ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3309】 Noodle Kitchen GUNNERS (川崎・新丸子) 特製冷し貝そば + ライス ~夏のご馳走感とフルコース的華やかさありありの冷し貝そば

<サッカー熱の冷めやらぬ店で、涼しく冷しそばをいただく>

 こちらの店名はイギリスのサッカーチーム「アーセナル」の愛称の様子。なので店内はサッカー一色です。日ごろはアーセナルグッズやチームカラーで一杯なのですが、この期間は、ワールドカップの中継録画などが店内に映し出されており、ますますサッカームードとサッカー愛が高まっております。そんな感じで、外も暑いが店内も熱いぜ!。
 

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 以前食べた「蛤と鯛兜の酒蒸しそば」が好印象だったので、今回はそれを求めて再訪問。前回は塩だったので、こんどは醤油をと思ったのですが、なんとそのメニューに変わって「冷し貝そば」に変更になってました!。なんだかこれも嬉しい!。貝大好き「貝星人」な私だし、またこうも暑いと冷たいものが正直言って欲してしまう。あまりにも嬉しかったので、特製とさせてもらいました。
 
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 ところで・・・・、今回のワールドカップ。振り返ってみるととても多くのことを学んだ気がします。日本の芯の強さと精神性、勝負への拘り、未だある世界の高い壁、そして「ワールドカップは魔物」であるということ。人間の思いつかないドラマチックな結末を、幾度も見せてくれました。いろいろあったけど、結果として良かったのではないでしょうか。
 

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<淡麗さ透き通る貝塩感覚!貝のアピール淑やかにして冷涼演出もナイス!>

 そんなことを考えながら、ブラジルの過去のサッカー試合を眺めておりました。あともう少しで、ブラジルと戦えたかもしれないと思うと切ないのだが。そんな感じで心の中で涙の塩っぱさを味わっていたところで、今回の「冷し貝そば」が配膳です。それはこんな麺顔。
 

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 おおお!埋め尽くすトッピングの迫力!冷やし・・・だからもっと涼やかなと思ってたら、嬉しいほどに暑苦しい(笑)。ここに冷えたビールがあれば良いのだが、それをしたら会社を辞めなくてはいけません。そして、よくよく眺めていると、汁がとても透明感あり、冷涼な雰囲気も醸し出してます。これは、食傷気味の夏の胃袋でもグイグイと食わせてくれる予感がする!
 

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 さてまずスープから味わうと、これがキンキンに冷えている。このため塩気と尖りと、貝エキスが一見大人しめに感じますが、それでこそあっさりとした淡麗として旨く仕上がっています。とくに貝出汁と魚介の感じが、淑やかに感じるほどに上品!。もうこの時点でこの汁は、このままではもったいない・・・。最後はご飯割して出汁茶漬けにしようと決めました。
 

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 食い進めていくと、岩海苔がゆっくりと溶けだして、これがまた風味を増します。トッピングが洋風なニュアンスが高い一方で、出汁の和風円やかさが沁みる。そんな感じで和んでいると、キンキンに冷えている正体が分かった!。出汁の氷が仕込まれているのであった!。こういう拘りと気配りが大好き。これはかみ砕いたりせず、最後まで取っておこう・・・。
 

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<キュっと引き締まりで凛々しい歯応え!艶も忘れないストレート細麺>

 キンキンに冷えた出汁に、引き締まった麺はベストマッチングです。ややスリム度が強めのストレート細麺。歯並びが悪いので噛み切りると一回では切れず、縦方向に伸びやかに感じます。加水は高めな印象ですが、引き締まり度が高く、クツクツと感じる切れ味。しかし汁の浸透が程よくと、またスープの持ち上げも悪くないので、奥歯でプレスするとグニグニと弾力を発揮し、出汁旨みとグルテンの風合いが一体化して昇華します。
 

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 全体的に白い感じで上品ですが、表面の艶はありありで、歯応えの凛々しさとすすり上げの艶っぽい滑らかさが交差するようなイメージ。これもなかなか崇高な麺と感じます。
 

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<鶏1豚2で3種の崇高チャーシュー!更にワンタンまで追加投入の華やかさ>

 さすが特製。どれをとっても質感が高いです。まず鶏肉は胸部分でして、パフっとした歯応えに出汁の味わいと肉の淡泊な風味が混じる。そして更にハーブのようなものも味わいに役割を果たし、なかなか本格レストラン的な昇華した旨さです。さらに豚が2種続きますが、一つはばら肉。良くある醤油系のタレ浸透とは違う、洋風な肉マリネ的な浸透度合いが美しいです。低温調理の得意面が存分にでています。噛むと肉繊維はきめ細かくて柔らかく、余計な脂も感じずに化粧パフのように歯応えは柔らか(実際に、化粧パフを噛んだことはないが)。また脂身にバーナーが入ってる??脂が焦げたような甘味もいい感じ。さてもう一つは、肩ロース肉。赤身と脂身のバランスがよく、これも噛み締めるほどに、肉味を感じる部位です。タレの淡い浸透だけでグイグイと食わせてくれる、そんな肉迫力がナイス。
 

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 これだけで終らないのが「ワンタン」。2つ入っていて、餡が小さめサイズで皮尾ひれが大き目。軽くコリコリと歯応え感じる粗挽き感には、素直な肉塩味を感じます。それをレンゲで餡と尾ひれとまとめて一口で頂く!。いつもなら火傷を気にしながらなところを、今回だけは安心して食えるね。奥歯でもろともかみ砕き、歯応えと味わいを確かめるように、丁寧に美味しくいただきました。
 

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<味玉にハズレなし!膨よかな甘みがたまらん!>


 味玉も絶品。淡い醤油系のタレが深く染み混んでいて、まず噛むとタレの風味が香ばしくて旨い。しっかり均一的に白身にそまって美しいカフェオレカラー。そして卵黄はねっとりと湿った芋羊羹のような状態で、これがまた濃密に円やかで甘味が深い・・・。嗚呼、やはり今回も味玉にハズレなし。
 

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<出汁が勿体ないので茶漬け風にしてみた!貝風味アップ!>

 もうこれは、最後は出汁茶漬けしかあるまい!。ライスを現金でもらって、さっそくそのまま全部、丼の中へと投入。少し熱をもったライスですが、これで出汁氷がとけてゆきます。ひたひた感もベストで、早速レンゲでいただく。すると驚いたことに、貝の風味がふわっと盛り上がってきた!。やはり淡い熱が加わると、風味が生き返ったように広がるのですな!。このためこれが想像以上に旨かった!。アーリーレッドの刻みがまだスープに浮遊していたのだが、これがシャリシャリとしており、茶漬けとして色合いと歯応えを見事に表現してますよ。このライス割は、激しくおすすめであります!。
 

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 総じまして、「夏のご馳走感とフルコース的華やかさありありの冷し貝そば」と言う、何だかひねりない感想まとめでごめんちゃい。この季節、ラーメン食うと汗だくになるのだが、今回はそんなこともなく、とても優雅な気分で駅までの距離を歩きました。汗だくと言えば・・・ロシアって気温が高いところもあるのを、今回のW杯で知りました。あんな環境で大きな期待を背負って、いい試合みせてくれたことには感謝!。いや誇りを覚えます。また4年後に備えて、前を向いて頑張ってもらいたいです。そんな西野ジャパンへの感謝を覚えつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。



   盛り上がる
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   思いはせ


   サムライブルー
   健闘讃う



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 
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