ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2868】 中華そば 光来 (東京・新宿) 冷し中華そば

<冷や中でも、安くて旨くてボリューミー!大変助かる店!>


 この日は疲れ果て、もう外出先から早めに直帰とさせていただきました。そんな午後6時前。西新宿の「光来」さんに来ました。昨年の夏から、この店の「冷し中華」は欠かせないと思ったのを思い出したからねー。訪問時、ちょっと早いかと思いきやもう客入り6割の状況で、そろそろ混みそうな時間帯の前でよかったです。






 それにしても「光来」さんは、実にありがたい!。本当はもっと通っても良いほどなのですが、ついつい日常生活に疲れていて、新宿駅から少し遠くに歩く気が起きず、スルーしてしまってます。しかし、こちらは都内でも安定したコスパの高さが魅力的なラーメン店。どれ食っても安い上にしっかりとした作り込みがある。しかもボリュームでケチらない上に、「晩酌セット」まであるというのだからすごい。私にとって西新宿での憩いは、思い出横丁の「岐阜屋」かここ「光来」ですよ。ちなみに・・・岐阜屋は最近いつも座れない状況でして、観光客が増えたなーって寂しい思いをしています。光来まで進出してこないことを願います。







 




<積み重ね風盛り付け!>


 アジアンな女性店員さんが、入念にトッピングをのせ準備しているのが、カウンター越しに伝わります。じっと待ってて配膳されたのがこの麺顔。昨年よりは「かわいい」仕上がりにも見えます。そこには、微妙に女性のセンスを感じますかな・・・。こちらの冷し中華の盛り付け特徴は、「重ね盛り」です。通常、冷し中華なら富士山を模したコニーデ型に盛り付けるところですが、平たく重ね盛るという大胆さです。蒸した鶏肉、春雨、きゅうり、錦糸卵、辛ネギ・・・という構成での盛り付け。結果的に、富士山ではなく「ギアナ高地」に似た盛り付け方になります。超小型ドローンを飛ばして撮影したくなります。







 紅生姜を排除しているというのも特徴です。その代わりに赤いソース的なのがポツポツと垂らされている。これは甘いようで辛いような、面白さを感じるソース。これがあとあとじわじわと効いて来るわけです。












<明確な酸味と胡麻の円やかさ!唐辛子系の優しい辛さもジワジワ響く>


 見ての通り「胡麻ダレ」系です。コク深さで食わせるタイプと感じ、胡麻の甘みか香ばしさでグイグイ食わせるドレッシングタイプ?それとも、棒棒鶏を意識した練り胡麻タイプ?など空想してしまいますが、どっちも少しはずれっぽい。胡麻ダレ系の冷し中華の中でも、酸味をしっかりと伝えるタイプなんですねー。その一方で金属的なまでの尖った酸味はなく、胡麻らしいマイルドな押さえ込むま止まりもありなむ・・・。コクと酸味が一体化した旨味で、バクバクと食い進んでしまいますー。






 ここに、あのトッピングに降りかかったソース的な赤いのが混じるとうまい。甘いのか辛いのかわからん赤いソース。これと辛ネギの辣油香ばしさがあいまって、タレとしてはパンチが生まれます。しかも冷え冷え。夏にはかなり嬉しい誘い方です。この胡麻ダレは、蒸した鶏肉を浸して食うとうまいのは想像できますが、春雨にも実に合うね!。途中で麺と絡めるのより、春雨で胡麻ダレを味わっていたかも!。春雨はまるでタレを味わう触媒のようなイメージで、早々に食い尽くしてしまった(笑)。


 




<さすが製麺所直営!質感豊かでボリュームアップ!腹パン!!>


 ところでこの数年、「J系冷し中華」は、十分に認知されたようです。J系冷しならいざ知らず、通常の街中華の冷し中華で「腹パン」になることはまずございません。ところが、ここではデフォルトでそこそこ「腹パン」になるのだから嬉しい限りです。しかも学生食堂の冷し中華のような、ボリュームあるけど質感薄いというのでは決してない。さすが製麺所直営の店と言ったところか?。物流の中間マージンを剥ぎ取ったら、こんなにも格安でボリューム還元できるのかと・・・・手帳にメモをしてしまいました。







 ストレート細麺は、流水冷水で一気に締めると、これほどキリリとするとは改めて感動です。締めた麺は、温麺のように汁の吸い込みは早くないけど、じわじわっと吸い込むのがわかります。だからこそ冷し中華だけは、早めに食いきった方がいいと初めて感じました。冷たい麺の風味を感じつつ、冷えたタレで食う幸せ。後半になると常温がどちらにも影響しますからねー。旨いうちに食い切ってしまおうもう後半以降は、ズボボボボボーーーーっと啜り上げるばかりでした。











 総じまして、「いつも感謝の格安サービス!コスパは都内トップクラスの冷や中」と言う感想でしょうか。そのまま何のひねりもないまとめ方でごめんちゃい。680円というと、この店では天井的に高い!のですが、一般では冷やし中華をこれで食えないっすよー。しかもこの質感とボリュームですから、ぜひオススメです。しかし、こう言っては何だけど、本当は480円の味噌ラーメンがうまいかも。いやいや・・・やっぱり400円の中華そばかなー・・・。日高屋の社長腰抜かすと思いますよ(笑)。私はこの後、190円の生ビール中を一杯だけ飲みに行ってあとは素直に帰宅しました。しみったれでこじんまりした憂さ晴らしー。今仕事が厳しくてねー去年のように弾けた行動ができない夏ですが、疲れだけは年々増す。白髪が増える。シワが増す。西新宿の高層ビルを見上げつつ・・・西新宿の親父の歌を思い出しました。やるなら今しかねーってか。とっとと詠って明日へと繋げたいと思います。



   疲れ果て
   こずかい果て
   また光来



   冷や中食った
   復活オヤジ



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





西新宿で逢ったひと

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西新宿の親父の唄

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