ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5061】中華蕎麦 麺ノ歌(東京・武蔵小金井)特製ざる塩 + アサヒスーパードライ缶 〜いきなり爆誕!素朴さと崇高さとアイデアが詰まった塩ざる!武蔵小金井に期待のニューカマー出現!

今度は流行るかも!鬼門のスポットに旨さ突き抜け!?

 
 この店跡も色々と店が入れかわるよね。全部追いきれてないけど、「むらさき」「たがわ」だった場所に新規開店。ご店主はどうも「たがわ」の関係者で、受け継いで独立開店とのことですが、メニューは実に一新した清々しさです。結論としては、旨かった!。なので今回は長く続いて欲しいなぁと切に願う次第。今回は「ざる」と言うワードで思わず引き込まれてしまったが、必ず次は汁系を食いにまた参りますよん!。
 

 
 
 
<アサヒスーパードライ> 馴染みの痛快淡麗辛口を小ぶりのフルートグラスで味わう!

 
 土曜日に仕事をしてしまったので、その気分転換がどうしても必要!。飲むぜ!と血色ばむが350ml缶でございます。まぁ語らずとも皆さんには知れる馴染みの味わい。ロゴが印字された小ぶりのゴブレットで頂きますが、やっぱり同じ酒でも外で飲むと旨く感じるようです。麺を待つまでの最高の暇つぶしタイム!。
 

 
 
 
<全体> 大ぶり雲呑を浮かべる塩ダレの質感が崇高迫力的!更に平打ち太麺は艶やか!3種肉盛の贅沢感!

 
 さて麺顔。素朴さと崇高さが入り混じる演出です。麺は平打ち系の太麺で素朴さ表す。その一方でつけダレの質感が崇高的です。見た目の滋味深さの表現は「鈴春@本郷三丁目」を連想してしまうほど。そしてさすが特製と言いましょうか、肉が3種で整形されてます。更に更に・・・薬味2種がいいね!。「やまうに」と「カスメリティ」との配膳時のアナウンス!。こだわりを全開に感じます。
 

 
 
 
<タレ> 芳醇な鶏の旨コクにしみじみと染みる昆布等乾物の深み!カエシは白出汁の如し円やかさが響く!


 
 ひと口レンゲですすって大いに合格点です。これは良く出来てる。ベースはやっぱり鶏ベースで芳醇さすら感じる豊かさから、丸鳥の煮出しとすら感じるコクの厚さと華やかさ!。その一方で乾物の溶け込みでしょうか・・・落ち着き覚える滋味の展開です。これは昆布系の溶け込みが深いと察します。
 

 
 また白出汁系のカエシ感覚哉??。塩の尖りは一切なくむしろ円やかさ前面のの塩気感覚で、まるで白出汁のニュアンスかも。塩じゃなく白醤油の展開だったりしてね。
 

 
 
 
<麺> 多加水系平打ち太麺!微かにボコつく素朴さ!噛み締めると甘味あり!出汁に濡れると旨み発揮!

 
 ひょっとして、これで麺線も整ってたら凄いと感じたかもしれませんが、曖昧なところまた「素朴」と感じさせるのもあり、楽しく感じます。塩つけ系には定番の太麺平打ち系です。水切りが少し余裕を持たせてるところが、全体的に瑞々しく演出しているようです。引き上げてタレに落とし込むと、微妙にボコついたところがタレに絡んでナイス!。
 

 
 前歯で千切った瞬間は、流水で引き締められた余韻の風味強さを感じますが、奥歯で噛み締めるタイミングでは、塩ダレと絡んで一体化した旨みに昇華した印象です。
 

 
 太麺でもとても腰つきがしなやかで、表面の滑りもよく、ズボボボーーーーっとすすり上がると、ボコツキが舌触りとかうち頬に軽くタッチして駆け抜けるのがとても楽しいじゃないか!。
 

 
 
 
<薬味1> やまうに!柚子と唐辛子の風合いが全く尖らずに円やか!麺に絡めてタレに浸して旨し!

 
 親が福井県出身なので、ちょっと知ってました。「やまうに」は柚子と唐辛子を練り込んだもので、見た目が雲丹っぽいので「やまうに」と呼ばれます。これはタレに溶かすよりも麺に絡めて楽しんでみました。唐辛子のホットさと、柚子のさっぱりさが絶妙にマッチ!。タレに溶けてもバランスを崩さないので、やっぱり麺に絡めてから、浸して食らうのが個人的にはオススメです。
 

 
 
 
<チャーシュー> しっかり整形された低温&炙りの2種豚肩ロース!肉と脂が旨さ分厚い鶏腿ロール肉!

