ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4741】 麺屋 さくら井 (東京・武蔵野市西久保) 特製らぁ麺(醤油) つけ麺変更 + アサヒスーパードライ 中瓶 〜東京トップクラスの醤油そばがつけ麺変化!カタ麺主義者が食らうべきつけ麺とはこれ!激しくオススメ

興奮のつけ麺レギュラー化!塩・煮干ときて・・・王道の醤油と対峙!
 
 この1週間そこそこは、「麺屋さくら井」のつけ麺にすっかり魅了されたのでした。ちょうど多忙で前日ほぼ半日休暇を潰されたので、その腹いせに翌日取得と言う流れでまたまた訪問させていただきますわ!。塩→煮干・・・ときて、やっぱり最後は王道の醤油で!。因みに、やっぱり最近になって、3種のつけ麺レギュラー化でファンの間ではざわついているみたい。平日でも結構な並び(20名程度?)なのでお気をつけあそばせ。ま、ラヲタなら1時間程度なら全然許せる範囲なのですが:爆。
 
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<酒> アサヒスーパードライ!何はともあれ辛口ナイス!小春日和に響く切れ味!一気に沁みる腹落ち感!

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 味わい旨さ、説明不要ですかね。何度かこの板で伝えてますが、私アサヒビール受けたんですよ。生まれは関西なので。確か夕方に西宮工場に行ったっけか。それが全然手応えなくて、終わったあと、ショックのあまり阪急西宮北口駅構内の阪急そばを爆食。後日、キリンにも落ちて大阪梅田の古潭で拉麺と麦酒で暴食飲したのでありました。実は麦酒会社一筋だったのですが、今は全く違う業界で生き延びてきた次第・・・・。そうやって回想しながら飲むと、アルコールも程よく回って人生ってホント面白いし、筋書きがないんですよね。
 

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<全体> 芳醇さを表しながら醤油琥珀と滑らか昆布水が煌めく!肉は豪勢!タレのエキス感と交錯する麺線の美しさ!

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 麺顔に美しさに程よい緊張感があるのが、麺屋さくら井の特徴かと。汁系だと具材と隙間から見える麺線、そして出汁感でそれが伝わりますが、つけ麺だとまず「昆布水」に浸った「麺線」に大きく意識を持って行かれます。確実に、昨年の限定バージョンつけ麺とは、数段アップしたと思える麺の引き締めがありありと伝わる!。これをこれから箸で解きながら食らうと思えば興奮します。さて一方のつけダレですが、これは汁系でありありと覚えある濃ゆい琥珀色した醤油感。明るい色合いですが、落ち着きを感じる風合いあって、和出汁感が滲むようです。
 

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 そして・・・へへへ、ここに来れば特製にせずにはおれない。そんな低温調理の肉達が今日もしっとり迎えてくれる安堵感。慌てて食わず、残った麦酒と合わせなら味わうのでありました。
 

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<つけダレ> 程よい鶏油の円やかさ!乾物溶け込み甘味も含む滋味深さ!ゆっくり昆布水が混じり広がる芳醇感!

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 さくら井と言えば、やっぱり「醤油」。地鶏の鶏油が濃ゆく広がるのだが、重く感じさせないところが秀逸。乾物類をふんだんに煮込みながらエキスを溶かしたような鶏油感覚で、ナチュラルに甘味ありです。魚介がバランスして落ち着くイメージですが、醤油系だと椎茸の甘味も仄かに感じる様子。これが昆布水に絡むと旨さ共鳴です。
 

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 そう・・・食らい続けると次第に昆布水の溶け込みが増して来る。グルタミン酸が、つけダレ乾物のグアニル酸、動物系のイノシン酸に混じり旨さ三位一体!。カオスが高まる旨さで、次第にゆっくりと昆布水で全体がマイルドな旨さに変化してゆきます。食べ始めから振り返ると、まさに旨さのグラデーション。それだけでなく、麺の風合いも移る。実は確かにつけダレは秀逸ですが、この一杯・・・実は麺の方に特徴があります。
 

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<麺> 三河屋製麺!美観極まる麺線!つけ麺らしからぬハード細麺!昆布水の浸透で風味滋味を増す展開!

