ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4911】東京味噌らーめん 鶉(東京・武蔵境)特製味噌らーめん + サッポロラガービール 赤星 中瓶 〜何度食らっても色褪せぬ素朴さと斬新さが滲む旨さ!東京トップクラス味噌麺!

良い店には良い客が根付く

 
 なぁ〜んていつも思ってます。いわゆるファンってやつですが、店の雰囲気にセンスが共感するのでしょうかね。行列客のほのぼの感覚がとてもいい感じー。とは言え私自身が良い客であるかは自信ないですが、自称宣伝部長ってことであしからず。個人的には「味噌拉麺に目覚めさせてくれた店」なのです。
 

 
 
 
<酒> サッポロラガービール赤星!漸くビールが旨い季節来た!陽光眩しさと深い琥珀と白い泡立ちが目に沁みる!



 GW中に少し仕事したから半日代休!折角だからねー・・・飲まない訳にはいかない!。ここはサッポロラガー赤星だと知っての狼藉を働きます。生ジョッキよりも、瓶ビールが好きなオレ。このブランドは特にお気に入りの一つ!。陶器のコップで泡立ちもいつもとは違ってくるように思えるし、暑さもあってか特別に美味しく感じるのでした!。やっぱり夏はビールだ!。
 

 

 
 何気にお通しも優れもので、例の極上チャーシューとその切れ端。ネギの小口切りには塩ダレがかかっており、これがまた肉と相性が良いね!。ネギを肉で巻くようにし、口へと運ぶ!。肉の旨味の下に塩ネギの刺激があって、これまた格別。グビグビとビールが進むわ!
 

 

 

 
<全体> 明るい色合いにコク深く映る・・・質実な東京味噌!浮かぶごぼう油が現代風ハイセンスで盛り上げる一杯!

 
 へへへ!分かってはいてもいつも力強くも美しさも表現する麺顔!味噌は素朴系そのものと言った和みある黄土色。きめ細かい味噌の溶け込みの上には、牛蒡香味油が垂れ込みます。
 

 
 トップにはカッリカリに揚げられたゴボウの素揚げ!。その素朴さに力強さが表現されたようにも感じます。危うい静的な安定を保ってるところが実に芸術的ではないか!。
 

 
 
 
<スープ> 鶏豚系の優しいボディに芳醇円やかな味噌の溶け込み!炒め野菜の甘さと香ばしさ!牛蒡油の素朴な香味広がり!
 


 
 このスープの因数分解をすると、味噌!動物系ベース!香味油!。七彩系の流れを汲んでいるらしく「東京あぶたま味噌」をベースとしているらしいと何度も伝えております。まるで赤味噌と感じる塩気が漂い、そして麦味噌?と思わせるような芳醇な甘味!。それが優しいようで優しいようで力強いのですわ。
 

 

 
 またベースの動物系の出汁ナイス!。いわゆる鶏豚ミックス系で、コクが分厚く、口の周りにコラーゲンっぽい貼り付きも感じる。やや鶏系が深いように感じます。蘊蓄書きでは「赤鶏さつま」と「大量の豚骨」とのこと。ゲンコツのコクだったかも?と少し考え直したりもしますがあしからず。
 



 あゝ牛蒡油がいい!この店ならではの香味仕掛けで、何気に成功のポイントかと思ってます。その土のような香ばしさが味噌にベストマッチで、植物系の油に牛蒡のエキスが滲んだ独特の香ばしさ!。油なのに軽くて美味しく、牛蒡特有の匂いが香しくて旨すぎる!。
 

 
 
 
<麺> 自家製麺!最高にもっちり!ワイルドなピロピロ感!味噌を全体にまとわりつかせ受け止める旨さ!



