存分に楽しみましょう。
 

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<味玉にハズレなし!> 薄出汁がしっかり深く浸透!出汁感が卵黄コクと合体!マチュアな甘さのトロトロ卵黄実に旨し!

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 ハーフとは言え美味かった!。白身がとても肉厚に見えて、そして綺麗に均一に出汁が染まってる断面。白身を食ってとても豊かな味がするのです。薄出汁がかなりしっかり浸透してる感覚。
 

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 卵黄はどうかというと・・・もっとインパクトあったかと!。意外とトロトロさが緩い。されど、冷えたスープの余韻がそのまま濃厚に溶けているような感覚!。出汁の甘味感覚がそのまま感じ取れました。しかもマチュアな濃厚旨味が実に濃厚!。旨し!嗚呼・・・やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 
 

 

 
 
<メンマごはん> クニャりと柔らかくコリコリ歯応えが堪らん!ごま油?が絡んで食が進むうまさなり!

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 おおお!これほど大胆なボリュームに、綺麗に整えられた並び。小さい丼がまるで小宇宙のような規律性を感じます。しかもよく見れば・・・醤油系のタレが降ってあるのがわかる。当然ちょこっと乗ったネギの薬味もナイスだし、上から仕上げに降られたブラックペッパーの散らばりがまた旨そう!。
 
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 スリムで長くてフニャとしてるようでコリコリした引き締まりのある歯応え。これが快感です!ご飯のトッピング用にごま油っぽい香味油が全体に合わせられてて・・・これがブラックペッパーと共鳴して旨い!。前回は気付かなかったが、タレの醤油に辣油の片鱗あるような??気のせいだったらすみません。ブラックペッパーと感覚と混乱してるかも。
 
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 また白飯も旨い!。やっぱり醤油系のタレを存分に染み込ませましょう。飯粒に甘味がこもっているかのようで、それとマッチする旨さだから!。嗚呼、メンマごはん・・・メンマ好きなら絶対食っとけっすよ!。
 
 

 

 
 
総じまして「淡麗の中に豊潤さ!涼やかなれど温かみ!地雷源系譜をしっかり感じる夏涼麺!」

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 ・・・と言う感動!。これは、もっと本格的に暑い時期だともっと美味しく感じとることでしょう。ビール飲んだ後でも負担にならないライトさなのに、豊潤さはたっぷり。山葵味変で気分も変わるし、食欲なくても必ず一気に食い切ることでしょう。いつまであるか不明なんですが・・・わざと暑い日に狙ってみることも激しくオススメ!です。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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