ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3245】 麺場voyage (東京・京急蒲田) 潮ラーメン ~海賊と山賊の融合みたいな見事なるカオスの崇高麺!

<海系のこだわりとチョイ飲みスペースがいい感じ〜>

 ま~だ大型連休の疲れが取れないのか、妙に昼前後に眠気が襲うのです。今年の春ほど、風が強かったり、気温が上下することが多いなど体験したことがないような気分。なので体が疲れているのでしょうか?。みなさんはどうですかね。私の場合は、単に休み気分が抜けていないだけなのかもしれませんが。
 

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 そんな感じでしたので、京急川崎駅で降りるところをすっかりと寝過ごしてしまって、蒲田で目覚めてしまいました。電車の揺れとエアコンの風は、1分間で居眠りへと誘いますね・・・。じたばたしても仕方がないので、ここで昼飯!ランチラーメン活動といたしましょう!。京急蒲田と言えば、ラヲタならばすぐ思いつくのは2店舗。その内1店舗は「麺バカ息子」。かなり好きかも!。しかし、最近移転してまだ訪問挨拶できてない店があるので、今回はそちらへと参りましょうか。それが今回の「麺場voyage」さんです。
 

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 一応、休業日とおすすめメニューを確認するために、ツイッター等で確認してから参ります。桜エビなどの限定がめちゃ美味そう情報をゲットして勇みますが・・・銀行で金を下ろすのを失念しておりまして、財布の中はなんと英世一枚(寒!)。ま、一枚でも入ってたのがラッキーと言うべきか、選ぶに選べないもののデフォルトの「ラーメン」で今回はご挨拶とさせていただきます。因みに、券売機は「ラーメン」表記ですが、店前の旗は「潮ラーメン」、「帆立とキノコの潮ラーメン」と二種類あり、どれが正式名称が不明なので、ここでは「潮ラーメン」と表記させてもらいます。
 

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<ホタテの塩気のある旨味と海苔の磯感覚!ここにキノコのミスマッチな旨さの融合素晴らし!>

 店について、まずは店構えの写真メモを押さえておこうと思いきや、ちょうど店前で電話してうろうろしている先客あり。どくのを店前で少しまっていると妙にねばる~。どうしようかとオレも粘ろうか?などと躊躇していたら、イラッシャイマセと店の方から、声がかかる。まずは入店して、予定どおりのデフォルトメニューを、券売機で購入です。続けて「ポテトサラダサービスデスガ・・・」とおしゃるので、「要ります要ります」となぜか2回クチを突いて出ました。テーブル席へ案内されて・・・・結構、夜も意識したつくりであることを再認識です。ポテサラ大好き「ポテサラ星人」な私は、それを辛抱しきれず、先に堪能したいたところで、配膳が完了です。それは、こんな麺顔。
 

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 おおお!何と言うカオス!上品さとワイルドさが溢れているというか感じ!。花あられが上品な浜辺を意識させるようでもあり、星空ミルキーウェーのようでもある。一方、帆立を意識した麩には、宝箱のようにいろいろなものが込められており、また少し溢れている。岩海苔の漂いが、スープの透明感とは裏腹で、時化た海のようにも感じさせる。唯一無二の麺顔ですねー。
 

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 まずはスープからいただきますが・・・・なるほど、確かに「帆立とキノコ」だわこれ!とうなずけます。どっちもかなり旨みを主張するパーツですが、印象的にはこれがベストマッチなのかどうなのか不明なるミスマッチ感覚あり。しかしこのミスマッチ感が、味のカオスを深めているとも思え、実に悪くないと・・・味わえば味わうほど、ハマってくるようです。ここで評価が分かれるかも。また岩海苔の風味が磯の感覚をプラスさせてゆくのが、面白い味風景。帆立と岩海苔は合うと思うが、キノコのエキスと岩海苔のコンビネーションは、私の経験領域外のニュータイプです。
 

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<キノコのフレークとホタテの身!そして岩海苔が風味と食感を高める!>

 さらに味わいを深めていくのは、帆立の麩に込められたパーツたち。キノコをフレーク状にしたものが、徐々にスープに溶けだすと旨みが更に深まるし、半分湿った柔らかいフレーク感が歯応えを楽しくさせます。さらに岩海苔が溢れこの影響は記述ですが、帆立の身が一欠けら乗せられており、キノコよりも帆立を食べ手にアピールしているようです。確かに、個人的にはキノコエキスで頭がいっぱいでしたが、潮ラーメンというがことしで、塩気が潮の感覚をうまく表現していますねー。いろいろ山海エッセンスがありつつ、とてもバランスよく全体がまとまっていると言うしかないですね!
 

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<菅野製麺:美しいストレート細麺!程よく淡きクツクツ感と汁吸いの旨味バランス良し!>

 とても白い地肌と、きめ細やかさが印象的です。このブランドには歯応えを期待してしまう私ですが、今回もお見事だったかと。パツパツではなく、適度に抵抗を感じる程度のクツクツした茹で上げ感が印象的でした。そして汁を吸い込むこともしっかりと計算に入れたような、上品な風合いもいい感じ。麺が汁を吸い込むばかりでなく、麺と麺も貼りつきあうので、隙間からスープを持ち上げるのも特徴的です。
 

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 途中でネギやらアラレやら、岩海苔も貼りつきますが、いろいろ貼りついた物体もろとも奥歯で潰す。プチプチと箸からプレスしては千切れ潰れていく合間に、カリカリにゅるり・・・と響きながら、つぎつぎへと啜り食う箸がとまりませんでした。
 

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<安定感感じる豚ロースのチャーシュー旨し!>

 脂身の差しがいっさいない、きめ細かい筋繊維メインのチャーシュー。ロースでも腕に近い部位なのか、それともモモなのかは不明ですが、ロースと感じて歯を立ててみました。引き締まりがあるかなと思って、やや力を入れてみましたがとても柔らかい!。スーッと切れる感じで、薄味で本来の味わいもキープ。そこにスープもある程度表面は浸透するので、なかなか薄味系で旨いです。ビールにも焼酎にも合いそうな仕上がり感。そういえば、こちらのビールはハートランド。自説・・・・「ハートランドのある店は旨い店」。
 

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<ポテサラにハズレなし!>

 ランチタイムサービスでいただいたポテサラですが、プチサイズなので最初は舐めてた。しかし・・・これがすごく旨かった。もっとくれもっとくれもっとくれと、頭のなかで大騒ぎ。キノコが少し入っているのか???とてもクセになる!。夜だったらレギュラーメニューにあるのだろうか。嗚呼、ポテサラにハズレなし。
 

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 総じまして、「海賊と山賊の融合みたいな見事なるカオスの崇高麺!」と言う感じでしょうか。「賊」ってのはデフォルメし過ぎでかも。実は、個人的には移転前より今の方が気に入っているかも。ポテサラに買収されたわけではないですが、デフォルトの一杯は、バランス感では良くなったのでは?と感じていますが、どうなんでしょうかね。蒲田でラーメンと言えば、JR側が盛り上がっているのですが、京急側も盛り上がってほしいと思いました。個人的にもこの駅は割とスルーしがちなのですが、ちょっと外出時の候補には入れなおしておきたいです。素敵なミスマッチで、どこかとてもまとまりを感じる一杯。みなさんもいかがでしょうか?。と軽く宣伝しておいたところで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。



   安らぎの
   潮の旨味と
   キノコ出汁


   しみじみ食いて
   新たにvoyage(字余り)



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!
 

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