ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5502】麺屋 さくら井(東京・武蔵野市西久保)醤油らぁ麺 + チャーシュー盛ハーフ + 今宵の酒 + アサヒスーパードライ 〜淡麗さと芳醇さが織りなす東京トップレベルの絶品醤油麺!完成系の旨さ!

6月の思い出・・・近くて遠い拉麺店

 
 とある6月の大雨。だったら悠々と食えるかと突撃したら・・・なんと行列で凹んだことに対するリベンジ?。いやいや実はそんな意気込みなく、ダメ元でとある梅雨時の日曜日に開店30分前にフラッと寄ってみたら、何と待ち客2名。こんなことあるのか!?と興奮しつつ速攻で並んだだけです。
 

 
 本音では週に一度は通いたい店ですが、超人気店なものでねー。今回はラッキーと言うことで、久しぶりに酒類と合わせながらゆったりと過ごさせていただきました。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> 雨のじめじめを蹴散らす切れ味鋭い淡麗辛口!一気に沁みる痛快なる腹落ち感!

 
 説明不要の淡麗辛口で魅了する痛快な麦酒!やはりビールは切れ味ですな!スーパードライビールの一杯目は世界最高でございます。切れ味最高!キーン!と響くような刺激を脳裏でかじるか!?。続いて喉越しで刺激を与えつつ、ライトな味わいと鋭いキレ味が実に痛快でございます!。
 

 
 
 
<玉川 Ice Breaker> 何とロックで飲む日本酒!涼しけなペンギンのラベルとは裏腹に旨味甘味辛味が渾然一体!

 
 いつも2種類用意してくて選ぶシステム。毎度毎度辛口どっち?と尋ねては選ぶのですが、今回はロックで飲むのを勧められたので素直に従いました。
 

 
 なんと・・・氷が溶けても図太さしっかり!。そして氷が溶け出すとキリリ感が高まる様にすら感じます。ラベルのペンギンの愛嬌とは裏腹で、実は味わいが濃ゆい!旨味が濃ゆいかと!。しかも時間が経過して氷が溶け出す具合により、じわじわと味わいも移ろう様です。いやぁーこれは面白かった!。最後に残った出汁を味わいながらでも楽しめる冷たい日本酒でありましたー。
 

 
 
< チャーシュー盛> グリル調な豚は藻塩!しっとり半レア豚は柚子胡椒!和風コンフィ鶏胸肉は麹風タレで味わう!

 
 今回も時計回りに。まずは、「半レア豚」。これも肩ロースと思われますが、淡い下味が浸透しているが赤身本来の肉味キープって感じ。脂も多少さしてますが、スポンジのように柔らかい肉に柚子胡椒をネチって一緒くたにして口に運ぼう!そうすると至福と共に酒を欲する渇望が湧き起こるから。
 

 
 次に「鶏胸肉」。いわゆるコンフィ状態でぱふぱふ感じて繊維質きめ細かいタイプ。昨今の都内の今風な一杯にはよく見かける肉ではあるが、それだけに旨い。ラーメンにのせる肉は豚に限らずと広めたのはこの旨さかと思ってます。でもそれだけでないよここは。表現し難いタレに絡められてました。醤油が混じってるようでもあり・・・麹が忍ばされているようでもあり・・・ようわからんがかなり旨い。しばらく肉皿食ってない間も肉進化が止まりませぬ。
 

 
 最後に「グリル調の豚肩ロース」。釜焼吊るしを連想させる肉が軽く額に汗をかいたように脂が表面に滲み出ます。うへへ・・・そこを藻塩をつけて味わうのが最高。シンプルに旨い肉味をストレートで塩を合わせるのがナイスすぎる!。肉は塩だけで十分と思わせるわかりやすい旨さでございます。
 

 
 
 
<全体> 整然な麺顔に優しい醤油ブラウンが生き生きと映える!淡麗のようで濃密な醤油そばの存在感!

 
 
 肉は別皿でたっぷりと堪能いたしましたので、今回は王道デフォルトの「醤油らぁ麺」とさせていただきましょう。
 

 
 淡麗なようで艶やかな醤油を全面に表す落ち着き感!。見るからに出汁の円やかさが濃ゆいと言う風貌です。醤油の透明感と霞が半々の琥珀ブラウンには、艶やかのようでもどこか優しいエキス感があり!一方で整った麺線の表情で全体的に凛とした雰囲気が醸し出され、海苔・メンマ・青菜などもが気持ちよく見えるね。また半レアチャーシューだけは、微かに出汁と香味油に濡れ艶かしく誘うばかりです。
 

 
 
 
<出汁> 芳醇さと円やかさの競演!動物感と乾物!そして醤油の輪郭!更に鶏油のバランスがお見事!

