陽気に誘われチャリこいて昼飯
なんだか3月並みの暖かさだと言うことで、朝から何だか気分も軽い。午前中の仕事も何だか捗るではないか。早々に切り上がったので、少し早めの拉麺活動へと休憩時間をシフトさせてもらいました。
気分的には武蔵境辺りでサクッと食うつもりだったのだが、妙に天気が良く温かみもあり、また整備したばかりのチャリを飛ばしたくなったので、中央線高架下の直線を駆け抜けてみたくなった。気が付けばあっと言う間に、東小金井です。さて気分が良いからガッツリ食おうか!そんな気分に合うのがラーメンショップ系のこちら「ラーメン関口」さん。定番のネギラーメンを食ってまいりました。
<全体> ラーショ系の青磁器にライトに浮かぶ背脂!一面に広がる短尺葱のプレゼンス!
具材配置は、左側に海苔3枚、右側にわかめ。この配置も店ごとに個性があって、ラーショ系を巡るときは楽しめるポイントです。
ここは、かつて東八道路沿いにあった「ラーメン飯島」の系譜で、立派なラーショ系!その丼が系譜を確かに感じさせます。そしてラーショ系の中でもここはネギがとてもユニークで「短尺」。白青とバランスよく全体が盛り上がるのです。醤油豚骨と言うより塩豚骨に近いベージュの色合いも印象的!。
<出汁> 背脂少なめでマイルドな塩気!ゴクゴク飲み干せるパンチ系豚骨醤油!
どちらかと言うとライト系と思われ、デフォルトの背脂感は少なめなようです。そこに味葱の味わいもゆっくりと溶けてゆく・・・。なので朝ラーメンでも負担なく楽しめます。
なのでパンチ系豚骨醤油なのだけど、ゴクゴクと飲み干しても負担が少ないかと思われます。その味わいは、期待通りの塩気の輪郭とやや野趣と感じ取れるような豚骨煮出し。そしてマイルドな雰囲気もあっていい感じです。
<麺> 序盤はクスクス!じわじわと油を吸い込み深まる素地!具材を絡め倒して食らい尽くす!
ストレート細麺で仄かにボコつきを感じさせるフォルム。そんな自家製麺。その加水は中程度と感じます。今回はカタメとコールさせていただきました。素地の風味より出汁が染みた味わいも好き。序盤はクスクスとした素地感も楽しめ、次第に麺と麺が寄り添い易く出汁を持ち上げます。そこからじわじわと出汁を吸う感覚でしょうか。
そしてネギやワカメともよく馴染みます。汁を吸い込いこみ、出汁が浸透しきることはないけど、噛み締めて旨味と塩気をぶつけてガッツリ堪能!。
<味葱> ザクザク歯応えが楽しめる!胡麻油の風味と葱の甘味が染みる短尺幅広葱!
ここはやや短尺味葱が印象的。幅広めなのでザクザクと歯ごたえがしっかりと楽しめます。この短尺形状も特徴で、するすると麺から葱がハズれ落ち易くも感じる。麺や他の固形物を食い終わると、出汁の上に葱が多く残るといった状態になりますが、それをレンゲで回収しながら味わうという楽しみを残します。
また葱の甘みに豚骨出汁が滲むのが通例ですが、タレの他に風味の中に清涼感も楽しめましょう。
<ワカメ> 性懲りもなく出汁に一旦沈め濡らしてから麺に貼り付けるのが旨し!
ワカメを麺に貼り付けて楽しむのがオレ流。滅多にラーメンにワカメは入れない派ですが、ラーショ系だけは別扱いです。ガッツリと全体を出汁に沈めて濡らしてから味わうのが好きです。ワカメの海藻風味が、豚骨醤油にミスマッチなほどに合いますからね。
<味変> 定番の摺り下ろしニンニクと豆板醤!そして一味のパンチ力!
当然なルーティーンのように味変化。摺り下ろしニンニク!豆板醤!一味!匙でそれぞれ掬って垂らし、レンゲの中で出汁で軽く溶いてから出汁に沈めて撹拌。終盤にパンチ力発揮という展開!
総じまして「ライトに楽しめてワイルドにも楽しめるラーショ系!葱を愛するラーショファンならオススメ!」
・・・と言う感動の嵐!。ここも私のラーメンアフェアなるお気に入りの場所。そして東小金井駅からのもとても重宝!。今度は麦酒と絡めてがっつり楽しみたいと思います。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!