ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3588】 中華soba いそべ (東京・矢口渡) 黒旨にこにこワンタン麺 〜迷ったらこれ!混まずにゆったり食える八雲系譜の質実ワンタンメンならここ!

いろいろ疲れたから矢口渡へ逃れて・・・・質実ワンタン麺旨し
 猛烈に疲れているこの頃。少しづつ天候に変化が見られるのか、寒さに年々弱くなっているだけなのか。はたまた花粉症の季節が始まりだしたということなのか・・・身体が妙に重い。ランチタイムめがけて降り立った「蒲田駅」界隈で、いくらでもいいラーメン店がありワクワクするはずなんですが異様に疲れた。・・・人ごみに浸かれた、ゆっくりしたい、それでもいいもん食いたい、すぐ食いたい・・・と我がまま放題な我が自身。そんな時は、「蓮沼」か「矢口渡」へと移動してみましょう。丁度火曜日だったので、梟@蓮沼さんが休業。そんなわけで「いそべ@矢口渡」さんへと逃れました。
 

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 もうこの店も確実に定点観測を続けているお店。一通りメニューは食いきったものの飽きないのでループして食い続けております。ピーク時は満席になるんですが、外待ちもそれほどなくいつもスルッと入れるので重宝。それに店内がとてもシックで清潔感がいつも溢れているし、とっても落ちく空間。夜はもっと落ち着く~。そして何と言っても池尻大橋の名店「八雲」系譜のこのお店・・・ワンタンをはじめとするパーツの質実度がハンパないのです。この店は何を食っても旨いし絶対に残念な思いをしない店。同僚にはこれまで激しく勧めているんだが、蒲田からの一駅が面倒らしく・・・・まったく分かってくれないのだわ。実に勿体ない。
 
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 こちらでは、白と黒を交互に食い続けている。そんな単純な理由で「黒旨」に決定。そして定番の「にこにこワンタン麺」。海老と肉のワンタンを両方味わえる上に、2個づつなので一つ呑みこんでも、もう一つ残ってるから寂しくさせない。語りつくしたこの一杯に、また今日も薀蓄をうだうだと・・・コメントする私をお許しいただきたい。
 
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<全体&スープ> 実に円やかな醤油ダレの輪郭!鶏豚の旨みスッキリ、乾物の溶け込みゆったりでマイルド!
 
 もともとワンタン麺ってあまり経験値がなく、上京してから食いだしたメニュー。関西オリジンな私は、焼売やワンタンよりは、餃子が主流。しかも、京都の王将餃子はおやつで食ってた世代だから、ワンタンメンなんて、エースコックしかイメージになかったかも。それがラヲタに変貌して、ある時「八雲」を訪問したときにゾッコン好きに陥りました。その後、特に「塩ワンタン麺」にハマりこれを1ケ月弱追い求めたこともあり・・・・。そんな当時の麺活動も少しまとめてあります。

 

 
 まぁそんな感じでまだ気分新鮮に食い続けてるジャンル・・・それがワンタン麺。今回は黒い醤油系でいただきましたが、妙に旨かったぜぇ~。それはこんな麺顔をしてやってきました。
 

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 おおお!凄く絵になる!木調のカウンターと丼の文様が渋く決まっているのもあるけど、こちらの照明の関係なのか・・・いつもビシッと決まっている印象。醤油の感覚がワックスをかけたかのように艶やかに感じる一方で、しっとりとした落ち着きもある。ご出身の八雲と同じトッピングの配列も気持ち良いし、ワンタンがいつも同一方向に整然と向いているなど、麺顔がまるで絵画のようであります。これは外国人の方にはウケると思っているんだが、もうそんな仕事はとうの昔に縁を切ってるのが妙に残念~。
 

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 いつも思うがスープが円やか。白醤油でも黒醤油でもだが、出汁と言うより「おつゆ」と呼びたい滑らかさと塩気の丸みを感じます。醤油だからその塩気の輪郭をさがそうとすると旨みにぶつかってしまう。しかもその旨味が、どちらかと言うと甘味にも感じる。塩気を探したら甘かった・・・などと少し不可思議な展開を感じるバカ舌でございます。醤油が円やかなのだと思うけど、個人的には乾物の力が寄与していると思ってる。例えば魚介の甘さではなく、昆布や椎茸の甘味に近いのでは?と感じているんですが・・・・。実は少し味醂を香らせてますなんて言われると笑うけど。
 

