ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3572】 支那蕎麦屋 藤花 (横浜・鴨居) ワンタン麺 〜得意の塩に匹敵の円やかな醤油!二枚看板スープのプレゼンス感じる極上醤油雲呑麺!

極上のブランチラーメンならココだね!
 今年の冬は暖かい?と思ってたら、とある週末の朝は急に冷え込んでしまいました。クルマを全然洗ってないので、たまには掃除してやろうと思ってた矢先でしたが、気持ちがすっかり怯んでしまった。ええ加減な男なオレは、適当に近くのガソリンスタンドへと向かい、自動洗車機で外側だけで済ませてしまいました。中は汚いままだけど・・・。それでも外回りが綺麗になるだけでも気持ちが良い!。その後、ガソリンスタンドに併設のドトールで朝飯食うつもりだったけど・・・すっかり気分はラーメン遠征!。とりあえず多摩川方面を目指してみたー。
 

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 ちょうど川超えたところのラーメンショップが確実なんだろうけど・・・ちょっとそんな気分でもなく、そのまま何と鴨居まで。何となく思いついたのが支那蕎麦屋 藤花」さん。実に良い一杯を提供してくれるし、「麺屋 翔」ご出身で味の方向性も好き。それに第三京浜港北ICから近いし帰りは楽。しかも何と言っても午前10時に開店というのが、実に朝飯食えなかった身としては都合が良い!。ブランチ気分で頂くこととしましょう!。こんななことなら・・・嫁さん誘って来れば良かった。近くに IKEA も la la port  もあるし・・・。
 

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 こんな時間にオレ以外ラーメン食うやるおるんやろか・・・と一瞬頭をかすめましたが、やっぱり居るのですね。ちょうど開店直後に参りましたが、ちょうど満席になるかならんかという状況。ほぼ一人客はオレだけで、ご夫婦や家族客ばかり。ラヲタムードが全くなく、ただラーメンが好きなご家族が集まる朝の風景です。良いね〜地元に支えられてる感がアリアリやん!。久しぶりに来たけど、だんだん地元に支えられてる良い店になっております。
 

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<全体&スープ> なぜか塩封じで、より明るく濃密に感じる鶏ガラ旨味!麺とトッピングを先導する醤油風味!
 
 券売機のボタンの表示は、「塩・醤油」となってるし、麺屋翔の関係者とあれば「塩」を選択したいところ。だけど、最近妙に「ワンタン麺」「ワンタン」のボタンがあると見逃せないオレの性格。では今回もそれ「ワンタン麺」をやっちゃおうかな!と思っていたのだが、「ワンタン麺は醤油がデフォルト」らしく、わざわざ塩の表示が潰してある。それでも頼めば塩でワンタン麺をやって来れそうなんだけど・・・わざわざ塩封じってところがとても気になる。塩への未練が相当あったんですが、そう言えばまだここの醤油を食ってないし、いっちょ確かめてみましょうか!という感じで、今回は「ワンタン麺」デフォルトの醤油でいただきました。それはこんな感じでやってきた・・・。
 

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 おおお!なかなか・・・賑やかで色合い的には艶やかなれど、どこか全体的に「あばれはっちゃく」な麺顔じゃないか。そしてワンタン麺とは言っても、スープが実に透明感がありブラウン色がキラキラしているのは、やはりどこか神奈川淡麗系のニュアンスを色濃く感じるかも。見るからに「鶏油」の揺らめきがそう囁いている気がします。写真ってのはプロが撮るとその場の空気感も写し取るのでしょうが、ラヲタの気まぐれショットは、どうしても雑多に見えてしまうが・・・実際のオーラ感は確かであります!実に美味そうであった!!
 

