【今週のラーメン５３２１】ラーメン関口（東京・東小金井）青唐辛子ラーメンネギ追加＋サッポロラガービール赤星　〜短尺味葱甘味と青唐辛子刺激が染みて痛快！どうせ食うならネギと青唐コンビいかが！？

日曜だからふざけてしまってブランチ気分で拉麺＆麦酒

　また１２月から新しい仕事が増えたわー。どんどん先輩方がいい年齢になって役割を担えなくなるから、そのピンチヒッターってな訳。ところが引き受けたら期日過ぎてやってないことありありで、ステークホルダーからあおられまくりです。まぁ協力体制あるので何とか乗り切れそうですが、そんなイライラあって日曜も朝から仕事してたら・・・・もうやっとれんとキレてしまいまして（瀧汗）。土日は朝ラーやってるこちら「ラーメン関口」さんへとブランチタイムでやって参りました。

　それにしても、明るいうちで疲れも溜まってる時の麦酒ってすげ〜回るのが早いね（爆）。食って自宅に帰ったら爆睡してしまいました。

＜サッポロ赤星＞小春日和の温もりに冷たい麦酒！喉越しの後に苦味と甘味が冷たさに響く！

　すっかり拉麺店の定番麦酒となりつつあるサッポロ赤星。色んな店で飲んでるが、ここも冷え具合がいい感じなのです。ちょうど温かい日だったし、ちょうど良い冷たさで、口に含むとグワッと目が見開くような感覚。その後の喉越しがまた心地よい。いつもながら、あとはじわじわと赤星らしい図太い苦味の後に、ほんのりとした甘味が残る展開です。

＜全体＞見た目はネギラーメンそのもの？一面に広がるラーショ系短尺味ネギ！

　今更ながら、店主が変わった様子ですが、元の店主（ラーメンショップ飯島から受け継いだ店主）は、佐渡島に移転したご様子。なので佐渡が本店で、こちらは支店扱いのようです。きっと故郷に帰ったのでしょうね。

　そんなことより、おおお！相変わらずネギがユニーク！。ラーショ系の中でもかなり短尺。白青とバランスよく全体が盛り上がり、そこに肉が乗ります。おいおい今回は、ネギラーメンじゃなく青唐辛子ラーメンのはずじゃ？。このメニューは、ラーメンショップ椿小川店での記憶があったものだから、意外と感じてしまいました。つまりデフォルトのラーメンにそのまま青唐辛子エキスを溶かしたって感じなのね。微かに浮く背脂を感じて心を落ち着けます。

＜出汁＞背脂少なめマイルド塩気！飲み干せる豚骨醤油！とナメてたら染みる青唐辛子の刺激！

　イメージ的にはマイルドなラーショ系出汁感。期待通りの塩気の輪郭とやや野趣と感じ取れるような豚骨煮出し。マイルドな雰囲気もあってナイス。そんな気分で多少勢いよく飲むと後追いで青唐辛子の刺激が響く？。思わず咽せそうになります（汗）。でも刺激は爆発的でもなく、すぐ慣れてしまうかと。

　背脂が浮く豚骨醤油の中でもライト系なので、余計に青唐辛子のエキスが映えるのかもしれませんね。確かにデフォルトの背脂感は少なめ。そこに今回は味葱を追加したので、その味わいもゆっくりと溶けてゆくようです。ちょうど良い刺激感だったので、ブランチタイムだというのにまた汁を完飲してしまったではないか。

＜麺＞今回は少し柔らかめ？辛味が染みた出汁とネギの油を吸い込み深まる旨味がいいじゃないか！

　またカタメコールを忘れてしまった私です。ラーショ系の一般的な中庸なストレート細麺。加水は中程度なのでしょうが、今回はやや柔めな仕上がりと感じます。クスクスとした素地はほんの序盤だけで、あとは出汁を吸い込んだ味わいとなります。

　気のせいか少しボコボコ感が前のつけめんより強め？。それでも次第に麺と麺が寄り添い易く出汁の持ち上げはいいです。今回は出汁を吸い込む味わいがナイスで、豚骨醤油の出汁に加えて、味ネギの油と青唐辛子の軽い刺激が、麺の素地に染みる展開。結構旨いじゃないか。また更にネギやワカメともよく馴染み、当然のように麺に具材を絡め倒して味わい尽くします。

＜チャーシュー＞程よく脂が抜け気味な豚肩ロース！青唐辛子豚骨醤油を吸いまくるスポンジ肉

　ネギラーメンではネギに集中し過ぎてチャーシューに気が付かなかったのか？？。そう言えば初めてこの店で対峙するチャーシューです。全体的には出汁に貢献したような脂の抜け具合で、スカッとした部分があるタイプ。そして脂身は柔らかです。

　むしろこの方がスポンジのように青唐辛子が染みた豚骨醤油出汁を吸い込む様子。赤身の肉味にしっかり染みて旨しです。ねぎチャーシューという組み合わせもありかと！。

＜ネギ＞関口流？短尺でザクザク歯応えが一番楽しめラーショ系味葱！

　ここの特徴はやはり味葱。その短尺さが印象的です。そのザクザクと歯ごたえがしっかりとして楽しめ、葱の甘みに豚骨出汁が滲むのが旨しです。

　そして麺に絡まりにくいのも特徴。麺とあまり絡まず葱がハズれ落ちるようなところを、強引にそれでも巻き込んで食い倒します。麺や他の固形物を食い終わると、出汁の上に葱が多く残るといった状態になりますが、フツーなら箸でまとめるところでしょうが、レンゲを使えばとても回収しやすく食ます。案外と今回はチャーシューが少なめだったか？？。気のせいでしょうが、葱のサイズに合わせたような千切りに似たカットは、ラーショ王道の味葱ポイントです。

＜ワカメ＞今回もわざわざ出汁に一旦沈め濡らしてから麺に貼り付けて食らう！

　ガッツリと全体を出汁に沈めて濡らしてから味わうのが好きです。ワカメの海藻風味が、豚骨醤油にミスマッチなほどに合うね。なのでそれを麺に貼り付けて楽しむのがオレ流。滅多にラーメンにワカメは入れない派ですが、ラーショ系だけは別扱いです。

＜味変＞定番の摺り下ろしニンニクと豆板醤！更に個性的一味！終盤にパンチ力発揮！

　ルーティーンのように味変化。朝に訪問だったがニンニクポットがほとんど空で、スタフさんを呼ぼうかと思ったんだけど、何とか１回分はあるようだったのでかき集めてレンゲに垂らします。続いて豆板醤を垂らし、レンゲの中で出汁で軽く溶いてから出汁に沈めて撹拌。更に最近味変化アイテムとして追加された「一味」を入れてトリプル味変化でございます。軽くレンゲの中で出汁で軽く溶いてから出汁に沈めて撹拌。終盤にパンチ力発揮！

総じまして「短尺味葱甘味と青唐辛子刺激が染みて痛快！どうせ食うならネギと青唐コンビいかが！？」

　・・・と言う感動の嵐！。基本的にはラーメンショップ系のお店ですが、店箱はかなり今風なアレンジでメニューはラーメンショップ系では見られぬものも揃います。中々使い勝手も良く飽きないお店かと。ビールもサワーもあって夜も楽しめます。着実に固定客掴んでる感じるイメージ。またストレス溜まって弾けたい気分の時に寄らせていただきます。激しくオススメ！旨し！なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。