ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3067】 麺家 大勝軒 (東京・有楽町) 激辛ねぎらーめん ~真冬に感じる真っ赤な太陽!真っ赤な辣油!真っ赤な葱ソバ!

【東京都内で「辛ネギラーメン」ならここ!シリーズ その7】
<宝くじでショッペー思いをしつつ、激辛ラーメンで憂さ発散>
 

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 この年末は、年末ジャンボ宝くじを買いそびれたのでした・・・。もう銀座のラッキーセンターでしか買わないと決めているのですが、それが仇となってタイミングを逸してしまったという次第。10億円を手にしそびれたのか、はたまた1万円程度のお小遣いが無駄にならなくてよかったのか、非常に複雑な思いをして、有楽町に降り立ちました。もう少し早ければ・・・・。しかし、確実に累計では負け越しているわけだし、無駄にしなかったということで気分を切り替えていきましょう。
 
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宝くじ入れ収納桐箱

宝くじ入れ収納桐箱

 

 

 
 今回は「麺家 大勝軒」さんへ訪問。狙いは「激辛ねぎらーめん」という気になるメニューがあるからで、ネギ大好きネギ星人なオレとしては、特に今は見逃せないのです。東池とも永福とも、はたまた人形町とも全く関係がない「大勝軒」ならではのメニュー展開だと思えます。こちらは場所がいいから、いつでも人が入っているようなイメージ。服飾フロアに忽然と1件だけラーメン店テナントが入っているのが、少し異様でもあります。客層はミドルハイなオジサンサラリーマンばかり。年末年始のカレンダー配りを午前中に終えたような方々が、一息つこうという感じで和やかです。店内は男女4名で元気よく回しており、「激辛!」と一言でお姉さんにオーダーを伝えると、「赤入りましたー」と厨房への伝言です。
 
 待つ間、暇なのでメニュー表を写真メモに収めます。麺顔の写真が散らばっており、こういうのは分かり易くて良いね。もっこり・・・いやいや、もっさりと山盛りされた辛ネギに思いを馳せてまつこと暫し10分少々。この時点では、とても平和的な気持ちで過ごしていたオレです。
 
 
<中本に負けず劣らずな真っ赤な麺顔とそのスープ!それでも煮干しはアピール!>
 
 先客の丼がどんどんと出てゆき、その次にもっさり山盛りの葱が見えてきたーっと思ったら、それも先客の一杯でして・・・・ちょっとガクッと来ます。また同じようなのが厨房から出てきて、次こそはと待ち構えていたらビンゴ!。こちらへ真っ直ぐやってきて配膳されてから、今度は愕然としてしまった。そんな麺顔はこんな感じ。
 

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 赤じゃ・・・真っ赤じゃ!それに白じゃ!真っ白じゃ!!スープが赤でネギが白じゃ!!。その赤たるや目の覚めるような赤でして、車のテールランプが光ったような赤ですよ。それはまるで中本級。辣油が一面に麺顔を覆い尽くしております。レンゲを差してみると、表層に分厚く辣油が漂っており、レンゲをゆすってベースの醤油味を見てみようとしても、すぐにまた覆い尽くすのみ。確かに、メニュー名に偽りなし!激辛であり、劇的な赤が迫ってくるようです。
 

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 まずは汁を啜ってみましょう!最初は恐る恐るなのですが、そんなに痺れることもなく、極めてシャープで痛快な刺激が駆け抜ける。辣油の旨さというのが分かるような気がして、油には甘さもしっかりと有るのだなと、改めて思い知ります。ベーススープの塩気を包むような雰囲気もあり、確かに辛いのだけどゆったりした香味コクもあり、食が進みます。
 

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 しかし辣油一辺倒ではなく、ベーススープの旨みもしっかりと辣油を通して伝わる。煮干しのエキスが辣油を突き抜けて伝わってきます。仄かに甘く感じるようで、塩気と結びついた煮干しならではの旨みが、辣油に垂らされて別の旨みに昇華したような感覚で、これが実に旨く感じるのです。食い進めていく内に、ネギの清涼感もじわじわと滲みますし、チャーシューの醤油香ばしさも溶けてくる。これなら、お尻が痛くなることもなく、グビグビと飲み干せること間違いなし。ただし、汁ハネすると辣油だから、相当取れなくなるから気が抜けません。
 