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 ここまで明確に「カタさ」を打ち出した「細つけ麺」は珍しいかも。往年のまたおま全盛の濃厚豚骨魚介&太麺では、濃厚さを受け止める意味合いで風味の強さを求めた結果、固い麺が絡まるシーンがあったような記憶。その真逆の展開です。パツっとしたような麺の風合い。そして揃うストレート細麺故に絡まり持ち上がる昆布水。麺の風合いと昆布水の旨味を、つけダレの方が受け止める・・・そんな展開なのです。10年経つと味の演出も全く変わるね。 
 

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 へへへ・・・これだ!「カタ麺主義」な私。パツパツはオーバーだとしても、かなり強い「クシクシ」と素地の風合いがナイスなのです。今回もライムの薄切りを箸でねじって回しかける。そして、塩を垂らすようにふって麺だけを味わいますが・・・沖縄の海塩をふって楽しむ。不思議と麺の甘味が逆に強まるのが旨いね。
 

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<チャーシュー①> 低温系王道の鶏胸肉のコンフィタイプ!ふかふか食感!味わい淡白にして滋味深し!タレに潜らせるべし!

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 肉が蕩けたり貼り付いたりする艶かしい旨さは逸品です。コンフィを感じさせる鶏胸肉が相変わらず見事。そして毎回見事な細かく隠し包丁。淡泊な鶏肉の滋味が出汁の明るい旨さに滲みます。本来淡泊な味わいながら、醤油系のつけダレを潜らせて食らうと乾物の旨味も染みて尚更旨し!。
 

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<チャーシュー②> もはや名物!豚肩ロース低温調理肉!赤身肉味と脂身甘味がつけダレ染みて旨さ融合!更に昇華!

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 艶っぽくも微妙に熱入りが進んだようなイメージ。温もりがあり、それで細かく指す脂が溶ける。更に全体的に甘味を感じさて、酒を進ませる楽しい旨さです。今度もスープの中で泳がせます。熱が入るので少し勿体無いが、この肉の包丁の隠し切れ目に出汁がまとわり着く。そしてその染み入りを味わうのが旨し!。
 

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<味玉> ねっとりジュレ感の卵黄!濃密な甘味とつけダレ旨味が融合!乾物旨味も混じって深まる滋味!

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 薄出汁がしっかりと深く浸透しており、形も綺麗。つけダレに最初から浸っているのでとても暖かです。こちらは、高級ブランド「那須御養卵」使用とのこと。その卵黄の濃密なオレンジ色に輝く艶めきが素晴らしく、出汁が浸透して熟したような甘味がナイスなのです。そのねっとりとしているジュレ状態が素晴らしく、舌に絡まりつくような粘り!そこを醤油つけダレに沈めて絡めて食らうのが最高です。
 

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 それだけじゃなく白身が旨い。薄ら乳白色の出汁が浸透し、味わうと出汁の旨味が白身の柔らかさと一体化。ううう・・・味玉食って酒が欲しくなる。
 

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<他具材> 醤油ダレに濡れつつもメンマと絡んで発する清涼感!仄かに甘味を醸し出す小松菜!

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 πウォーターのおかげで鮮やかなのでしょうか。とても瑞々しさを感じるほどの色映えで、歯切れも楽しませてくれます。メンマと絡むとまた歯応えも複雑で楽しい。醤油ダレとの相性が素晴らしく、野菜ならではの仄かな甘味と清涼感がナイスです。金出すから増量してもいい感じ。
 

 

 
 
 
<〆に昆布水割り> 定番の昆布水割り!グルタミンが醤油ダレに溶け込み更に溢れる旨味!〆に最適!

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 最後は定番の昆布水投入。麺が想定以上に絡んで持ち上げ、そして微妙に浸透するのか・・・残ったのは少なめですが、もとよりつけダレに浸透してるので丁度良いです。昆布のエキス感が最後に深まり、和の旨さで締め上げる!。あゝ、昆布水つけ麺にハマる!
 

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総じまして「東京トップクラスの醤油そばがつけ麺変化!カタ麺主義者が食らうべきつけ麺とはこれ!激しくオススメ」

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 ・・・と言う感動の嵐!。これで醤油・塩・煮干とレギュラー3種類のつけ麺を制覇ですが、実は甲乙つけ難し!。醤油は間違いなく王道!塩は上品な刺激!煮干は落ち着きの旨さ!。共通して言えるのは昆布水に絡むハードめな細麺。カタメな麺好きなら、これは絶対に食っておくべき一杯のような気がします。カタ麺星人特に激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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