ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5269】鯨人(東京・JR三鷹駅北口)ラーメン 赤 + ネギごはん 〜混ぜて嬉し楽しき赤辛拉麺!穏やかさと刺激のハイブリッド感覚!

待ちかねた赤バージョン

 
 当然この店はメニュー制覇しようと思っております。気に入ってる次第。しかし赤バージョンは、ずっと提供中止でいつまで経っても制覇できませんー。などとモヤモヤしながら時々公式Xのポストをチェックしてるんだが、そうこうしているうちに「油そば」がラインナップ!?。油そばも大好きなのですが、ビールなしで食らうのが気が引けるし、平日昼だとそれができないし・・・。などと悩んでたら、とあるご懇意にさせてもらってるレビュアーさんが、赤バージョンのアップをしてるじゃないか!。これは先越された!と焦って今更ながらの突撃でございます。
 

 
 で券売機の目の前に立って、お目当てのボタンが光ってるのを見て安心安心!。その一方で、モツ煮にやおでんのボタンが無くなってる・・・。ううう、いつか週末にと狙っていたのですが、赤が復活したけど実に痛し痒しですな(汗)。
 

 
 
 
<全体> 穏やかな豚骨麺顔に出汁に混じらぬ深紅のアクセント!単なる辛味拉麺でない予感!?

 
 開店数週間後の一時期だけ、赤バージョンを出してた様ですがようやく今回の実食です。これまで宣材画像しか知らぬので、そのイメージで待ち構えておりましたが・・・おやおや?ちょっと当初バージョンからリニューアルした様子ですよ。赤バージョンだから、出汁一面が辣油等で真紅に染まった出汁かと思いきやそうでない。ベースの拉麺に赤みを存分に足したってな感じ?。
 

 
 これはこれで面白いです。食べ手の自由で混ぜ返す。気にせず食べてゆくうちに自然と混じり、味の変化を楽しむ。色々と遊べそうじゃありませんか。結構こういう演出好き!。
 

 
 
 
<辣油> 辛いけど刺激抑えめ?ドロっとしてて食べる薬味の様な自家製仕上がり!

 
 見た目はとても深紅で艶めく色合い。相当辛そうに思えるがまるで食べる辣油の如く、辛味をそのまま味わいとして楽しめる様です。花椒塩など微かに仕上げにふってるかもですが、痺れで攻撃的でありません。また出汁に溶けて適度なホットさを演出するようで、辛そうに見えてスルスルゴクゴクと出汁に溶かして飲んでも、むせる事なく楽しめます。
 

 

 
 
<粗挽肉> 粒が大きく中華醤が深く浸透?肉汁ジューシーで密かに薬味の酸味と辛味を含ませる旨さ!

 
 くじら食堂系は担々麺が得意だから、こういった中華系挽肉が今回もとても上手。全体的にドロっとした肉餡掛け風ですが、粒がそれぞれとても大きく、噛み締めて潰す楽しみがあります。甘辛い味付けの様でもあり、しっかり中華醤が浸透した香ばしさもある様子。また下味に若干豆板醤の様な酸味と辛味を忍ばせているようで、それで挽肉自体が個性的な味付けになってる様ですが、やがてこれが溶けて出汁との一体感が生まれるような味の流れとなっております。
 

 
 
 
<出汁> 白バージョンに辣油と挽肉辛味が溶けるイメージ?豚骨下地に柔らかいカエシ!辛味が染みてコク深い!

 
 今回は初めての赤バージョン。赤とくれば辛味系と相場は決まっておりますから、刺激を予想しながら構えて味わい始めます。すると確かに辛味が主導するが、警戒するほど刺激的ではない。見た目は確かに自家製辣油の漂う様が妖艶で辛さを誘うし、挽肉は中華系醤油の色合いが深く、塩気を感じさせるものだが・・・案外とまとまった辛味で、とても食べやすいじゃないか。うん、いい感じに辛味が調和されております。
 

 
 個人的見解では、これは黒ではなく、白バージョンの出汁に辛味を展開したか、白に寄せた出汁風景ではないかと。黒の徳島とも家系とも取れる濃厚さより実はあっさりとしており、カエシが円やかなので豚骨の風合いが素直に出ている様に思えるのだが・・・。しかし確かめようとするほどに、辣油と挽肉から滲むタレが出汁を染めるのでした。いやー!この味わい結構好きですよ。黒・白・赤どれも甲乙つけ難い様で、今後迷うことが楽しみになってきました!。
 

 

 
 
<麺> ストレート細麺!素地の粉風合いに甘味あり!挽肉と辣油を絡めて一気に噛締めて味わう旨さの一体感!

