ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5197】丸幸(東京・武蔵境)ネギメンマラーメン + メンマ皿 + アサヒスーパードライ + 多満自慢 生貯蔵酒 DRY 〜愛しさすら覚える昭和ノスタルジック中華そば!オヤジ和ます癒しの味わい!

癒し求めてまったり酒と拉麺で過ごす

 
 5月前半は特にキツかった・・・。日曜も関係なく働いております。解放されたのがほぼ夕暮れ時。ちょっと飲みに出かけたいと家族にことわりを入れ、向かったのが「丸幸」さんです。なんだ居酒屋じゃないのか?と言うこと勿れ。
 

 
 こちら、ビールはもちろんのこと、ハイボールも日本酒もあり、またつまみ用の皿もラインアップされてます。土日だと通し営業なので、以前はイトーヨーカドーの買い物帰りに立ち寄っていたものです。大相撲夏場所の中継を見ながら、グビグビグイグイと飲み食いしたあと、定番のラーメンと洒落こませていただきました。
 

 
 
 
<酒1> アサヒスーパードライ!あれっ?生まれ変わった?キレ味そのままで辛口感覚が少しだけ軽やか!?これもナイス!

 
 何はともあれビール!国民的麦酒で淡麗辛口のソレです。気のせいか味わいも少しだけ変わったと思うのは私だけなのだろうか。キレ味はいつもの通りなのだが、少しだけ上品になったと言うか・・・飲んだ直後のキーンと来る感じにタイムラヴがあるようなイメージ?。ま、気のせいだと思うのだけど。戯言でございます。
 

 
 
 
<酒2> 清酒 多満自慢!生貯蔵酒ドライ!三多摩地区自慢銘柄の冷酒!甘さに滲む辛口後味!すっきり余韻!

 
 冷やで!でとコールしたが、ここは常温で出てくるものと思ってたら、しっかりと冷えた酒だった。しかも生貯蔵酒ドライ!。最近になって「澤乃井」が食い込んでると思いきや、冷酒は「多満自慢」でしたー。夏を感じ始めるとやっぱり冷酒!。日常酒の風合い低く、淡麗なる切れ味もしっかり表現。メンマとよく合うじゃないか。
 

 
 
 
 
<メンマ皿> 王道古風で質感しっかり!深めの醤油に染まった円やか味わい!辣油垂らして旨し!

 
 さてこのメンマ。醤油色がしっかりと染まった色合いで、その深さとは違い塩気が低くて逆に甘味あるほどに円やか。そこに少し胡椒が効かせてあり、仄かな刺激がナイスなのです。
 

 
 素材の風味にも合うし、フニャコリとした歯切れが楽しいかと!。いつものルーティンで少し味変化を試します。これが酒を進ませる旨さ!。
 

 
 
 
<全体> 地味な色合いにも深みを感じる質実な作り込み!オヤジ泣かせなレトロな風貌!ネギとメンマの競演!

 
 色合い的には一見地味に感じるのだが、とてもよくまとまった贅沢感です。そしてオヤジ心をくすぐるノスタルジーな面持ちがナイス。関東流儀と感じる深めな醤油浸透の短冊メンマが嬉しくなるほど大量!。
 

 
 へへへ・・・葱好きネギ星人を興奮させる味葱がこんもり!。出汁や麺にも深く全体に溶けこむような葱山がナイスです。写真だと実物より小ぢんまり映ってしまうが、実物は質感高いです。
 

 
 
 
<スープ> 古風な節系の魚介溶込み!さっぱり系豚肉煮出し感覚の旨味!カエシ穏やか!安らぎの味わい!

 
 出汁の味わいは、穏やかを通り越してクラシカルな感覚。端的に言えば「さっぱり系」。淡い動物感が、骨というより肉を煮出したような優しい豚の出方と感じます。そこにしっかりめに魚介が浸透しており、甘味も穏やかで節系の溶け込みが、しっくりと感じるようなイメージです。
 

 
 またカエシも穏やかで、まさにゴクゴクと飲み干しても引っ掛かりなし!。薬味の玉葱もフレッシュな甘味を感じ、飲んだ後の〆にも絶妙な感覚です。更に味ねぎの味わいと、メンマの味わいもじわじわと染み入り、更に麺の風合いも移ることから後半の方が旨味が深まるようです。
 

 
 
 
<麺> 自家製麺!汁を吸い込んでこそ旨し!前歯でスパスパ!奥歯でクチクチ!感触を楽しみたい・・・そば粉入り中華麺

 
 
