ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1745】 二葉 上荻店 (東京・荻窪) 黄金色の塩ワンタンメン


 そこそこ忙しい中、2年前よりは面の皮が厚くなったようで、ラ活を続ける余裕があったのも確かなのです。でもさすがに疲れと時間の無さに追い込まれます。そんな中、通勤経路のこの店を訪問してみました。しばらく敬遠していたのですが、以前食った黄金色のラーメンが好印象だったもので! その上にワンタンが投入され、塩ワンタン麺として黄金に輝く姿を見たくて見たくて・・・実は、かなり期待ハードルを上げての訪問です。それがですな・・・・かなりの変化で 麺を食らう前に、面食らった思いですわ!


  











【スープ:これはすごいフルモデルチェンジです!】


<黄金色と言うより、ミルキータッチなイメチェン!バターのようなまったり感覚>


 おいおい!1ケ月あまりの間に、随分と「黄金色」に変化があったではありませんか!180度方向転換か?と思えるほどそのイメチェンはすごい。もはや黄金色ではなく、ミルキータッチであります。何があったんだ!?と思えるほどにビックラポンの麺顔ですよ!だって白濁しとるもん(笑)。







 その分、鶏を中心とした動物系のコク煮出しが実にしっかりとしています。肩すかし感はあったのですが、煮出しに嫌味が一切ないところが評価ポイントかもしれません。これは鶏白湯に分類したろかしらとも思ったのだけど、まろ味がどこか・・・勝手ながらバターと似ているようなまったり感覚があり。鶏油の風味と色気が動物コクと結びついて、どこかしら「バター」のような風味を与えます。コラーゲン感覚は低く、濃厚そうでクチまわりに張り付きなどは覚えない。サラサラっとしているわけでもなく、シルキーなスープ口当たりかもしれません。ネギの風合いすらミルキー感覚にしんなりと染まる。二葉の塩という先入観がなければ、おお!こんな感じか!と新鮮な感覚でグビグビと味わえるかとしれません。








<塩気は丸く、鶏油と結びつくと、よりバターライクな味わい>


 塩気が少し前面に出ているような感覚。されど鶏油との結びつきがいいため、ここでもまた塩気からバターライクなイメージに結びつけてしまう。悪くない、悪くないけど、今回の体質が求めていたものとは、少しズレがあったんだよな〜・・・・。試行錯誤の途中ということか? ともあれ、このフルモデルチェンジ感は、未だになぜここまでする必要があったんだと思えてなりません。ひょっとしたら、メニュー名を変えるのが間に合わなかっただけかもね。ここまで変化したなら、醤油系のワンタンがどう変わったのかも気になりだすではないか。













【麺:これはちょっとしたマイナーチェンジです】


<ちょっと峠を越えすぎたか・・・ソフティーな歯応え>


 またこちらもイメージの違いがみられますね〜。もっちり多加水な伸びやかな麺という基礎は変わりませんが、随分とソフトな歯ごたえ感。茹で上げをあえて長い目にしたという印象です。芯とかそれに匹敵するグルテン感は存在せず、前歯で千切ると「もっちり〜」と縦に弾力を感じて弾けるように千切れます。あとは、奥歯のプレスで面白いようにクチクチと容易に潰れ、胃袋へと治ります。








<最高に滑る感覚!しなやかなスベリ心地>


 しかし、写真でもわかるのですが、見栄えはすごくいい〜。光る地肌には来なの良さを感じさせるアイボリーな麺。どこまでもストレートで流麗な見栄え。口元の当たりは優しく、啜り上げの負担はとても少ない。ややヌルつきあるがスープの影響と思われ、高速に滑ります。











【具:オプションはお得感ありあり!オプションお得パッケージ】


<ワンタンメンでも迫力の、デフォルトチャーシュー>

 圧巻のチャーシュー。このデフォルト設定と、価格には毎度毎度脱帽です。お正月用に買って帰ろうかしらんと思うくらい。ローズとかバラとか適度に部位が分散していて、食っているこちらも飽きない。大きさと厚さとボリューム感は、サービス精神にあふれます。ワンタンメンにして引き換えに枚数減らされるかもと思ったけど、それはないみたい。









<皮の厚さが最高!滑る前に歯応えも十分楽しめる>


 超デカい一反木綿上のワンタンで、肉餡は少ないタイプ。ただワンタンの厚みが半端なく、うどんの帯のような風合いすら感じるボリューム感です。なのでちゅるりんっとレンゲで滑らせるように食うよりも、レンゲで持ち上げてからハグっと噛みちぎってから、ちゅるんと飲み込むといった動作になります。チャーシュー同様、ボリューム感はありますし、810円という価格設定もとても良心的。












 総じまして、「試行錯誤中に出くわしたようなレアワンタンメン」といった感覚か・・・・。今回は特に、前回の黄金色のイメージが鮮烈すぎたため、微妙な肩すかし感を覚えるが、アグレッシブな取り組み自体は好き。これなら、今度はまたどんな風に変わったかんて確かめにまた来たいと思いますもん。半年前、一年前と比較しながら食うなど、楽しいかもしれない。そういえば、もう年が変わるが、一年あっという間。このあっという間にどれだけ進歩したのだろうかと思うと恥ずかしい。こちらのスープくらいに、思い切って変わろうとしないと、いけないのかもしれないな・・・・。麺顔を見て、お世話になった方々の顔を思い出す。なので詠います!



   一年を
   思い起こして
   つれずれと



   感謝の思い
   映る麺顔




 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


  




関連ランキング:ラーメン | 荻窪駅