 

 味噌出汁が旨い!香味油も格別!更にここは麺が旨い!手揉みピリピロのしっかりしたところ、そしてやや太めでもっちりした素朴でワイルドな見栄えが好き!。地肌に辣油の欠片を貼り付けて味が染みてそう・・・。麺の切れ目に注目すると、まるで甲州ほうとうを彷彿とさせるのですわ!。 
 

 
 ニュルっと滑らせてそっと啜りあげると、暴れて汁が弾けて顔に当たる!アチチッ!。啜っているだけで辛味噌が馴染んでいるのがわかるホットな香りが立ち込めます。それを前歯でヌチっとちぎって奥歯へ運び、ヌツヌツと潰してゆくと・・・明るいモッチリ歯応えなのだが、微妙に引き締まり部分があって、麺の風味がしっかり伝わります。嗚呼、麺がうめぇ!味噌出汁に塗れながらも麺本体の風味はしっかり残った部分があって、太麺らしさがナイス!。
 

 

 
 
<チャーシュー> 程よい塩気が赤身の肉味と脂身の甘味を引き出す旨さ!そして香ばしい豚肩ロース!

 
 ここの肉が大好き!。しっとりとしたレア感を微妙に残すのですが、実に香ばしさが広がるのです。肉味を一番素直に引き出し、シンプルに塩コショウってな感覚で、赤身が出す肉本来の味わいがしっかりしております。脂身もしっとりで脂甘味がナチュラルに広がります。そのままでも旨いんだが、知らず知らずにまた味噌スープに沈めてみたり、泳がせたりしますが、麺に巻き付けて食らっても当然旨い!。
 

 
 
 
<具材1> あゝやっぱりこの店のアイコン?華やぐパリパリ牛蒡素揚げ!具材と麺に絡んでカオスな旨さ!

 この店のアイコンとも言える牛蒡素揚げ!。その素晴らしさは香りの他に歯応えも演出的で、汁に濡れてもパリパリ感は終始キープです。そして淡くモチモチ歯応えの麺と絡むと、歯応えにコントラストが生まれてナイス!。モチモチ&クリスピー食感が見事で旨さがカオスです。
 

 

 
 
<具材2> 引立て役が素晴らし!鶏豚出汁が浸って染みるモヤシ!更に挽肉旨さ演出!

 中華鍋で炒めて出汁で軽く煮られたモヤシ。全体に野菜ならではの甘味を与える一方で、クタクタになり切らず絶妙にシャキッ!。挽肉と混じり合うところを噛み締めると更に旨し!。意外と量が多い割には肉と挽肉の下にしっかり埋もれてます。ボリューミーに楽しめるかと!。
 

 

 
 
<味変> 味噌にオススメが山椒&一味!途中で一振り!タレに香りがまた復活!

 
 あまり必要性もないかもですが、テーブルセットに市販の山椒があります。辛味噌じゃなくノーマル味噌なら、試してみる価値あるかと!。汁系だったらオススメです。赤麹の華やかさに慣れたころあいに、また新たに香りが復活するような感覚で楽しめますので!
 

 
 
 
<味玉> 卵黄の味わいが濃密な奥久慈卵!甘味感じるマチュアな味わい!味噌ダレにコク深まる!

 
 薄出汁がしっかりと奥深くまで浸透したもの。そして熟成したような甘味を感じさせる卵黄の仕上がりです。奥久慈卵!。元々濃ゆい卵黄のコクに、出汁の深さが重なる濃密なる旨さがいいね!。今回はジュレっぽい部分が多く、舌によく絡みつきます。
 

 
 やっぱり最後は味噌出汁に浸して食らいます!。濃厚な味噌味を通してでも卵黄のコクがしっかりと伝わりますな・・・やっぱり麦酒より白飯の方ががほしくなるかも。嗚呼、やっぱり味玉は何度食っても旨し!。
 

 
 
 
総じまして「何度食らっても色褪せぬ素朴さと斬新さが滲む旨さ!東京トップクラス味噌麺!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。力強い喜多方系の太麺に芳醇な味噌が絡むと考えると、拉麺好きなら一気に特徴分かるかも。加えて味噌も香味もアイデアが溶けています。武蔵境って東京であまり馴染みが薄いかもですが、こんなに凄い味噌麺がありますので中央線下車してランチする価値ありかと!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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