ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン1061】 麺屋 猪貴 -CHOKI- (茨城・土浦) 超・中華そば

  それにしても、茨城県の街道をクルマで流していると、ラーメン屋が多い。霞ヶ浦当たりでゴルフコンペがあり、その後ちょっと私事で柏方面に立ち寄る必要があり、思わぬ週末の夜に1時間程度・・・・茨城県でエアポケットのように時間ができてしまいました。ああ!あの店行くぞ!などと心に決めた店は、3店あったのですが、時間と場所が合わねー・・・。なので、ネットの力で評判を集め、この店に決定です。大雨の降る中、わざわざ訪問し入店すると、そこにはフレンドリーな恰幅の良い若店が、数多い常連に囲まれて楽しそうに仕事をしていたのが印象的でありました。

 下半分の画像データが壊れた・・・




【スープ:クリアー系なのに・・・シルキーと感じる何とも言えん個性】

<サテンかシフォンの如き・・・透明感!>

  スープが透明さと、その柔らかいシルキーな濁りがとても品の良さを感じます。表面の脂の非常に緩やかな輪っかが・・・・鶏系の脂の豊かさを連想させます。されど、霞がかかっているかのような柔らかく細かい濁りも見受けられて、親しみも覚えます。味わうと・・・醤油ラーメンとは思えぬカエシのエッジングの低さが特徴的です。白醤油も連想しますがが、それは普通の醤油塩分にそう大差はないと聞き及んでおりますので、俄な断定は禁物。その独特な透明感については、布地で言うと、まるでサテンかシフォンのようであると言えましょう。


<じっとり&じんわり・・・二段に響く旨コク>

  この脂と透明感、それにアッサリとした動物系の味わいは、鶏ガラかもしくは丸取り系と推察致しますが、いやいやどうして、豚の旨味もサラーッと何気に引かれているのが分かります。それにこのチャーシューの迫力ですから、そこから滲み出る脂もスープに貢献いたしておるはずです。それに、濁りが実は豚の影響によるのかとも気になりますしね・・・・。

  ともあれ味わっていて引っかかりがまるでない!まさに、じんわりとくる滋味感じるスープ。しかし、その一方で、これを普通のアッサリスープというだけで片付けたく無い気持ちもある。その心は、「じっとり」とした後半の味わい心地のこと。鶏と豚、そして「じんわり」と「じっとり」が後追いで感じられる、何とも不思議な感覚がするスープなのですわな・・・。






【麺:多加水のちょい固め茹でから始まる感覚】

<細縮れが・・・淡いスープとの相性バツグン>

  多加水系な細縮れが、このスープとの相性として一番だろうな・・・。柔らかい透明系な味わいゆえに、スープの持ち上げと絡みを考えると、細麺で、縮れとくるのでありまししょう。そして、麺が主張過ぎないように、中加水とするか、派手なもちもち度を抑えた多加水かというチョイスになろうかと・・・。そういう、アタクシの感性とは、まさにドンピシャなスープと言えましょう!


<多加水に・・・ストーリー性があります>

  それに多加水麺なのだけど、最初の一口目には、程よいコシ・・・・つまり芯を残した茹で上げ方がまた気持ち的には新鮮でありました。そして時間が経つに従い、汁を吸い込み始め、少しづつゆったりとした麺面に変化してゆき、最終段階では、程よいチュルリンとした感覚がええですね〜。前歯の切り口も、最初と最後では感じ方も違うし、逆にスープにエキスを放出し貢献しているのではなかろうか・・・とそんな麺。  





【具:どれも完成度が一級品】

<チャーシュー> もはや淡いスープの出汁と化している

  これは旨かったし、完成度が高かった!バラ肉ロールも肉厚で大きかった上に、タレの香ばしさがナイスで、それらがスープに滲み出しているのがよくわかります。もはやそれ自身が出汁の元ですがな・・・。。それに、周囲の脂身の部分がまたゼリー状にも思えるほど仕上がりがナイスでして、豚皮も大切に処理しているのが分かる気がするけど、ここまで書けば、持ち上げ過ぎか?


<メンマ>ちょっと材木系な質の良さ

  これも、中々質が良かったです。風味、味付けのええ塩梅の薄さによる本来の味わい。大きさと歯応え。それらすべてのスペックにいては、特段ケチがつくところもなく、すごく平均点としては良い!と思える!コリコリとした歯応えというより、メンマ全体でシャクリと感じさせる上品さの系統だと思います。


<味玉>味噌漬け?と思える程の・・・そのねっとり感

  白身への味の染み込み具合を見よ!実に旨いと思えるのは、白身への味の染み込み方が、しっかりと・・・・やわらかく深い。黄身の部分も、ジェルとゲルの融合みたいな層にわかれたグラデーションを形成しており、味自体もねっとりとして実に旨しな、味玉。中が冷たいなどという興ざめな部分も一切なく、これは追加トッピングでもしたいと、久々に思いました。






 総じまして、アタクシの初茨城ラーメンは、限られた時間とその時間帯により、この店からスタートしたのでありました。これから、幾度か茨城でゴルフすることあれば、開拓したい茨城大陸。とはいっても、大抵連れ添って行くので難しいか・・・・。また、ゴルフ以外の私事があれば、ということで、長い目で茨城活動させていただきます。なので詠います!



   週末の
   遠出私用の
   目的は


   実はこっちが
   本命なのかも



 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!今日も本当にごちそうさまでした。




 

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