ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5427】丸幸(東京・武蔵境)チャーシューメン ロース + メンマ皿 + アサヒスーパードライ 冷酒多満自慢 〜まさに心の解放区!酒と麺でゆったり過ごそう!気持ちを解すノスタな中華そば!

 

youtu.be

癒されるなら「丸幸」

 
 休日夜の自由時間。「みたか」へ行って弾けるか、「丸幸」へ行って癒されるか。どちらも捨てがたいのですが、日本酒を飲みたい気分だったので、今回は「丸幸」へ。そんな使い分けもいいかもしれません。
 

 
 こちら土日は通し営業になるので、昼下がりと宵の口の中間あたりのゆったりとした時間帯がおすすめです。競馬・競輪・競艇の中継をBGMに感じながら、ちびちびと酒を啜るもよし。また相撲中継を眺めてまどろむもよし。時々ラーメン抜きにしても良いと思えるほど、ひとりで放って置いてくれますので、心地良しでございます。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> グラスのタイミングがナイス!早春の小雨に響く淡麗辛口の旨さ!

 
 何よりここは、生ビール・瓶ビール・日本酒・ハイボールとラインナップが優れております。今回もスタートは、アサヒスーパードライ。しっかりと堪能させていただきましょう!。
 

 
 瓶を握った瞬間から「冷え冷え」「キンキン」でして冷たさが手に沁みる。そしてグラスじゃなくてコップ!。これが大衆酒場感を感じさせてくれていい感じ!しかもコップも冷えてて曇ってる。冷たいコップにキン冷えビールを注ぐ瞬間がたまらん!。口に含むとスーパードライらしいキーンとした辛口の響きと冷たい刺激がマッチします。喉越し刺激を与えながらも、比較的ライトな味わいと鋭いキレ味で、心のストレスを一気に流してくれるようです。
 

 
 
 
<多満自慢 生貯蔵酒ドライ> 甘さに滲む辛口後味!冷たさに余韻すっきり!三多摩地区自慢銘柄!

 
 今回も生貯蔵酒ドライ!。まだ肌寒さが残る気候であろうと、日本酒は冷やでいただきたい!。この冷酒!日常酒の風合い低く、淡麗なる切れ味もしっかり表現。メンマとよく合うと感じます。
 

 
 お通しも嬉しい気配り。メンマか味ねぎが提供されますが、これもまた嬉しいサービス!。メンマ皿を注文すると味ネギ、ネギ皿を注文するとメンマ、チャーシュー皿を注文すると味ネギ!。結果的にどちらも楽しめるのが良いね。
 

 
 
 
<メンマ皿> 深めの醤油に染まった円やか味わい!クニャコリ食感!ちょいとスパイシー!

 
 いかにもなフニャコリとした歯切れの短冊タイプ。醤油色がしっかりと染まったメンマです。その色合いから、塩気が低くて逆に甘味あるほどに円やか。少し胡椒が効かせてあるのがまた味わいを深めます。仄かな刺激が妙に醤油と素材の風味に合う。
 

 
 下味の旨さで箸が止まらなくなると言いたいところだが、今回も性懲りも無く味変化を試しましょう。辣油を後半に垂らしてみます。これがまた合う!酒が更に進む!。そして最近はブラックペッパーもかけてしまうのが私の流儀。ちょっと塩気が増すようでググッと酒を進ませませます。
 

 
 
 
<全体> ガチに昭和ノスタルジックなオーラがダダ漏れ!肉とメンマが迫力の中華そば!

 
 肉はバラとロースが選べます。両方ミックスって手もあるけど、そうなると少々お値段アップ。今回はロースを選択です。和みのオーラ感がハンパない。実に大衆中華特有の和みのオーラ感はダダ漏れに伝わります。チャーシューもレトロだし、そして何と言ってもメンマの素朴さが嬉しい!スープの穏やかさは言うに及ばず。
 

 
 とことん付き合える馴染みの中華そば!肉増し贅沢感です。肉増しでこの設定なら実にリーズナブル!。
 

 
 
 
<出汁> 軽いカエシ!古風な節系!ライトな豚鶏系煮出し!玉葱の甘味が素直に浸透!落着く出汁感!

