ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5667】らーめん 高尾(東京・荻窪)ラーメン 青菜 + メンマわかめ皿 + まかないチャーシュー皿 + サッポロ赤星2本 〜素朴さの中にこそ充実感あり!昭和ぼ旨さを令和に伝えるノスタルジック極上中華そば!

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ここは、街の瓶ビール屋さん?

 
 個人的には、瓶ビールを求めてここにやって来る感覚です。キリン・アサヒ・サッポロ・・・メジャー処が揃ってます。ビールは、瓶よりビアホールの生ジョッキとか地ビール専門店などの方が味わいあって旨く感じるのは分かっていても、やっぱり瓶ビールには何か酒にはスタイルと言うヤツを感じるわけでして・・・。先日、ここで拉麺食わずしてつまみとビール飲みで退散したりしてます。
 

 
 とは言え、やっぱりいざ来ればラーメンを食いたくなるわけです。こちらどんな特別アレンジ・変態的アレンジをコールしても対応してくれるので、ずーーーーーっと今度はどんな感じにしてやろうか!?などと思って楽しんでいたわけですが、最近それにも疲れた(汗)。やっぱりシンプルなデフォルトの一杯!または、それに一品だけ添えるという楽しみ方が、大人の愉しみ方なのでは?と考えに至りました。老いたという感じか・・・。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> クラシカルな苦味と仄かな甘味楽しめる定番な味わい!麦酒好き昭和オヤジの定番アイテム!

 
 お隣の歳の離れたカップル?と思いきや親娘でした。娘さんの方が父親を誘った感じが自然と耳に入る会話から受け取れた。若い人にもここの良さが受け入れられてるということより、娘が親父を誘って拉麺食いに行くということに、激しく羨ましさを感じるではないか!。
 

 
 ちなみにウチのは息子ですが、小さい時から拉麺英才教育しすぎたせいで、反抗期以降、うどん派に改宗して道を突き進んでおります。それにしても、カウンターで父と娘が、ビールを酌み交わす姿が素晴らしい。因みに、娘は「赤星派」だったのだが、父が「キリンラガー派」で娘が折れた形になってた(苦笑)。
 

 

 
 娘の言う通りだよ・・・あゝやっぱりサッポロ赤星は落ち着く。クラシカルな苦味と仄かな甘味楽しめる定番な味わい!麦酒好き昭和オヤジの定番アイテムって感じですよ!。苦味は図太いがキリンラガーや、スーパードライにはない優しさがある気がしてる。後口に仄かに広がる甘味も好み。そしてラベルも懐古的で馴染み深いしね。今回も予定調和で2本イっちゃいました。
 

 
 
 
<メンマわかめ皿> シンプルな若竹煮的な小さな宇宙が成立!温もりのメンマ皿にフレッシュわかめを投入!

 
 メニューにない一品を、オリジナルなコールを飛ばす常連気分が、単に気持ちいい。それだけですが、レギュラーのメンマ皿に、拉麺トッピングのわかめを乗せてもらっただけで妙な優越感です(アホだな)。この単純さが若竹煮的な感覚で小皿に旨さの小さな宇宙が成立したかのように感じてしまう(ほんとアホだな)。
 

 
 ふつうのメンマなんだが、ここのメンマが妙に好き。温もりあって出来栄えとしても格別。オーディナリーな短冊タイプで薄味かつフニャコリッとした歯応えがほっこり感じます。そこに拉麺の醤油タレがほどほど染みて旨い。そしてワカメも見逃せない。質感が良いのです。とてもフレッシュな感じで、肉厚とすら感じるもの。そのままでも旨い。
 

 
 
 
<まかないチャーシュー皿> 葱と辣油が相性良し!妙に香ばしいフレーク肉!タレが周囲に染みて旨味が濃ゆい!