 
 特製だと鶏豚3種肉が添えられます。手前が鶏モモ肉。きちんとロール上に整形されたスライス肉。鶏ならムネ肉が多い中、肉と脂の旨みをしっかり伝えるモモ肉は、そのままでも酒を誘うほどに旨いが、やっぱり塩ダレに浸すと尚旨しです。
 

 
 豚は肩ロースですが、炙りの入ったものと、低温調理のままのものと2種あります。炙りの方はタレを変えているのか???味わいが少し濃ゆいところに炙りの香ばしさがまたナイス!。低温調理系は、やはり脂の浸透した赤身の旨さが光ります。脂の甘味が滲んだ赤身は、豚肉本来の味わいも醸し出すようで、これがまた旨し!。
 

 
 
 
<ワンタン> 量感ある生姜滲む挽肉餡!大判でタレを存分に吸込む皮!タレの旨みで更に高まる旨さ!

 
 特製としても少し値が張るだけあって、表現力は豊かですね。しっかりした雲呑が2つ、つけダレに浸っております。肉餡は大きめで、粗挽き挽肉に生姜が薫るタイプ。それが塩味とマッチするので味わい格別です。
 

 
 また皮は大きめで存分につけダレに浸っているため、バクバクと旨みを既に吸い込んでる感覚。ちゅるっとした感触も楽しいけど、噛み締めると皮の旨さがナイスです。
 

 
 
 
<味玉> 仄かな醤油薄出汁がライトに染みる!白身は味わい深く卵黄はトロトロ感あり出汁とコラボする濃密旨さ!

 
 白出汁に浸されたような上品な色合いとその味わい。仕上がりは緩いタイプで、噛んで割る瞬間に中から蕩けた卵黄が溢れ出します。しっかり浸透した出汁感なので、白身自体がそのまま美味い上に、卵黄にも浸透しているので、卵黄本来の分厚いコクと相まってかなり濃密な旨さ炸裂かと!。
 

 
 
 
<薬味2> 鶏油にカスメリティが溶け込む香味油!鶏油より軽やか円やか未体験の甘味!これは目鱗アイデア!

 
 この一杯の真骨頂は、これかもしれません。「カスメリティ」が溶けている鶏油と言ったところでしょうか。とてもトロみがある油なので、バターのような鶏油感覚かと思いきや、独特の甘味がとても濃ゆい。なのに不思議と重くなく、ラーメンとしては未体験ゾーンです。
 

 
 流石に帰り道の中央線車中でググってみたが、カレーによく使われるスパイスなのだそう。スパイシーと思いきや、刺激を和らげまとめ上げるような分厚い甘味が特徴的なのだとか。これは面白い!。
 

 

 

 
 
<スープ割り> 〆はさっぱり鶏出汁で割る!更に汁系の旨さを期待させる仕上がり感覚!

 
 そのままでも十分に飲み干せるつけダレですし、カスメリティが溶けているのでそのまま堪能ってのでも良かったのですが、一応頼んでみたー。すでにこの時点で、再訪問は確実で、次は汁系を食らうつもりだったから、どんな味展開になるのかと事前調査も兼ねてー。うんうん・・・温かみが増すだけでも美味いが、さっぱり感覚が細麺にも合いそう!。ゴクゴクと無心で飲み干してしまいましたー。
 

 

 
 
総じまして「いきなり爆誕!素朴さと崇高さとアイデアが詰まった塩ざる!武蔵小金井に期待のニューカマー出現!」

 
 ・・・と言う感動の嵐。つけダレの完成度高いとお思うし、麺のこだわりもしかと受け止められるレベル!。そしてどのパーツも作り込みがしっかりしてる!。入れ替わるばかりの店テナントだけど、今回はしっかり根付いて行くのではないでしょうか。まだ未提供の面白いメニューも券売機から伺えますし、かなり器用なお店でしょう。どうせならビールは中瓶も今後備えてくれれば個人的には嬉しいかと!。武蔵小金井に新たな拉麺旋風引き起こすか?激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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