ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5501】らーめん 高尾(東京・荻窪)らーめん ネギ増し なると増し + メンマ皿 + わかめ青菜皿 + まかないチャーシュー皿 + サッポロ赤星3本

6月の思い出・・・ゆっくりしこたま麦酒が飲める世界

 
 拉麺店って一気にガッツリ食って余韻もそこそこに退店するってな不文律があるイメージ。別にそれでいいと思うんだが、その一方で、フツーにお気に入りの麦酒をちびちびやりながら、〆で拉麺を食らうって世界観が大好き!。ところがそんなのありそうで見つけられない。そんな理想郷が、「みたか@三鷹」「下連雀@三鷹」「高尾@荻窪」「丸幸@武蔵境」でして、今回は性懲りもなくまた「高尾」にやってまいりました。開店前に到着し一番乗りで待つというアホな行動です。
 

 
 しっかし・・・もうすっかりこの店では赤星が3本定番になりつつある(汗)。だって夏気分だしどうしてもビールをあおりたくなるシーズンなのだから!・・・ってなこと言っても真冬でも冷たい麦酒最高と叫んでるオレが言っても説得力なし。
 

 
 
<サッポロ赤星> 苦味&甘味バランス良くボディもしっかり!ひと口め初動の苦くズシッとした味わい!

 
 ご店主のお母さんが暖簾を掲げ開店の合図をし、いつもの席へ陣取る。座った途端に赤星が運ばれます。こういうのとっても気持ち良いよね!。人間の中に誰でもある承認欲求ってのが満たされた気分。
 
 
 あゝ赤星のひと口め初動の苦くズシッとした味わいがナイス!駆け抜ける麦芽の風合いに後口の軽い甘味が良いんですよね!。だから本当に飽きない。ズシリとした飲み口がたまらん!それでいて実は軽やかな後口だから、いくらでも飲みほせそうな気分。うへへ・・・今回も調子にのって3本目逝ってしまうのであった:汗!。
 

 
 
<メンマ皿> 温かみあってあっさり仕立て!コリコリ歯応え快感!辣油を垂らしてホットに味わう

 
 配膳の瞬間、軽く湯気が立ち昇るのです。メンマって常温か、もしかしたら冷蔵庫で冷えたのが出されるパターンがたまにありましょうが、ここのメンマは温度感でまず癒されます。
 

 
 味わいとしては、とてもライトでフレッシュさすら感じる味わい。さっぱりスープとの相性良しで、サクサクポリポリといくらでも食えそうな気がします。そして濃ゆい目の醤油タレにじんわりと染まる始める部分がうまい。全体的に温かみもあって、それがまた素材の味わいを引き立てるようです。辣油を垂らすことに凝ってて今回もそれですが、あっさりメンマにホットな刺激がひと垂らし加わるだけで、食欲刺激しまくりでございます。
 

 
 
 
<わかめ青菜皿> ラーメン具材を我儘言って別皿で!低カロリーでヘルシー!そして味わい深し!

 
 わかめは肉厚&フレッシュさを感じさせる質感で、あっという間になくなるほど箸を進ませる。単に拉麺に乗せるか別皿にするかの違いですが、これだけで面白い。単に醤油ではなく、醤油ダレを垂らしての調味料!。これがまたオヤジ世代としては旨いのよ。
 

 
 
 そして青菜は、定番のお浸し状態。季節的にもほうれん草が旨い。葉の部分より茎(葉脈)を噛み締めると旨い。そして淡い歯応えの後に染みるもやしならではのさっぱりとした甘味!。醤油ダレの塩気をマイルドに整えてくれるようで旨しです。
 

 
 
 
<まかないチャーシュー皿>タレが深くて香ばしく歯応えしっかりなフレーク肉!辣油垂らして楽しむ!

 
 個人的にこれは名作おつまみだと思ってます。ビールにアテてやろうという野心で店に来てるかも。
 

 
 チャーシューを仕上げに整形するときに出来てしまう端っこの部分や、崩れたカケラなんでしょうが、タレの浸透がとても深くて香ばしさもしっかり。フレーク状になってるが、歯応えがあってそれがまたそそるわ!。
 

 
 
 
<全体> 質実ワンコイン拉麺!ノスタルジックで素朴な表情が極まる麺顔!葱とナルトで飾る!