 
 全体的にとても穏やかで尖りのない優しい出汁感です。醤油は見た目よりカエシ感が低くてライト系。ベースは豚鶏でどちらかと言うと豚のイメージが響いている様子。映えると言うよりじわじわと染みる動物エキス感です。乾物も溶けているがメインは枯節系。古風な味わいが令和の今ではむしろ新鮮に感じる?または貴重に感じます。
 

 
 おお!別に八王子系ってわけでもないが、薬味の玉葱微塵切りもいいね!。シャリっとした歯応えに、フレッシュさある甘味が滲みます。また浸ったメンマも少々下味を出汁に移している働きで、あっさりさの中に幾重にも感じる味わいがいい塩梅でございます。更に蕎麦粉使用の麺からも風味と味わいが出汁にゆっくりと移るか!?。
 

 
 
 
<麺> 自家製麺&国産そば粉入り!出汁と一体化して旨し!食感はスパスパ!クチクチ!と楽しい展開!

 
 麺も選べます。「卵麺」と「国産そば粉入り」の2種類。近年、卵麺の方が好みになってますが、今回は「カタメ」を指定して「そば粉入り」といたしました。見ての通り地肌の色合いは淡い褐色系。スパスパととても安易に小気味好く歯切れる。そして奥歯でプレスするとあっけなくクチリと潰れます。特にそば粉の味わいを感じることもないのですが、頭が勝手に蕎麦ライクと解釈してくれてるようです。そんな感覚も好きです。
 

 
 また緩くボコボコと捩れたところがグッド。微妙に弱い縮れが入り捩れも感じる様子。微かにボコボコとした部分に啜り心地を伝えます。引っかかりの少ない喉越しと言うイメージかと。加水はやや高めなのも喉越しや啜りもライトに感じさせる。そんな柔らかめの茹で上げがナイス。個別に要望すればカタメ対応もしてくれるようです。また汁を吸い込み易い感覚ですから、物腰がとてもしなやか。勢いよく啜ると後に続く喉奥シルエットはとても軽やかでございます。
 

 
 
 
<チャーシュー> ちょっぴり脂身が溶け赤身に旨さ滲む豚肩ロース! 甘辛だれとスープの旨味が共に染みて旨し!

 
 ロースと思っていたのだが、今回は肩ロースのようです。その淡白な味わいを想像しがちだが、しっかりとここにも醤油系のタレが浸透しており、甘辛い上に肉の旨味と脂の甘味が染み込んでいるイメージ。
 

 
 脂身がさす部分が柔らかく、そこから崩れて脂の微かな甘味と出汁がスポンジのように吸い込まれてゆく様子。なので案外とジューシーに楽しめます。こちらは崩れにくいので、また性懲りも無く麺に巻き付けたりして楽しんでみました。
 

 
 
 
<メンマ> 出汁と温もりを吸い込む味もいいね!深めの醤油に染まった色合いなれど円やか味わい!

 
 メンマ皿でしこたま味わったのですが、出汁に濡れて温まったメンマもまたナイスです。その醤油色がしっかりと染まった色合い。にしては塩気が低くて逆に甘味あるほどに円やかです。フニャコリとした歯切れの短冊タイプで、いかにも標準型のようですが、下味の旨さが光るので、箸が止まらなくなる!。
 

 
 
<味変> おろしニンニクと豆板醤を少し溶かしてエッジを効かす!後半更に尻上がりの旨さ!

 
 素朴で質実な出汁感のまま〆ても良かったんですが、酒が入ってる感覚だったので少し刺激が欲しくなる。そいういう流れで、備え付けのおろしニンニクと豆板醤を少し溶かしてみました。ふふふ・・・これが思いの外、コクを深めてカエシのエッジングと高めるじゃないか!。後半にこそオススメ。酒と合わせるなら尚更オススメ!。
 

 

 

 
総じまして「まさに心の解放区!酒と麺でゆったり過ごそう!気持ちを解すノスタな中華そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。昭和ノスタルジーな味わいを若い世代が踏襲し旨さ受け継ぐ。そんな安定感が増したイメージで思わずオヤジ世代も応援です。比較的目立たない場所ですが、地元のファンの胃袋もしっかり掴んでいそう。何よりゆったり過ごせるのが魅力的です。休日ゆったり気分で酒と麺なら激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 武蔵境駅