ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5822】中華そば よしかわ 西荻窪店(東京・西荻窪駅改札内)濃厚牡蠣そば 〜海の香り芳醇!旨みエキス濃厚!牡蠣摺りつぶし濾したかのような重厚な滑らかさ!

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秋雨近づく駅ホームで濃厚な温もりを求めて

 

秋雨前線が居座り、空も街も灰色に沈む日の午後。立て込んだ仕事に追われ、昼食をとるタイミングを逸してしまった。空腹と、じんわりと染み込むような肌寒さが、身体の中から熱を奪っていく。こんな日に恋しくなるのは、ただ空腹を満たすだけの食事ではない。心まで温めてくれるような、濃厚で力強い味わいだわ!。
 

 

ふと、乗り換えの駅でホームに降り立ちます。改札の向こう、賑やかな街並みへと続く景色を眺めながら、予定調和のように無性に一杯のラーメンが食べたくなっってます。それも、あっさりとしたものではなく、今日のこの寒さと疲れを吹き飛ばしてくれるような、特別な一杯が。そうだ、駅ナカにあの名店がある。わざわざ途中下車する価値のある、温かくて濃厚な一杯を求めて、私は吸い寄せられるように、またあの店へとやって来ました。
 

 
 
 

<全体> 粋な青と白の器が運ばれた瞬間!凝縮された牡蠣の香りが立ち上る!食べる前から美しい!

 

カウンターに丼が置かれた瞬間、凝縮された牡蠣の芳醇な香りが立ち上ります。青と白の粋な縞模様の器には、ポタージュのようにクリーミーなスープが満たされ、チャーシュー、三つ葉、青海苔といった具材が計算され尽くした配置で盛り付けられており、食べる前からその美しさに期待が高まります。
 

 
JR西荻窪駅の改札内に行列を作る名店「中華そば よしかわ」は、埼玉に本店を構える人気店 。鮮魚を駆使した革新的なラーメンで知られ、多くのファンを惹きつけています。中でも、冬の限られた期間のみ提供される季節限定の牡蠣そばは、特別な一杯として知られてる感覚!。それが今目の前!。最大の特徴は、フレンチのポタージュやビスクを彷彿とさせる、重厚でクリーミーな出汁の表情。器には光沢を帯びたクリーム色の液体が満たされ、その表面にはきめ細やかな気泡が浮かんでいる・・・ううっ、既に見ただけで旨いと確信!。
 

 
 
 

<出汁> 海の香り芳醇!旨みエキス濃厚!牡蠣摺りつぶし濾したかのような重厚な滑らかさ!

 

 

一口味わうと、まず鼻腔を抜けるのは、磯の生臭さとは無縁の、芳醇で清らかな海の香りです 。このスープの土台に動物系も忍ばされているような感覚。エキス感が重厚です。
 

 
そして、この一杯の核心は、牡蠣そのものをすり潰して濾したかのような、圧倒的な牡蠣の存在感です。おそらく、加熱した牡蠣をペースト状にして動物系白湯スープに溶け込ませるという、非常に手の込んだ製法が用いられているのでしょうか?。これにより、牡蠣の持つ旨味、ミネラル感、そして甘みのすべてが液体と一体化し、どこをすくっても牡蠣そのものを味わっているかのような、重厚な滑らかさが生まれるのです。この味わいの深さは、牡蠣が豊富に含むグリコーゲンなどの旨味成分が合わさることで生まれるようです。



さらに、この一杯の完成度を決定づけるのが、三つの薬味が生み出す絶妙なハーモニーです。まず、鮮やかな緑の三つ葉は、その清涼感あふれる香りで濃厚なスープに爽やかな風を吹き込み、味覚をリフレッシュさせてくれます 。



次に、細かく刻まれた玉ねぎは、シャキシャキとした食感と瑞々しい甘みで、クリーミーな味わいを引き締め、次の一口へと誘います。そして、香り高い青海苔は、スープに溶け込むことで豊かな磯の風味を加え、牡蠣の持つ海の香りを一層際立たせるのです 。これら三者が一体となり、重厚なスープの味わいに軽やかなリズムと奥行きを与えています。
 

 
 
 

 <麺> 中太平型ボコ付くフォルム!ぬちりとしたタフな物腰!出汁を十分に絡め持ち上げ食べ応え有り!