 
 実に良くできた大衆感覚の中華そばであります。かなり久しぶりにデフォルトの「らーめん」とさせていただきましょう。驚異的ワンコイン500円。いつもなら半熟玉子やら青菜やらモヤシを追加するところですが、ビール3本とアテ3皿を食いすぎて既に腹パン?・・・・丁度良いあっさり加減とボリューム感で落ち着きます。
 

 
 そのままでも良いのだが、今回は葱増し!ナルト増し!ってコールしてみた。ナルト増しは実はここでは初めてトライするコールで、これを伝えると店主が何のこと?って怯むかと思ったのだが、分かりました!勢いある返答が返って来ました。この時点では本当に伝わっているのかと少々不安もありなむ?。
 

 
 
 
<出汁> 染みる豚出汁!香味野菜の優しい旨味と昆布のエキス!レトロでライトな醤油系!

 
 醤油ダレの輪郭もはっきりしてる印象。ベースの昆布と野菜の下味のほのぼのさは見事です。そして染みる豚エキス!レトロでライトな醤油系がより一層優しく響きます。いや沁みると言った方が馴染むか?。改めてデフォルトの質感の素晴らしさを知るといった感じ。
 

 
 
 
<麺> 甘味ある蕎麦ライクさ加減がナイス!まさに素朴な風味と甘味が拮抗!

 
 ちょっとした偶然で素地の風味と甘味がしっかりといつもより伝わるようです。そこに吸わせた出汁と合わせて食らい、クシクシプツプツと歯切れる感覚とのコラボレーションが見事な旨さと言えましょう!。酒とツマミの後で締める一杯としては、こんな風味高い麺がいい感じぃ〜。
 

 
 
 
<豚> 昭和レトロな味わいに愛しく感じる旨さ!熱感と出汁がより染みて尚旨し!

 
 一片の肉に昭和のレトロ・・・ノスタルジックを感じます。微妙にスカッとした赤身と塊る脂身が、スープに浸って緩やか。ゆっくり優しいスープに濡れて染まって柔らかみの生まれた脂身を潰すように味わい尽くします。温もりの豚肉旨さを再認識。
 

 
 
 
<葱増し> 大衆的な白葱微塵が一面に広がる様は・・・まるでパールが散らばるように明るさを保つ!

 
 単なる刻み葱を増した散らばりなんだが、こういった麺顔が個人的に好きです。葱は確かに好きなのだがそれだけでありません。全体に散りばめられた姿がいつもの一杯とは違った煌びやかさを感じます。まるでパールが散らばるように明るさを保つか!?。
 

 
 
<なると増し> ホールスライスと半刻み!そして端っこの存分なる投入!色んな顔のナルトを楽しむ!

 
 メニューにないアレンジだから、どんな風に提供されるのか想像しながらワクワクしてました。配膳の瞬間は、「こう来たかー!」ってな興奮状態です。シンプルにスライス状態を並べるのだろうか?どのように並べるのだろうか?とほくそ笑んでたら、半刻みと端っこのランダムを左上25%の麺顔に投入!。
 

 
 そう来たかー・・・スライスの軽く刻んだのを入り混じらせる。そしてよくよく見れば、ナルト一本棒の端っこを存分に投入してくれてるじゃないか。色んな顔のナルトを楽しむことができました。いつか冷やし中華で同じことお願いする予定です。
 

 
 
<メンマ> 出汁に浸り吸い込むメンマもナイス!柔らかいコリコリ感!そして薄味フレッシュ!

 
 コリコリというより「サクサク」とした歯切れが印象的。下味がとてもライトなだけに素材の味わいがストレートに感じます。全体的にライト系な味わいですから、全体的にも調和します。しっかり出汁を吸い込んだところをまとめたバキバキと食らうのも痛快!素晴らし!。
 

 
 
 
総じまして「脅威のワンコイン!そんな昭和ノスタルジー拉麺!我儘に具材のせて楽しみ方自由自在!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。最近、わかめトッピングで新たな楽しみを発見したところですが、今回のナルト増しでまた新たな扉を開いた感覚!。毎週の様に通って食いまくってますが飽きん!。暑さが染みる時節に冷やし中華もナイスで激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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