ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2041】 Bonito Soup Noodle RAIK (東京・永福町) 鰹×鶏らー麺

 とある日曜日。私を除く家族はそれぞれ用事があるらしく、私一人家に取り残されてしまいました。なんだよ・・・それなら早く言ってくれよ。ラーメン遠征でもしたのに〜と悔しい思いもしましたが、それなら近場で遠征でもきめこもうと思う次第。そんなこんなで、今回は「大宮八幡」近辺の「Bonito Soup Noodle RAIK」へ。新橋の「愛宕」ご出身とのことで、期待が高まりますね。それにしても、このあたり陸の孤島って感じで行きづらい。クルマを走らせ、パーキングはスマホアプリで探してと・・・・いう感じで訪問です。








 訪問時は、先客他客すべてカップルという妙なシチュエーション(笑)。なぜかって言うと、女性を連れて行きやすい雰囲気でもあるしね〜。派手すぎず、雰囲気がしっかりしているというか。狭いながらも、コンテンポラリーに雰囲気がまとまったカウンター6席の店内。シルバーのステンレス一枚カウンターが印象的。近所のラーメンバーってな感じで連れて行きやすい感じ。ここなら嫁はんも連れてこれるかもな・・なんて空想したりして待ちました。


  











【鰹出汁の濃厚さと鶏コクのすっきり感!繊細な荒削り感覚がナイス!】


 配膳の瞬間は、写真の見た目よりも少し重厚に感じるような印象。普通の醤油系の清湯系、それも鶏のすっきりした一杯かな〜なんていう予測は、少し嬉しい側にずれる感じでした。深い醤油ブラウンは予想的中なんですが、漂う香味油の粒子の豊富さ、それとちょっぴりオイリーな風合いなのかも。いずれにせよ、旨そうには変わりなしです。








 味わうと、その色合いから醤油のカエシが効いたエッジングを思わせるんですが、これはすごく円やかです。醤油の円やかさもありましょうが、鶏・・・ブランド大山鶏のエキス感と、鰹の香ばしさと甘さが、ぎゅぎゅっと詰め込まれたような印象。そんな「甘さ」が実に胃袋にしっくりとくる感じ。食べ応えも見た目以上です。







 香味油が少しかかっているのか、それがまた面白い。鰹節感というより、鰹を荒削りして染み込ませたような風合いある香味。浮遊物も何やら鰹っぽく感じます。ただ甘さと円やかさだけではないな〜と思えるのは、かすかなスパイス感かと!これが甘ったるくなくしている効果が絶大でして、ぐいぐいと後半になるにつれ、飲み干せ〜飲み干せ〜と背中を押すような感覚です。












ライ麦配合で全粒粉なる見栄えな麺!妙にコンテンポラリーとしっくりくる!】


 配膳を待つ間、時間を持て余すのでうんちくをぼんやりと、ただ読んでたんですが、ライ麦を合わせたものなんですね。店の外には「菅野製麺」の麺箱がありました。なかなかこれだけでも期待が膨らみます。


 標準タイプのストレート細麺。際立ってストレートが強調されていないところが、また全粒粉混じりな風合いとよくマッチしています。風流で旨そう・・・そんな印象で、濃ゆい清湯スープをやや吸い込もうとしているのがまたそそります。啜り上げは、きめ細かくて汁をまとっているからとてもシルキーという感じ。そこを前歯を突き立ててみると、やや加水が低めな感じで、クツクツ・・・・スパスパっという淡白な切れ味。そしてぼんやりと感じる粉風合いがいい感じです。後半につれやや汁を吸いがちになってもダレることなく、実に好印象。風流な見栄えでありますが、実にスープにマッチするレベルは高いです。













【大山鶏のむね肉は風味良く、低温調理肩ロースは崇高な仕上がり】


 もはや、デフォルトで二種の崇高なチャーシューというのは、珍しくなくなりましたかな。ほんとラーメンのこの数年の進化の凄さは、チャーシューに代表されているかと思えてなりません。


 まず大山鶏の胸肉。通常なら淡白で化粧パフのような仕上がりのところを、汁にどぼっと浸らせて、そして吸い込ませてから食うのです。それがこれはそれなくとも、実にいい味わいが滲み出る感覚ではないですか!何度もいうけど、ラーメンより酒に合うチャーシューですよ。またそれに輪をかけて酒に合いそうなのが、豚の肩ロースからなるレアチャーシュー。このハムとは全然違う肉の芳醇なる旨味と粘りのある歯ごたえ!それが艶かしくて、ついラーメンのことなど忘れてしまいそうになります。低温調理はもはや珍しくなくとも、丁寧な仕事かどうかは別問題。この点もクリアーしているだけに・・・・やはり、酒とともに味わいたい・・・。















 総じまして、「原点回帰なようで、しっかり斬新テクニックも滲んでいるような不思議な一杯!」と言う曖昧コメントで申し訳なく。とにかく、今風のラーメン。しかしテクニック感が豊富で、才能というものを感じさせますな〜。場所が陸の孤島すぎて頻繁には通えませんが、これならちょっとメニュー制覇したくもなってきました。このあたりなら蘭鋳も気になりますが、エリア的には面白くなってきたかと・・・。なので詠います!



   ゆったりと
   遅いランチの
   日曜日



   明日を忘れて
   和みの一杯




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!





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