この力強いスープを受け止めるのは、スープに負けない存在感を放つ、こだわり抜かれた自家製の麺です 。その姿は、やや平打ちで不規則な凹凸を持つ「中太平打ちのボコ付くフォルム」が特徴的です。箸で持ち上げると、その独特な形状がポタージュのように濃厚なスープを隅々まで絡め取り、余すことなく口元まで運んでくるのが分かります。
 

 
口に含んだ瞬間に感じられるのは、「ぬちりとしたタフな物腰」と表現するにふさわしい、高密度で力強い歯ごたえです。滑らかなスープの舌触りとは対照的な、このしっかりとした麺の食感が、咀嚼する楽しさを教えてくれます。そして、ただ強いだけではありません。麺の表面の凹凸がスープをしっかりと掴むため、チャーシューや薬味といった具材とも一体となって口の中に飛び込んできます 。一口ごとに麺の小麦の風味と牡蠣の旨味が渾然一体となり、非常に満足感の高い、重厚な食べ応えを実現しているようです!。
 

 
 
 

<チャーシュー> 静かに寄り添う淡麗な低温ロース!確かな満足感を呼ぶ滋味深い肩ロース!個性が織りなす奥深さ!

 

まず、薄衣のように丼へ舞い降りるのは、低温調理された豚ロースです。淡いピンク色の見た目は主張しすぎず、噛みしめると淡麗で繊細な肉の旨みが静かににじみ出ます。それとは対照的に、もう一種の豚肩ロースは、よりしっかりとした肉の食感と滋味深い味わいが楽しめます。こちらも主役である牡蠣の風味を決して邪魔することなく、それでいて確かな満足感を与えてくれます。淡麗なロースと、肉々しい肩ロース。この二つが交互に現れることで、食べ進めるごとに新たな発見があり、一杯の丼の中に物語の奥行きが生まれるイメージ。
 

 
さらに、この一杯の完成度を決定づけるのが、三つの薬味が生み出す絶妙なハーモニー。まず、鮮やかな緑の三つ葉は、その清涼感あふれる香りで濃厚なスープに爽やかな風を吹き込み、味覚をリフレッシュさせてくれます。次に、細かく刻まれた玉ねぎは、シャキシャキとした食感と瑞々しい甘みで、クリーミーな味わいを引き締め、次の一口へと誘います。そして、香り高い青海苔は、スープに溶け込むことで豊かな磯の風味を加え、牡蠣の持つ海の香りを一層際立たせるのです 。これら三者が一体となり、重厚なスープの味わいに軽やかなリズムと奥行きを与えている様子がナイス!。
 

 
 
 

<メンマ> ごつい見た目とは裏腹の小気味よい食感で濃厚な一杯に軽快なリズムを刻む名脇役!



丼の脇に横たわるのは、材木のように太く存在感のある極太メンマです。しかし、そのごつい見た目とは裏腹に、歯を入れると「サクサク」と驚くほど小気味よく繊維がほぐれていきます。濃厚でクリーミーなスープと、ぬちりとした麺の食感が続く中で、この軽快な歯ごたえが心地よいリズムを生み出し、絶妙な箸休めとして機能します 。
 

 
 
 

総じまして・・・「秋雨がもたらした肌寒さと空腹はもはや遠い記憶の彼方!身も心も充実!濃厚牡蠣そば!」


この一杯は、単なるラーメンという言葉では到底表現しきれない、一つの完成された一杯かと!。主役である牡蠣の濃厚な旨味を中心に、力強い麺、個性豊かなチャーシュー、食感にリズムを生む名脇役たち、そして全体をまとめ上げる薬味。そのすべてが完璧な調和を奏でます。駅の改札内という日常の空間で、これほどまでに深く、心と身体を芯から温めてくれる一杯に出会えるとは。それは、慌ただしい日々の中に差し込んだ、温かく、そして滋味深い光そのものでした。ごちそうさまでした。
激しくオススメ!旨し!・・・最なのでいつものように、この感動を詠って締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末! 家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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