ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5147】中華そば みたか(東京・三鷹)ラーメン + 竹の子皿 + サッポロラガービール赤星 〜名店江ぐち魂押さえつつ今に伝えるクラシカル極上中華そば!

私が一番愛する一杯

 
 ラーメンヲタクを長年やってると「一番旨い店どこ?」」とか聞かれると辛い・・・・正直選べない。また「一番好きな店はどこですか?」と言われても辛い。でも「一番愛する一杯は何ですか?」と問われると、私はこれを伝えることでしょう。
 



 何たって再上京してから付き合い長いし、気心知れて生活習慣とすら感じるのですから。共働きの妻も帰りは遅くなると言うし、この日はとても忙しかったので、魂の救いを求めてまた訪問してしまいました。
 

 



 
<サッポロラガービール赤星> 図太いボディでしっかりした苦味!厚みのある旨味と後味の軽やかさがナイス!

 

 
 へへへ・・・大好きな店に、大好きなブランド麦酒がある喜び!。最高気分でございます。入店するなり赤星!と前のめりで伝えます!。コンコンコン!と奥で栓抜きで栓を叩く音が聞こえた後、気持ち良いほど「シュポっ!」と栓が空く!。
 

 
 オヤジ世代となると、やっぱり図太い本格派が好きになる。この苦いのがいいのよ。苦いだけなら欧州ブランドがいい感じだが、仄かに甘味も感じさせるところが日本ブランドのいいところかも。実に厚みのある味わいで楽しませてくれます。更に言うと、図太い割には後味が軽やか。個人的にはこの引き際の良さも好印象で、見かけたら必ず買う様にしております。やっぱり赤星最高!。  
 

 
 
<竹の子> シンプル・イズ・ベスト!飽きない旨さにオリジナル辣油タレが垂れて旨し!

 
 実に久しぶりに「竹の子皿」をコール!ここではメンマを「竹の子」っていうのが流儀なのだが、なんだかこっぱ恥かしさを覚えます。なんともさっぱりとした旨さで全く飽きがこない。それでいて出汁やタレにもマッチするので、味わい深い。
 

 
 うへへ・・・今回も2種類(胡麻の辛いやつ&特製辣油)の橋本店主研究開発中の、オリジナルタレの提供を受けまして(常連だけじゃなく、言えば出してくれると思いますー)、今回も辣油系を垂らしてみましたが・・・メンマと相性抜群!試してみてほしい!。
 

 
 
 
<全体> 和む醤油出汁に和蕎麦ライクな麺線が透ける!伝説の「江ぐち」を彷彿とさせる不敵な素朴さとシンプルさ!

 
 リアルに「江ぐち」を知っておりませぬ。しかし、味わうとその風景が蘇るよう。昨年末に振る舞い酒をいただいた時に、橋本店主が「今でも自分の店って思ったことないっす」と言ってたことが思い出されます。昔の江ぐちファンも惹きつける味わいでしょう。
 

 
 昔の中華そばって、具材は飾り程度なのが多かったと感じてるんだが、令和の今だとすごくシンプル過ぎる感覚になってしまうね。しかし、むしろそれがこの店らしく、そんな素朴さが嬉しく感じる麺顔です。特に煌めくでもない醤油清油で、素朴な地肌で和蕎麦ライクな麺が透けて見えるのも、レトロな風雅を感じさせるほど。今となっては逆に、大胆不敵な素朴さとも受け取れてしまいそうです。
 

 
 
 
<スープ> 豚煮出しの円やかさに野菜の甘味!昆布エキスの溶け込み深く滋味和やか!魔法の醤油ダレが溶けて旨し!

 
 ひとクチ啜ると実に素朴で優しい味わい。とてもさっぱりとして嫌味が全くない!。醤油ダレが魔法のようにキリリと伸びるような塩気だが、ベースの出汁は優しい豚煮出しである上に、大量の葉野菜と昆布の投入と、その煮出しが効いており、とても円やかで優しい旨味となっております。一層優しく円やかな展開がナイス。それぞれのエキスが溶け込み、いつもより滋味和やかな展開となって旨しです。
 

 
 今回は、橋本店主オリジナルの不可思議なニンニクだれを溶かしてみます。フツーなら油そばに合いそうな気がしてましたが、汁系との相性が良いではないか!。シンプルな醤油カエシに結びついていきなりキレが生じます。満腹に近い食感から急に食欲を呼び覚まされます。
 

 
 
 
<麺> 嗚呼和蕎麦ライク!分厚い風合いを残す!出汁が浸透し切っても素地を感じる旨さ也!

 
 何回も何回も何回も・・・そしてテレビ番出た時もアピールした「和蕎麦ライク」な麺です。この店の紹介で思いっきり「和蕎麦」と表現したでしたー。本当に蕎麦粉が入ってるのか?と思うほど風合いの強さとそのザラつき。
 

 
 出汁をしっかり吸い込んでからも熱ダレ汁ダレせずに、甘味を伝えるところなど・・・妄想が妄想を呼んで止まらなくなるー。
 

 
 
 
<チャシュー> 多くのファンを魅了する豚切り落とし!昭和の魅力を感じさせるレトロな旨さ!

 
 これもシンプルさ!。煮豚の切り落としは、この店大人気メニューで、常連がこぞってお土産に買い求めるものだから、チャシューメン頼むことができるのか心配してしまうほど。こんな古風素朴な肉がやっぱり旨いのです。懐かしくもレトロな旨さと申し上げたい。実際、年末にこのチャシュー塊を購入して義父母に献上して、私の株を上げたのでしたー。
 

 
 
 
<メンマ> ここでは竹の子!さっぱり仕立てが出汁に合う!

 
 「竹の子」と言う呼び名。実は東京西エリアでは珍しくもないのか?。関西生まれの私だとピンとこないが、丸長@荻窪でもそんな呼び方だし、東京西エリアで古くからはそれが正式名称だったのかもしれません。サクサクと歯切れがよく、下味は控えめ。醤油スープや、醤油ダレとシンプルにマッチし、いくらでも食えそうな気がするほどライトな旨さが痛快です。豚もいいが、竹の子もいいよね!。
 

 
 
 
総じまして「名店江ぐち魂押さえつつ今に伝えるクラシカル極上中華そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。ここの拉麺はもちろん好きなんだが、この雰囲気というか、接客というか「魂」を感じるところも旨さを感じさせます。また地下に籠るのに明るさといったものがあって、それが老若男女の垣根なくほっこりさせる。「江ぐち」畳んでから再起して、よくここまで味を受け継ぎ復活してくれことに感謝すら思う。旨さの継承ととても和ませてくれます。今後も引き続きよろしく頼む!激しくオススメ!旨しなので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 三鷹駅