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 塩の使い手だとばかり思っていたこのお店。実際に醤油スープを啜ってみると、朝目覚めたはずの体調だったのが、さらにビシッと目が覚める美味さ!。全体的なエキス感の「スッキリさ」と「濃密さ」が相反するようで訴えますね!。まず「スッキリさ」はと言うと、ベースの鶏の出汁。あまりコテコテした脂感がなくて、ガラの丁寧な煮出しを素直に感じます。温度も熱々感覚が少し高かったので、それもアッサリと感じることに便乗している気がする。そして野菜の煮出しが効いているのでは?・・・と実は思ってる。
 
 

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 「濃密さ」はズバリ香味油を指しています。バターのような肉厚感まではないけど、まったりと舌にまとうような旨味感は、まさに鶏油の個性であり、濃密と感じてしまいます。醤油の塩気はもともと薄めだけど、それらはしっかりとこの鶏油の旨味に巻き込まれています。そして円やかな表情となって全体に還元しているような味風景。
 

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 また微妙なお飾り程度にしか感じていなかった薬味が、実はいい仕事をしております。紫玉ねぎなんぞは麺に絡まったりして、最後の嚙み潰しのタイミングでしっかり巻き込まれてるー。さすがサラダで活躍できる玉ねぎ!。尖らずフレッシュな香りと歯ごたえが、クチと丼の中全体に広まります。
 
 

 

 
 
<麺> 麻生製麺:しなやかさ秀逸なるストレート細麺!汁の吸い込むと持ち上げ・・・そしてしなやかさ抜群!
 
 前回訪問時「塩」を食った時の記憶が全く残ってない・・・老化現象かオレ?。しかし味方を変えれば、また初体験感覚で楽しめると言うことですね。確か麺はこの側面には「めんの麻生」ってなロゴがあったので、ネットで調べてみたら「麻生製麺」さんが出てた。平塚の製造者のようです。
 

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 なぜ銘柄にこだわるのか?・・・それは実にいい仕事をしてると思ったから。常連さんの中で一人だけ「カタメ」って口頭で指示出してた人おられたんですが、デフォルトの状態は、とてもしなやかな腰つきで、密度感がそんなに高くなくて汁をどんどん吸い込んでゆくようなイメージ・・・つまり【吸い込み】。なので円やかな醤油ダレの旨味が、麺に溶けて浸透し、少し醤油色に染まり出したかのようにも見えなくもない。少し褐色に見えてくるー。
 

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 とにかく箸でフツーにリフトするだけでも、よくまとまる!。汁の持ち上げの閾値って案外高いところにあるんじゃないのかと、正直訝しんでしまいそうになるー。麺の【持ち上げ】にも十分に期待を寄せてしまう!。
 

 

 
 
<ワンタン> 過度にアピールし過ぎず、程よくひとくちで喉越し味わうタイプ
 
 最近よく、自分なりのワンタンを感じ取るパラメーターで、まとめてみるとこんな感じ。
 
 ・肉餡:豚ひき肉で豆肉タイプ、小ぶり標準サイズの一口感覚
 ・皮:肉厚で皮も食わせるイメージ。皮自体もしっかり食わせる対象
 ・味:うす塩あっさりタイプ。シンプル塩味とスープで食わせる
 ・5個:割と一箇所にまとまりお団子状態を剥がして食う
 

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 子供の頃から東京に上京するまで関西に居ても、当時ほとんどワンタンを食ってない私が語って説得力無し。しかし一口サイズで軽く食えるところが・・・ちょっとそそります。醤油だしを皮が少し吸い込んでいるようにも見えて、淡い褐色が実に美味そうに見えてなりません。
 

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<チャーシュー> 久しぶりにバラ肉で感動!トロトロ感に醤油香ばしさの炙り旨さあり!
 
 ワンタン麺食って、チャーシューの方に心を奪われてるかも?オレは実に天邪鬼。これまで数々食ってきた「バラ肉チャーシュー」。予想できる味のはずだったんだが・・・・うまかった。柔らかさや、甘みや美味さで判断すると、その手の味はよくある感じ。秀逸だったのは、脂みの一番外。ここに集中的に醤油の香ばしさが含まれており、また塩気は低くて甘みが少し薫ります。タレの醤油がよく浸透した部分を一気にオーブンしたような出来栄え。この肉は店では名物らしくて、持ち帰り用に一日限定数量で販売しているらしいです。
 

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総じまして「得意の塩に匹敵の円やかな醤油!二枚看板スープのプレゼンス感じる極上醤油雲呑麺!」
 
 ・・・と言う感覚でしょうか。少し醤油の個性が強そうだけど、鶏の芳醇さを含んでいい存在感。塩だけでなく醤油もかなり旨いと確認できたところが実に嬉しいです。今回また改めて、定期的に訪問せねばと感じ入りました。近いうちにまた来たい。そんな決意を抱きつつ・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 
YouTubeにまとめてみました!

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