ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5105】蛤麺 しちり(東京・荻窪)特製牡蠣とポルチーニの醤油そば + 貝のしぐれ煮ごはん 小 〜貝好きなら集まれ!食うべし!貝類好きには堪らんお店!中央線利用者なら一回食っとけ!

年明けて本領発揮!限定メニューを狙ってみたよ

 
 貝出汁拉麺も、都内にぱらぱらと見かけるようになりましたが、牡蠣の限定があるというので、先日の吉祥寺に続いて、荻窪に出向いてみました。今回は、出勤早引けの帰宅途中でサクッと突撃。自宅に戻っても飯がないということなので、しっかり晩飯気分でいただいてみましたー。仕事が残ってるので飲まずー。
 

 
 
 
<麺顔> 香味油の明るいクリアイエロー!相反して重厚な牡蠣ペースト!意に介さず美しく重なる肉達!

 
 ポルチーニが滲んだ醤油そばだと単純に予想してんですが、実際に配膳された麺顔は、とても独特です。クリアイエローの香味油が全体に広がり、典型的淡麗醤油そばのはずが、明るい洋風拉麺のようにも感じるではないか!。
 

 
 しかしアクセントのように牡蠣ペーストが鎮座します。醤油出汁は牡蠣エキスが前のめりに溶け始めているので、軽い霞みを醸し出してる様相。そんな出汁の複雑さを意に介せず、特製トッピングの肉達は、美しく並べられ、とても整った落ち着きを感じます。
 

 
 
 
<出汁> 牛&鶏の清湯に明るい醤油!重厚カオスな牡蠣ペースト溶け出しポルチーニ油の洋風なコクが染みる

 
 価格は張るが確かに旨い。それが期間限定メニュー。こちらは、牛白湯と鶏清湯に、蛤出汁を溶かすというユニークな出汁です。そこに牡蠣を溶かして、香味にポルチーニを足しこむという面白さ!。
 

 
 牛骨の軽やかで肉厚なコクが広がる中で、鶏の分厚くもさっぱりした煮出しが響きます。そこに生醤油系のタレが溶け込んで、それだけでもすでに完成型。そこに更に2種の演出を滲ませます。
 

 
 まず牡蠣ペースト。これは自宅でできない所業でして、酒蒸しした牡蠣の身を丸ごとペースト状に仕上げた感覚です。酒蒸しにより牡蠣腸のエグ味が調整され、そこを一気に調味料と共にバーミックスで攪拌されたような仕上がりです。更に植物系の濃厚な油(オリーブ?)にポルチーニを溶かし込んだ展開で、まさに和洋折衷な旨さ。
 

 
 
 
<麺> 出汁吸込んで甘味が上品!品やかさと滑らかさが極まる中太ストレート麺!

 
 白濁な出汁に透けて見える白地が綺麗。やや多加水系ですが張りと弾力をアピールするタイプでなく、お淑やかと思わせる風貌滑らかさ!しっとりした歯応え!とっても優しい中太ストレート麺!まず滑らかさが上品。麺同士絡み合い箸ともつれて持ち上がりますが、その仕草が滑らかー。口当たりもソフトで、品やかな腰つきにより、啜り上げがとても平打ちにしてはシルキーとすら感じます。
 

 
 また出汁を吸い込んでから甘味すら感じるのがいいね!粉の質感がそのまま伝わるような素地の旨味が素晴らしいのです。噛み潰すと、出汁の旨味の奥に麺素地の甘味があるような感覚。牡蠣の旨味に絡んでもやっぱり出汁を受け止めた後の風合いが見事!。合わせてポルチーニおエキスと炭水化物の一体感の、楽しさは高まるようですわ!。
 

 

 
 
<チャーシュー> どれも淡麗で上品な味わい!鶏豚3種肉!牡蠣とポルチーニに負けず共鳴する旨さ!

 
 低温調理が既に熱でほてったような豚肩ロース!!薄味に出汁が浸透するバランス感がナイス!これは元のソミュール液と出汁の旨味とシナジーあり!。薄切りなので、完全にほ出汁熱でほてってしまうが、それもまた赤身の肉味に貝出汁が滲んで味わいが高まります。脂身は溶けるが若干出汁にも影響与えている様子で、蛤出汁と脂身の甘味の合体が旨いのだ!。
 

 
 パフパフな優しい歯応えで、細かい肉繊維の隙間という隙間に蛤出汁が浸透しまくり!そんな鶏胸肉!鶏肉の淡麗な滋味としっかり強めな貝出汁が浸透!淡白な肉で出汁とマッチすること必然の旨さです。噛み締めるとスポンジのように出汁を吐き出して、鶏胸肉の滋味と牡蠣出汁の旨味が広がります!。
 
 

 
 最後に豚バラ肉!ポルチーニと牡蠣の旨みを受け入れる脂身!微かに醤油ダレとローストの風味を感じさせます!。周囲のロースト部分には醤油系の出汁を感じるとともに、焦げが香ばしさを醸し出し、他の肉とは違う旨さ!。
 

 
 
 
<味玉> 白身柔らかく卵黄は崩れる柔らか仕立て!優しい甘味!貝出汁ベースとは思えぬ円やかな下味!

 
 出汁が均一に浸透しており手間も感!。白身がとても柔らかくプルプルとした食感。とてもソフトな食感で味わいをしっかりと感じる白身の質感が非常にナイスです。
 

 
 卵黄はほぼ全体がジュレっぽい仕上がりとなり、少し緩さも残ってる仕上がりが好きな感覚。当然ながらしっかりと出汁を含んだ旨さだが、ナチュラルな甘さでそこがまた上品さを感じます!。
 

 
 
 
 
<〆飯> 浅利のしぐれ煮ごはん!和山椒滲んだ佃煮風で具沢山!牡蠣出汁をかけて茶漬け風に楽しむ!

 
 浅利の旨味がしっかりと感じられるし、浅利の量が多いので貝好きとしては興奮ものです。今回は、前回訪問時に食したのとは、また違った仕上がりで、佃煮ニュアンスが深いです。それだけなら醤油味が濃ゆいのでしょうと単純に片付けてしまうが、今回は、和山椒のニュアンスがほのかに響くのであった!。旨し!。
 

 
 へへへ残った牡蠣&ポルチーニの醤油出汁を少し足してかけて味わいましょう。まるで貝出汁茶漬けの超豪華版!。へへへ・・・これ以上述べる必要がないほど、わかりやすい旨さの展開です!。実はこの店、日替わりの限定ごはんもあるんだが、結構それが他客のを覗き見れば凄く旨そう!。
 

 
 
総じまして「貝好きなら集まれ!食うべし!貝類好きには堪らんお店!中央線利用者なら一回食っとけ!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。貝出汁中華そば専門店で、しかも牡蠣の出汁とはかなり旨いエキストリームなる一杯!荻窪駅南口すぐ側っていうロケーションも見事!。フラッと下車した一杯啜るにはもってこいかと!。貝好きなら特に激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!

 

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