 何度もこの場で紹介をしておりますが、こちらは麺を選べます。「玉子麺」と「国産そば粉入り」のどちらかです。私は後者が多いのですが、そう言うポイントも八王子系らしくないところ。風貌は見ての通りの褐色系ですが、三鷹の「中華そば みたか」ほど蕎麦ライクに突き抜けている訳でもありませんね。
 

 
 割とボコボコとした捩れたフォルムが印象的です、弱い縮れが入りつつ、それよりも捩れが強めに感じられるので、ボコボコとした啜り心地がありつつも、割と引っかかりの少ない喉越しと言うイメージ。しかも加水はやや高めな上に柔らかめの茹で上げ。さらに汁を吸い込み易い感覚ですから、物腰がとても素直でしなやかです。ズボボボーーっと勢いよく啜ると口元には若干の抵抗を感じますが、後に続くうち頬を抜けるタッチや、喉奥に感じるシルエットはとても淡い。
 

 
 前歯で千切るとスパスパととても安易に小気味好くちぎれてゆき、奥歯でプレスすると短いタップを踏んでクチリとあっけなく潰れます。この時に別にそば粉の味わいを感じることもないのですが、見た目で感じる味わいというやつか・・・・脳が勝手に蕎麦ライクと解釈してくれてるようで、そんな満足感は確かにあるかもね。
 
 

 

 
<メンマ> 醤油ダレの浸透感じつつ素材と出汁も感じる素朴な味付け!フニャコリとした柔らかい感触!

 
 オーソドックスなメンマ。これぞ素朴と言えましょう。短冊型でやや幅広なパーツが多めで、繊維質はややキッパリとしてるイメージで、それがどれもとても柔らかい。とにかく歯切れがとても良いです。フニャっとする感覚と、コリっとした感覚がメンマの歯応えがたまりません。またフニャっとした感覚も楽しめるイメージ。
 

 
 また全体的に醤油感ある見栄えですが、塩気はほとんどありません。むしろ滲みた出汁の円やかさが印象的で、スープに浸っているとその味わいと交換して吸い込む様子。グッと穏やかに味わいにもなるし、温かみも増すので、全体的にさらに優しい味わいに昇華します。
 

 

 
 
<ネギ> 序盤はザクザク!中盤はシャキシャキ!下味が滲み出て甘味がナイス!酒追加したくなる!

 
 やっぱりネギ山を見たら興奮!。たぶんチャーシューのタレの割と優しい味付けが混じるようで、少しだけしんなりとした仕上がり。味付けして少し間を置いているのかもしれません。塩気や調味料、旨味油がとてもしっかりと伝わる!。
 

 
 今回は少し辣油を垂らしてみましたが、これもまた相性良いです。ネギ本来の甘味は言わずもがなで、下味で更に深まり、また酒が進むと言う展開。ネギ追加激しくオススメ!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 自重で崩れる柔らかな薄切り煮豚バラ肉!出汁が浸透する赤身と脂の甘味!麺に絡めて堪能!

 
 薄いスライスがいい感じ。昭和のラーメンもこんなイメージでしょうか。デフォルトでワンコイン未満で提供しているトッピングとしては上出来と言えましょう。大判になるようにロールした肉を薄切りにしています。
 

 
 煮豚タイプなので脂身がすでに半透明な感じがナイス!。余分な脂が抜けているところに、ここにもスープが浸透するので、程よい脂甘さと言う感覚がいいね。チャーシュー皿で味わった感覚とはまた違って旨し!。
 

 
 
 
<味変> おろしニンニクと豆板醤を少し溶かしてエッジを効かす!更にブラぺ!後半更に尻上がりの旨さ!

 
 素朴で質実な出汁感のまま〆ても良かったんですが、酒が入ってる感覚だったので少し刺激が欲しくなる。そいういう流れで、備え付けのおろしニンニクと豆板醤を少し溶かしてみました。ふふふ・・・これが思いの外、コクを深めてカエシのエッジングと高めるじゃないか!。更に今回はブラックペッパーを投入!後半にこそオススメ。酒と合わせるなら尚更オススメ!。
 

 
 
 
総じまして「愛しさすら覚える昭和ノスタルジック中華そば!オヤジ和ます癒しの味わい!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。休日でも疲れ切ったオヤジ野郎のには、こんなノスタな中華そばが一番のフィットします。相撲中継や笑点見ながら、日曜黄昏時にまったりと過ごせるナイスな空間です。たまには、ほっこりとノスタルジーに浸れるような一杯はいかがでしょうか?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 

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