 
 
<逆に汁から影響を受ける葱トッピング!純白は真紅に染まる!>
 
 これまで「辛ネギラーメン」は、トッピングの辛いネギがスープに浸透して、全体に影響を及ぼしてきました。しかし、今回のこの一杯は真逆です。汁がトッピング葱を赤く染め上げるといった展開。冒頭で「白ネギかー」と少し肩すかしを感じたのですが、さにあらず。葱がスープの辣油を見る見るうちに吸い込んでゆき、あっと言う間に真っ赤にそまります。立派な辛ネギに進化を果たすという、時間差変化がなんとも痛快です。
 

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 見ての通り辣油オンリー。豆板醤や赤唐辛子の助けは一切ない。葱と辣油だけでこれほど抵抗なく旨く食えるなど、想像してませんでした。ムシャムシャと染まったネギを頬張ったり、チャーユーに少し乗せて一緒に食ったりと、丼の上で遊ばせてもらいました。
 

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 またチャーシューが良いね。醤油だれが深く染みこんだばら肉で、脂身の部分が醤油ダレが滲んで旨い。脂の甘さと醤油ダレの塩気のバランスが良く、皮に近い部分も削ぎ過ぎず旨みをキープです。そこに、肉繊維質の隙間から辣油が入り混んで、微妙に染まってオレンジ色に輝く肉。これもまた旨さのギアが一段あがる思いがします。白飯には最高に合う組みあわせと申せましょう。
 
 
 
<ヌツヌツとした歯応えの奥にグルテン感じる風味感覚!辛葱と絡む麺!>
 
 麺はほぼストレートなフォルムで、加水は中レベル。少しだけボコッと捩れて、箸でリフトするとモサッと大きく絡んで盛り上がります。麺には辣油が染みこむことなく、むしろ濡れてコーティングしたような見栄えです。芯はないけれど、麺全体でヌツヌツと低反発で潰れこみ、ちょっとテンピュールに似た感触。前歯よりも奥歯で潰したときの方が、グルテンの風味を感じます。ズボボボボーーっと勢いよくすすり上げるところなんですが、汁ハネを気にして、ハグハグと箸で半分送り込みながら食らいつくという食べ方で進めます。
 

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 微妙なボコボコなスタイルが、一度ひっかかったネギを絡めます。ハグハグと口に放り込んで潰して食うと、シャクシャクとした感覚と交じり合って、これもまた楽しい味わい。ネギの中心部の汁も仄かに甘いんだと、改めて知りました。
 

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 総じまして、「真冬に感じる真っ赤な太陽!真っ赤な辣油!真っ赤な葱ソバ!」と言う何だかワケの分からないまとめ方でごめんちゃい!。これは見た目から興奮するし、また食ってからも胃袋の奥が妙に温かくなって、冬場には良い一杯ですよ。ちょっと気候が冷たくて、外回りは気分的に下げモードだったのですが、やる気を点火してくれたような元気をもらえました。場所柄少しお高めなイメージがあったのですが、これだけネギ食えて、これだけ辣油パンチもあれば、900円は値ごろ感ありといったところでしょう。いやーこれに挽肉か玉ねぎが入っていれば、勝浦タンタン麺になるかもという、辣油天晴な一杯ですが、妙にまた食いたくなりそう。今後の辛ネギラーメン活動を加速させる。気持ちがホットになって感謝です。ごちそう様!と来た時よりも大きな声が思わずでてしまう。これから一気に仕事納めまで頑張りましょう!。と元気もらったということで、ちょろっと最後に詠ってしめたいと思います。
 
 
 
   寒空に
   年の瀬迫る
   街角に
 
 
 
   芯から熱い
   真っ赤な辛葱
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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