ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5320】元祖一条流がんこラーメン たま館分店(東京・立川)辛痛麺 + アサヒスーパードライ 〜塩気の刺激にコラボする青唐辛子!意外と上品にまとまる質感!塩気と辛味の旨さ求めるならこの一杯!

初がんこは大阪だった

 
 もう10年15年ほど前、関西に転勤しておりまして、そこに一条流がんこの流れをくむ店が大阪ミナミにあったのでした。ちょうどその頃関東では、濃厚豚骨魚介つけ麺の一大ブームだった時期かと思われますが、その当時、がんことは何者かも知らず食って、その塩気の強さにびっくり。塩気が旨さを引き出すアクセルとなる味の展開が衝撃的でしたが、その店は今は閉店。
 

 
 その後、東京に戻ってこいとの辞令で転勤で今に至りますが、後追いで家元もところへ伺う。黒帯カードを直々にいただいて興奮。行列に慄いて家元とはそれっきりですが、今になって「がんこ立川」が非常に気になり、ちょくちょくと訪問している私です。今回は「辛痛麺」という面白そうなのをいただいて参りました。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> 辛痛麺には辛口麦酒!小春日の温かさで更に似合う痛快淡麗辛口!

 
 350円のショート缶。全く自宅でいつも飲む味わいと同じですが、外で飲むから旨いのだ。冬の小春日の温かさ味わうと特に旨く感じますね。平日の憂鬱を蹴散らす痛快淡麗辛口麦酒!定番の旨さで拉麺を待つ刹那が愛おしい!。やはり最初の一口目の旨さは格別でございます。
 

 
 
 
<全体>名称とは意外な明るい透明感!煌めく塩出汁!肉迫力!透けて見えるがんこ流黄色麺!

 
 「辛痛麺」と言う名称イメージと比べるとやっぱり洗練された麺顔。と言うかフツーの塩と同様で透明感がとても気持ち良い感覚。今回は香味油がない分とても煌びやかさが印象的です。
 

 
 そして相変わらず出汁に透けて見えるイエローヌードル。これがやっぱり「がんこ!」って感じさせますね。清湯系では少しマイノリティーにも感じますが、妙に落ち着きを感じる雰囲気です。そして一枚肉のスライスがどどんと中央に鎮座するのが大胆なのですが、むしろその潔さが美しくも感じるか??それが、がんこ系のプレゼンスというやつですね。
 

 
 
 
<出汁> LEVEL4!牛骨エキスに予め青唐がじわじわと染みる展開!痛さを感じない塩気がとてもキッパリ!

 
 辛痛麺と言うから、てっきり悪魔的な展開と思い込んでました。ところがとってもティピカルな塩出汁展開。もっと塩っぺーと想像してましたが、実は「青唐辛子」が「辛痛麺」の特徴です。
 

 
 フツーの塩は、青唐辛子を有無を注文時に確認されますが、これは予め出汁にそれを溶かしたって感じで、後追い追加より確実に力強い青唐辛子感覚でしょうか。それでも調整のため追加用の青唐辛子刻みを提供されます。この辛さを正々堂々と表現してくれるのが、実に痛快じゃないか!。
 

 
 今回も標準のLEVEL4。ベースの出汁は塩っぱさが旨さの強さと感じられるギリギリのラインが見事。しかも青唐を乗せてますから、塩と青唐が見事に共鳴しハーモナイズされとります。やっぱりベースの出汁は、牛骨系の動物出汁?鶏豚が排除とまでは言い切れませんが、スッキリとコクを表現して軽やかで旨しです。
 

 
 
 
<麺> スリムなイエローストレート麺!クシクシ歯応えに出汁の滲みを感じる旨さ!

 
 卵麺と言うより練り水の個性で表現されたような色合い。密度感少ないが、ほのかに引き締まる歯応えがあり、スパスパとした歯切りが小気味よく、奥歯で潰すと出汁と麺の旨みが一体化する旨さが痛快!。炭水化物と出汁が混じる甘味じゃなく、「塩気=旨み」と感じさせるような感覚でしょうか・・・。
 

 
 表層はツルツルしていますから、すすり上げがとてもライト!そして何よりもデフォで麺量が程よく多め!。食べ応えが確実です。実に満足感が高い。
 

 
 
 
<チャーシュー> 出汁の塩気を存分に吸い込み旨さ炸裂!定番豚モモ!大判肉厚な一枚肉大胆に投入!

 
 とても大判な一枚肉が痛快!。肉自体は少し淡白で上品な味わいなのですが、力強めな塩出汁を吸い込むと、赤身がとても生き生きとした旨さに感じます。
 

 
 青唐とネギが少し絡むのがまた味変化として旨し!。肉増しすべきだったとプチ後悔するほど旨し!。当然ながらいつものごとく麺を巻き付けながらもしながら食い散らかしましたわ!。
 

 
 
 
<穂先メンマ> 麺に絡めて最適なコラボレーション!今風なサッパリ上品仕上げ!

 
 とても薄味だったのも印象的で、それが塩出汁の力強さにマッチした旨さ。これが青唐辛子が溶けた塩出汁にとてもマッチします。穂先メンマの中でも特に柔らかい繊維質だったのも印象的で、追加しても良いかと!。
 

 
 
 
総じまして「塩気の刺激にコラボする青唐辛子!意外と上品にまとまる質感!塩気と辛味の旨さ求めるならこの一杯!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。これは痛快に感じさせるところが好印象。逆にサクッといいのが食える穴場で常連定着化も進行中な様子。パンチ感じる塩系ならとてもいい感じ。せっかく立川来たなら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族に感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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