ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2869】 らーめん 太陽 高円寺店 (東京・高円寺) 冷し中華 大盛

<そろそろ阿波踊りが待ち遠しい〜〜高円寺!>


 別に気にしているわけでもないのだが、JR高円寺駅のホーム発車メロディーは、耳に残っております。それは「阿波踊り」。日本三大阿波踊りってのがあるらしくて、それは「徳島」「川越」「高円寺」などという噂もある。信じるか信じないかはあなた次第です。いつも毎年夏のお盆で実家京都から帰ってきた時節から、高円寺阿波踊りが盛り上がるようなイメージ・・・違っていたらごめん。それほど、中央線沿線住人としては、風物詩なんですー。






 そして別の高円寺夏の風物詩としては、個人的には「らーめん太陽 高円寺店」の冷やし中華!。いやマジで。これを食わんといかんと昨年から恒例夏メニューリストに加えました。はっきり言って、どこにでもあるような冷やし中華なんですが、なんだか心をくすぐるわけでして、食わずに居れなくなる一品。ふつーに旨い・・・というのがピッタリと来る。まずは、簡単に紹介しておきましょう。


     











<定番トッピングをシンメトリーに配置したコニーデが美しい〜!>


 冷やし中華の盛り付けで、これは!と思うのは、揚子江菜館@神保町でしょうが、この麺顔もイケる!と思うのです。よくみてくださいよ、完璧なるシンメトリーです。上下左右とトッピングを見比べてください。こちらのお店の大将のセンスと真面目さが光る。微妙に崩れてはいますが、楽しませたいという心意気を感じますー。






 錦糸卵・きゅうり・チャーシュー・・・いつもの3兄弟もしっかりした作り込み感。チャーシューのスカスカっとした味わいの中に、しっかりと醤油だれの塩気が効いていて、全体味わいの中にエポックを与えてくれます。そこに追加のエッセンスは、「櫛切りトマト」と「ナルト千切り」です。実は珍しくも驚きもない。しかし、決して冒険はしなくとも、分かりやすい範疇でいい仕事と思えます。思いっきり大衆系だったら紅生姜で良さそうなところを、トマトの酸味と甘みとみずみずしさでカバーです。大衆の範囲内でのゴージャス感すら覚えます。そして、ナルトは嫌いな人は居るのだろうかと思うほどに、テッパン定番なるうまさ。麺と絡んでもいい仕事をします。











 さらに伝えたいのが、立体的盛り付け。ラーメンは真上から撮るのが、ラーメン本の基本でしょうが、やっぱり斜め上からの方がうまそうに映る。味も見栄えも三次元の方がいいー。実はちゃんとコニーデ型を意識したような感じになっとります。大将のセンスに乾杯。












<軽く全体的に香味油を絡めてからの麺盛り付け?? 啜るたびにライト胡麻油で香ばしい!>


 今回は何が旨かったか!?というと、実は麺でした。別に特別な特注麺とは思えなく、いつも食ってる480円ラーメンのと同じはずなんですが、そこには少し工夫が見て取れます。麺を茹でて流水で粗熱を取り締める。それから十分な水切りをしているはずで、そのあと・・・・ボールへ入れてるは別として、香味油を少しかけて混ぜ合わせて、コーティングを施していませんかね?。しかも胡麻油系も入っておりませんか? 妙な話ですが、とてもツルツルで超高速に駆け抜けていくスベリである上に、その瞬間が覚えのあるような香ばしさが残るのです。真偽は不明。勝手な妄想であるのであしからず。






 でも、大衆系の麺でも、冷やしにすると少しグレードアップしたように思えるのは何故なんでしょうな。麺の風合いが増すところが、冷やしのポイントなんでしょうか。また、少し茹で上げで膨れっ面した部分が、当たりがライトに思えて、それでいて引き締まって外固に思えるところが、意外性を産むのでしょうか。







 取り立てて、遠くから足を運んで一回食っとけ!とは言えない。しかし、妙な共感を覚えてしまっている私は、確かにおじさん。そう・・・・おじさんが和みたいときに食う冷やしとしては、極上なんじゃないかと思う次第です。







<酸味抑えめの方が一般的か?ライトな醤油ダレは出汁感豊かで落ち着きあり!>


 醤油ダレは、この夏これまで食ってきた中では、最高ランクのライト感。シャバシャバ感覚が危惧されるところでしたが、これが全く持って満足なのです。薄い、シャバいとは決して感じない。それでも薄味なのだから、実に言っていることに矛盾を覚えます。






 思いますに、「酸味が少なくて控えめ、バックアップに徹している」というところと、「出汁感が広がる」という点でしょうか。多少の調味料のマジックがあっても不可思議ではないし、それもアリ!。思い返すと最近、これは!?と思う王道系の冷やし中華では、「酸味控えめ」なパターンが多い気がしてきました。流行り??・・・・いやいや、それが?それも?王道なのではと、この夏30杯以上連続で食ってきた時点で、ようやく分かってきたかもしれません。







 総じまして、「すっきりした纏まりありつつ、しっかりした王道の満足感!」と言う感じで、これも THE 街中華冷や中! とも言えなくもない。去年も食ったのだけど、今年はもう一つワンポイント上のうまさですよ。これはもう来年も再来年も、定期的に食い続けると思います。ところで、このメニューには、ゴマだれバージョンもあります。+50円だそうな。今回、その50円で怯んでしまった反動で、わざわざ呼び止めてオーダー変更し、+100円の麺大盛にした次第。嗚呼、冷やし中華は、高いな・・・・・。しかし、こうも暑くては、やはり冷やしは欠かせない。悔しさまぎれに詠ってしまいます。そしてもう寝よー。



   猛暑日に
   激務に疲れ
   宵の口



   冷や中啜って
   放心状態



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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