ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5196】くじら食堂 nonowa東小金井店(東京・東小金井)特製塩つけ麺 + サッポロラガービール赤星 〜素朴な見栄えと明るい旨さ!芳醇な鶏豚&魚介の旨味!存分に楽しむワイルドピロピロ醤油つけそば!

生まれ変わった塩つけ麺!

 
 実はこの店にこれだけ通ってて、一度も「塩つけ麺」を食ったことがないのです。自分でも正直驚きで、いつか狙ってやろうと思っていたら、限定メニューに変更されてしまい今までずるずると時が流れる。しかもつけ麺は「塩」オンリーということにもなっておりますよ。
 

 
 今回たまたま公式Twitterを眺めていたら提供タイミングとのことで、休日晩飯前の夕刻にも関わらず、突撃してしまいました。だって塩つけリニューアルしたってんだから。この後、しっかり自宅で晩飯食らうオレって、本当に阿呆だ。
 

 
 
 
<サッポロ赤星> 今日も沁みるぜ定番ラガー!暑さが勝るほど麦酒が旨い!一気に体温冷却!魂再燃!

 
 やはり外で飲む赤星は旨いね。お若い世代には分かりにくいと思うけど、平成の時代には、飲食店しか出回らんイメージで、しかも高級かこだわりある店でしか見かけんかったブランドです。だからオッサン世代では、妙にありがたみがあるというか、気軽に拉麺店で飲めるようになって、ハッピー感がたまらんのです。
 

 
 
 
<全体> 揚玉葱の香ばしさと甘味が湯気で立ち上る!穏やかで鶏のエキス感ある塩清湯!

 
 リニューアルのポイントは「焦ネギ油」です。その香ばしさと甘味が溶けた塩出汁がかなり気に入っております。配膳時に昇る湯気から、揚玉葱の香ばしさと甘味が特に良いね。それに妙に琥珀がかった色合いが明るくて、なんだかめでたい感覚にもさせてくれましょう。
 

 
 また七彩系譜の手もみピロピロ麺は健在。さりとて最近のくじら食堂は、麺はややスリムな傾向になっており、整われた麺線にピロピロボコボコさがアピール。
 

 
 
 
<つけダレ> 明るくライトな鶏エキス!サラリとした豚エキス!優しい魚介乾物の風味!揚玉葱甘味が芳醇!

 
 鶏の旨味を感じる。以前より鶏が厚めに感じられ、鶏油の色合いが明るい琥珀色となって広がります。その一方で、鶏塩系とはならず節系や煮干系の甘味がしっかりと下支えしてます。例えば、つけダレの表層には魚介系の膜が漂う感じ。それがじんわりと優しく素朴な味わいとなって落ち着きます。食らい進めるほどに、手もみ麺から吐き出される炭水化物の甘味と思われ、食いすすめるほどに出汁は霞み、味わいが円やかに変化。
 

 
 また塩気は、丸みがありながらも軽くエッジングがあり、塩っぱい尖がりは一切ないのがいいね!。特にそれが揚玉葱がとても効果的であります。揚げた香ばしさが動物系とすごくマッチするだけでなく、玉葱本来の甘味と揚げた油感が溶け合って、立派な香味油として昇華する旨さかと!。
 

 
 
 
<麺> 素地の甘味感じつつ出汁を吸って蕩ける食感!円やかな味わい!ボコボコ手もみ麺心地よし!

 
 所謂ぴろぴろ麺。手もみですがスリムな印象でしょうか?。以前は少し出汁を吸って蕩けるような所作もあったような記憶ですが、今確かめながら味わうと、口元で滑るような感覚で、見た目よりとても啜りやすい手もみ麺です。やっぱり加水とか粉も変えのでしょうか。これもまた出汁を吸って旨しです。
 

 
 へへへ・・・敢えてコリコリ細メンマや肉など具材と絡めて双方の歯応えを楽しむのも楽しき哉。揚玉葱の破片を麺の地肌に貼り付けて一気に潰して味わうのが私の定番であります。旨し!。
 

 
 
 
<チャーシュー> 炙り香ばしい&煮豚甘味優しいバラ肉!きめ細かく柔らかい繊維質のロース!

 
 豚バラ肉の存在感がいいね。バーナー炙りが旨さ演出で、見た目と味わい、更に香りでも楽しませてくれます。すでに脂身はトロトロ感で柔らかく崩れる感覚で、その赤身の部分は汁を吸い込みやすく、折り曲げると細かく繊維が割れ、汁を吸い込みます。噛み締めながら、直後に麺を啜り始めるとまた旨いです。また炙りが入ってないのもまた旨しで、たっぷりとバクバクに塩出汁を吸い込んだ赤身が食欲をそそります。
 



 
 
 そして豚ロース!塩出汁を吸い込んで更に旨し!赤身を楽しませる上品さが印象的です。とっても肉質と肉繊維が柔らかくて、出汁を吸い込ませると美味いなら旨さが昇華するはず。塩出汁に濡れて吸わせて食らうにはもってこいです。どうせなら肉増しにしとけばよかったかも。
 

 
 
 
<味玉> 均一にタレに染まる白身味わい深し!ややハードなジュレ状態の卵黄は濃密濃厚な甘み!

 
 ここの味玉の安定感がさすが。薄出汁がしっかり浸透して白身は薄い褐色。そして均一に染まります。いつも卵黄の旨さに注目をしてしまいますが、白身が味わい深いと言う逸品。淡い歯応えがあるので、白身食ってると言う感覚も手伝い、妙に味わい深く感じるではないか。
 

 
 そしてメインの卵黄は全体がジュレっぽい感覚。トロミが少なめでな仕上がりです。出汁と卵黄は熟成したかのような濃密な甘みで、少し濃ゆい醤油つけダレに浸すと重厚なコクはしっかりと伝わるイメージです。酒のお供としても十分に通用。やっぱりハズレのない旨さと再認識です!。
 

 
 
 
<スープ割> 魚介ベースの風合いと温もり復活!ネギを添えてさらっと軽やかな〆に!

 
 
 そしていつものエンディング。スープ割り。コールすると器を回収されて戻ってくるブーメランスタイルです。これは定番&シンプルな味で、ベースの出汁を単に割ったものに、薬味の葱がプラスされるもの。シンプル・イズ・ベスト!と言うか・・・温もりと魚介ベースの旨味が復活するようで、心からほっこりするエンディングです。
 

 
 
 
総じまして「素朴な見栄えと明るい旨さ!芳醇な鶏豚&魚介の旨味!存分に楽しむワイルドピロピロ醤油つけそば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。今までこんなに通っているのに、塩つけ麺の旨さを再認識。スープも旨いし、限定バリエーションも頻繁豊富で旨さ飽きない店だが、自慢のピロピロ太麺を存分に味わえる定番つけ麺が激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!
 

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