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 そしてそんな甘味を可能にするのが、スマートな動物エキス感覚。鶏ガラスッキリ系のようで、豚の清湯エキス感もあるような、どことなくミックス系エキスなれど、くどいところは一切ございません。動物のエキスを円やか醤油が幕を引くっという淡麗な味風景。これだから飽きないのかもしれません。また、麺やワンタンの風合いの溶けだしもあると思われるので、案外一言で語ろうとできない次第です。 
 

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<麺> 自家製麺!実はワンタンだけじゃなく「麺が旨い店」なのだ!毎度シルキーな密度感に和む!
 
 通いだしたころは、ワンタンぞっこんLOVEだったんだが、最近になって麺の方がとても気になりだしてます。店先にある機械から伺える「自家製麺」の店。いつも感心するのは、製麺室・製麺機がとてもキレイな掃除されてるというところ。埃っぽさが一切ないのが職人気質を物語るようです。
 

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 ストレートさがとても綺麗な印象。そして「引き締まり」ありつつも「しなやか」さがあるという両立性がすばらしいのです。製麺技術も相当なもの?。汁をとてもナチュラルに持ち上げる一方で、クッシリさを失わない。それでもゆっくりと浸透しだすのですが、熱や水分吸ってダレたりなど感じない。前半は出汁の風味と麺の風合いを同時に味わえるほどの、ハイスペックですよ!。中盤以降は汁を吸い始めた麺が旨くて旨くてならない。ワンタンよりも先に麺がどんどんと減ってゆく・・・・。かなり上質な麺だけど、自家製麺だから大盛でも+100円なのが嬉しい。実はしらすのご飯やら、しめのご飯なども旨いんだが・・・お腹の許せる方なら大盛と丼を両方楽しんでいただきたい!。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 定番なる豚ロース肉と鶏胸肉のあっさり2種チャーシュー!汁を十分浸透させて旨し!
 
 流行に流されず、ご出身の系譜を忠実に守るチャーシューです。豚のロースと鶏のムネ。どちらも脂身を排除した部位で、スープのスッキさキープに配慮したような選択。しかも汁をこれらは吸いやすいので、スポンジのように汁と肉を楽しめる寸法です。これらはなるべく沈めて汁を吸わせてからの方が旨いよねきっと。淡泊な味ですが、肉旨みもしっかりキープ。奥歯で噛み潰して楽しんでください。白飯よりも酒に合うタイプの肉です。
 

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 またいつもコメント忘れるけど、メンマがやっぱり旨い。極太系の材木メンマで、ゴリゴリっとした繊維質を感じさせながらも、サクリ!と千切れるかバキバキと痛快にかみ砕けるのがいい感じです。これも薄味系でスープに浸した方が旨いかもしれません。もちろんこれで酒が進むと思います。やはり夜に来た方が面白い店かも・・・。
 
 

 

 
 
<ワンタン> 何度食っても飽きない金魚タイプのワンタン!
 
 ・肉餡:海老の食感キープが2こ、豚粗いひき肉でが2こ。肉厚一口感覚
 ・皮:肉厚で皮も食わせるイメージ。皮自体もしっかり食わせる対象
 ・味:海老も豚もうす塩あっさりタイプ。シンプル塩味とスープで食わせる
 ・計4個:一箇所にまとまり美しく方向が整った姿がすばらしい
 

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 簡潔まとめ方だとこんなところでしょうか。特にてるてる坊主か、金魚のような形状なので、肉厚部分を噛みきった後は、チュルンと一気に喉奥へと滑ってゆきます。時々無意識に飲み込んでしまうので、寂しさが残ること多し。本当にいいワンタンは、いくらでも無限大に食える気がする。これもきっとカロリーゼロなんだろう・・・。
 
 
 

 

 
 
総じまして「迷ったらこれ!混まずにゆったり食える八雲系譜の質実ワンタンメンならここ!」
 
 ・・・と言う感覚。一駅ずれるといいことあります。蒲田であふれて昼飯難民になるなら激しくおススメ。忙しいときほど八雲に匹敵する極上ワンタン麺で心を和ませましょう!。そんな少しほっこり気分ですが、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
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