韮と聞けば無視できない
先日、新お茶の水でニラ中華そばを食って以来、どうも私の中で韮魂が再燃したっていうか、ついそれを探し求めてしまいます。とある平日の正午、移動乗り換えの武蔵小杉食うしかないってタイミングで、適当に昼ラーメンを探すが、どうもピンとせず・・・またそうなっても行列だったりして少し難民気分。
こうなれば、大阪王将で武蔵小杉サンマ―メン食って、無料餃子券でもゲットしようかと思い始め通り掛かった「はやし田」さん。そこで限定メニューで「韮」の文字を発見したから、もうそれだけで入店決意です。ほんと脊髄で反応しちゃってるー。
<全体> イメージ的にはパワフル台湾拉麺風!韮の緑と辣油の赤!花椒の黒と卵黄の黄!色合いも重厚!
配膳の台湾拉麺みたいと感じました。店によっては韮の他に大蒜の芽があったりモヤシがあったりしましょうが、生卵黄がのるのはイメージなく、台湾拉麺「風」と勝手に定義です。
さて宣材より実物はヘビーだった。写真では「ピり辛」とあって辣油の赤が強調されてるから唐辛子系ホットな一杯かと思っておりましたが、配膳を受けると胡椒類の黒さが案外目立つ。立ち昇る香りに、花椒の存在感がありあり!。想像以上の麻薬的刺激に興奮するばかり也。
<出汁> 円やかな醤油出汁に韮と大蒜の個性が滲む!辣油と花椒のパンチ力が溶け込み軽く汗をかく
すげー・・・どんぶりの内側にはスパイスが貼りついております。まずはベースの出汁を味わうが、いつものはやし田イメージの芳醇鶏醤油感は影を潜めつつ、それでも円やかさの中には、韮に野趣な風味と大蒜のシャープな溶け込みを感じます。あゝ・・・午後から会議だったとこの時気が付く(瀧汗)。
それよりもやっぱり辣油と花椒のパンチ力が炸裂して痛快!。辣油もしっかり辛みをアピールするし、花椒は遠慮なく痺れさせ鼻を抜けるような図太い香ばしさを放つじゃないか。飲んでいくと食道を伝って胃袋に流れ込むのがイメージできるくらい刺激的かと!。こりゃ食欲爆上げ!。
<麺> 刺激的出汁を絡め持ち上げ啜って食らうと咽る寸前!それでも箸が止まらぬストレート細麺!
卵黄を早々に割っていこう。だって出汁がパンチ力ありありだから。基本的には密度化高めで汁吸ってもクッシリ歯応えのストレート細麺!全粒も少し混じって風味よしってなイメージなのだが、今回だけは、全粒の粒なのか、胡椒の粒なのかが判別不明。また加水低めなイメージだったんだが、モッチリと感じます。
ただ整った角麺の美しさは健在。麺線を整え、実に風流で旨そうです。引き上げると麺同志まとまるので、いつも通そこそこ感じるが、それだけホットな出汁を持ち上げるから咽そうになる:汗。それでも食欲が刺激され箸が止まらんのです。たまたま色の濃いシャツ来てたから目立たなかったが、結構麺がはねてしまったらしいー。
<具材>韮と挽肉!辣油と胡椒がとけて台湾拉麺風に味の活躍!
まぁ韮は炒めてストックされるようす。香味油がとても染みてるので噛みしめると甘いが、出汁の個性にマスキングされるも清涼感あるどくとくの淡い苦さは健在でした。韮好きも満足。また挽肉は、画像では分かりにくいが沈んでいる部分が多くて実は少なくない。これこそパンチ力ある出汁をバクバク吸い込んで旨し!。
<追い飯> ホットな出汁とそれを吸い込んだ挽肉と韮!白飯にかけて食らうと満足!
挽肉を噛みしめているうちに、どうしても白飯が欲しくなる。替玉より今回はライスとさせてもらいましょう。最近食いすぎだからサイズは小。ま、小と言うより追い飯サイズ。この出汁をかけると無限大に食ってしまいそうなほど旨し!。
総じまして「刺激的自家製麻辣オイルが実にホット!晩秋に汗かく痛快ニラそば!」
・・・と言う感動の嵐!。これ確実に身体全体が温ったまるだけでなく汗かきます。またズシリと胃に溜まる感が伝わり持続しますので、この後全く腹が減らなかったー。このブランドとしては面白い取り組み。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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