 
 拉麺で醤油味って基本だから差別化が難しいと思うし、だからこそ切磋琢磨が感じられるジャンル。たまたま活動エリアだからというエコ贔屓なしに、ここの醤油は都内トップクラス間違いないと改めて感じます。
 

 

 
 あゝ円やかぁ〜と安寧を誘う味わい。とにかくカエシに尖がない。磨かれたのかと思うほどマイルドな醤油輪郭。醤油の醸造元は蘊蓄等を参考にしてください。なま系の優しい醤油の醸造感を保つ中で、乾物の深い溶け込みが混じり合います。個人的には甘味が気持ち良いから、茸系乾物の深みと受け取ってます。もちろん魚貝系も溶けて総合的であります。
 

 
 ブランド系の鶏使用なのでこれも詳しくは説明がき等で。色々と丸鶏を丁寧に煮出した感覚。乾物の滋味甘味、そして醤油感と深く密着するところですが、鶏油が染みた味の一辺倒にならないところが素晴らしいと個人的には感じます。訪問を重ねておりますと、同じ醤油らぁ麺でも、時期によっては味のバランスを意識的変化させていると思われ、時にはライトな余韻を演出したり、芳醇さバリバリでアピールするなど、通えば通うほど面白い店でございましょう。
 

 
 
 
<麺> 左右に整う麺線!出汁を受け止める素地の風味と甘味!品やかもキマる旨味と甘味!

 
 いつもの通り、横平行がコンセプト。麺線が平行に左右に流れるのいい感じ。メンマも青菜も合わせて並行しております。そしてゆっくりとじわじわ出汁を吸い込むのがやっぱり旨いのです。素地の風合いと甘味をしなやかに伝える様です。特に序盤からプツプツクスクスとした歯切れがナイスで、微妙にハードさを醸しつつ、噛み締めると一層旨味が高まる感覚。
 

 
 性懲りも無く、今回も海苔を巻き付けから始まって、メンマ・青菜・チャーシューに至るまで巻き込ませていただきました。麺の甘味は、海苔との相性もまた変わり、海苔の方もよりよく風味を感じます。
 

 
  前回と同様にメンマ・青菜、そして肉など具材を巻き込ませて食らうと旨し!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 豚肩ロースの低温調理!肉本来の旨さに溶ける脂の甘味!出汁も染み入り旨さ三位一体!!

 
 確か以前、隠し包丁の切れ込みを発見した記憶。そのためか今回も出汁の浸透が素早く、出汁で脂身が溶けて出汁にも赤身にも影響を与えるように感じます。素材に温もりがあり、その微妙に熱入りが進んで安心感を覚えます。半レアなのに温かみを感じるような仕上がりは同じですが、スープに少し浸るだけで熱り方が違うし、出汁の浸透の有無もある。それが非常に細かく指す脂を蕩けさせ、味全体に甘味を感じさせるようです。
 

 
 
 
<他具材> 色鮮やか!歯応え柔らか!凛とした上品さ感じさせるメンマと青菜!

 
 色鮮やか!歯応え柔らか!隅々まで上品さ感じさせるメンマと青菜!きめ細かい繊維がみっしり終結しとりますが、非常に品やかで柔らかい歯応え!。醤油出汁に通じる旨さも浸透しており、白飯に乗せてめんまご飯にして食らうととても美味そう!。また青菜・・・小松菜と思われますが、単品で立派なお浸しになる上質感!。たっぷりスープを吸わせてくらうと青さの中に旨味も淡く感じ取れる様子です。
 

 
 
 
総じまして「淡麗さと芳醇さが織りなす東京トップレベルの絶品醤油麺!完成系の旨さ!」

 
 ・・・と言う感動の嵐。ここの醤油らーめんは別格と感じる方も多いのでは?。醤油そばと言う最も基本的にして王道の一杯が、とても崇高に感じさせます。実は何やっても旨い器用さもあり、煮干も塩もハイスペック。都内にお住まいで拉麺好きな方なら一回食っとけって感じです。今日もさすがに美味かった!そんな感謝と応援を込めて・・・激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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