 
 黒・白・赤と3種類ある中で使い分けている様です。黒(豚骨濃口醤油)は中太平型。白(豚骨白醤油)はど真ん中の豚骨系らしいストレート細麺。では赤はというと、白に倣った様です。期待通りの低加水系で素地の風味がしっかり伝わります。長浜系のパツパツって感覚とは少し違い、ヌツヌツとした前歯の歯切れ感覚。それを奥歯へ送り込むと出汁が染みて旨しって流れです。
 

 
 特に挽肉と絡み、辣油に溶け込むスパイス欠片を貼り付けるところが絶妙!。見た目もワイルドでそこが旨そうに感じます。更に小口ぎり青葱や、小さめのくし切りフレッシュ玉ねぎとも混じるので、歯応えがとても複雑な上に、それぞれの味が溶けて混じる。それを素地の風合い高い低加水細麺の風味が受け止めるって味風景でしょうか。思わず替え玉を敢行しようかと思ったけど、今回はネギごはんを備えてしまったから断念。次回は替え玉に合わせ、生卵も絡めてみたいと既に企んでおります。
 

 
 
 
<他具材> 出汁に絡む極細メンマ!デフォでもしっかり多めなザクザク青葱!辛味とマッチする玉葱!

 
 青葱とメンマがボリュームいいだけで好印象です。七彩系譜のお店なら定番の極細メンマ。やや短尺ですが、単独でコリコリ齧って楽しむのもいいし、麺に絡めて易いので合わせて食らうのも旨しです。また青葱は豚骨醤油系では欠かせぬアイテムだし、葱盛麺顔もいずれ楽しんでみたい。
 

 
 また今回は、フレッシュ玉ねぎスライスものせられており、これが辛味ある出汁にフレッシュな甘味を醸し出す様でいいセンスかと!。
 

 
 
 
<味変化> 辛味の出汁に生ニンニクをクラッシャーで溶かす!パンチアップが豚骨風味にキレが生まれる旨さ!

 
 結構テーブルセットの薬味やスパイスも豊富で、これだけで白飯を食えそうにも感じます。でも生ニンニクとクラッシャーがあるなら使わない手はないね。このニンニク潰しを溶かした途端に、一気にワイルドに豹変です。一気にパンチが豚骨に染みて広がる爆発的旨さ!。また辛味とも共鳴する様で、辛さにシャープさがじわじわと増すかと!。これはおすすめアイテムです。
 

 
 
 
<ネギごはん> 牛塩タンのネギだれ感覚!白飯に混ぜ混ぜして食らう!後半は出汁を垂らして楽しむ!

 
 本当は、ごはん+生卵だったんだけど、隣客のネギごはんが妙に旨そうに感じたので、カウンターで差額払って変更してもらいました。絶対隣客から「真似したよね?」って思われてるかと(汗)。まぁイメージ的には牛タンのネギ塩タレをそのまま白飯にのせたってこと。もう味のイメージし易いでしょ?。実際その通りの旨さです。特に私は葱が大好き「ネギ星人」なので、この味わいは堪らん!。
 

 
 葱好きなゆえに、葱ばかり食って残り後半は白飯だけになりました。へへへ・・・でもそんなのお構いなし。残った辛味豚骨醤油出汁を垂らして、出汁茶漬け風にかっ食らうのも楽しからず哉。
 

 
 
 
総じまして「混ぜて嬉し楽しき赤辛拉麺!穏やかさと刺激のハイブリッド感覚!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。溶かしてゆく楽しさなどあってとても面白い一杯です。今年の夏は超猛暑だったので、冷やし系と入れ替わりだった様ですが、オールシーズンでも行けそうかと。また赤辛拉麺系でパツパツ細麺って組み合わせがとても気にっており、これは定期的に食べたいと思っております。これからの秋冬季節には特に合うかも。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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