 
 今回は、二千円以内に抑えようと思ったのだが、やっぱり我慢できずこれをオーダー。妙にハマるのです。これは、チャーシューを仕上げに整形するときに出来てしまう端っこの部分や、崩れたカケラなんでしょうが、タレの浸透がとても深くて香ばしさもしっかり。フレーク状になってるが、歯応えがあってそれがまたそそる。
 

 
 そしておすすめなのが、辣油垂らした後の葱と絡めると旨さ絶品でございます。葱の清涼感に辣油の刺激が溶け、タレが濃ゆく浸透する肉片と合わせて食らうと旨し!。ビールが進みまくる!。
 

 
 
 
<全体> 質実ワンコイン拉麺!ノスタルジー極まる麺顔!シンプルに青菜を添えて質感アップ!

 
 なんと驚異的ワンコイン500円!。昭和を令和に伝える大衆感覚が溢れる中華そば!。デフォで食らうのが申し訳ないと思え、青菜を追加させてもらいました。麺ダブルにしても50円アップ。トリプル設定もある。なんと嬉しいことか。
 

 
 全体的にあっさり系とは言え、程よいボリューム感もあっていい塩梅。飲んだ後のオヤジ晩飯としては最適です。個人的には青菜が良い!単品でもお浸しとして十分通用する質感で色合い鮮やか。単にノスタルジーなだけじゃなく、色彩感すら感じさせます。
 

 
 
 
<出汁> レトロでライトな醤油系!香味野菜の優しい旨味と昆布のエキス!染みる豚出汁!

 
 ベースは昆布と野菜の下味でしょうか?。とてもほのぼのとした旨味は見事で、毎日でも飽きないと思うほど優しい味わいです。醤油ダレの輪郭もはっきりしてる印象。そして染みる豚エキス!レトロでライトな醤油系が沁みるのです。
 

 
 野暮な話だが、出自の「みたか」とは若干違うのは、隠し味の生姜のニュアンスが響くことかと個人的には思ってます。入ってませんよーとか、どっちも入ってますよーとか(こっちが有力)言われると元も子もないが、若干効き目だとは思ってるー。
 

 
 
 
<麺> 独特な茶褐色のストレート麺!それだけで素地の風味と甘味がしっかり!

 
 素地の風味と甘味がしっかり!そこをネギを絡め肉を挟み豪快に味わい尽くすのですわ!。ネギのザクザク感の後にほとばしる甘味と清涼感!。クシクシプツプツと歯切れる感覚とのコラボレーションが見事な旨さと言えましょう!。
 

 
 出汁を吸い込み始めると甘味を増す。そして全体的にしなやかになり、啜り込みも滑らかになる。味わいに旨さのグラデーションを感じます。
 

 
 
 
<豚> 熱感と出汁がより染みて尚旨し!昭和レトロな味わいに愛しく感じる旨さ!

 
 ゆっくり優しいスープに濡れて染まって柔らかみの生まれた脂身を潰すように味わい尽くします。そしてこの一片の肉に昭和レトロすら感じる。令和開業の店なんだけど、昭和ノスタルジックを感じます。この微妙にスカッとした赤身と塊る脂身が、スープに浸って緩やか。温もりの豚肉旨さを再認識。
 

 
 
 
<青菜> 素朴で和やかな風貌に凛々しい色合いと清涼感を放つ!

 
 ちょうどお浸しにちかいほうれん草で出来が良い!。フレッシュさが残る茹で加減が絶妙!。醤油味との相性ある旨さがいい感じです。色合いも良くて面顔全体も凛々しく映える。
 

 
 
 
総じまして「素朴さの中にこそ充実感あり!昭和ぼ旨さを令和に伝えるノスタルジック極上中華そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。ここに来るたびに心からほっこりさせてもらえます。拉麺はもちろん好きなんだが、この雰囲気というか、接客というか、明るさといったものが好き。とても和ませてくれます。忙しい時こそ来ると救われる。感謝の気持ちを伝えつつも激しくオススメ!旨しなので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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