ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4531】 麺屋 さくら井 (東京・JR三鷹) 味玉らぁ麺 醤油 + チャーシュー盛 ハーフ + アサヒスーパードライ 中瓶 〜隙を感じさせない作り込み!心安らぐ柔らかな旨さ!まさにこれぞ一級品!崇高醤油そば!

久しぶりに・・・さくら井で肉盛りで昼麦酒!
緊急事態宣言前
 実は水曜日の定休日に展開される別ブランド「KEN軒」をまた狙っているのだが、水曜日はどうしても本業の都合で神奈川方面に張り付くことが多く、しんどい・・・。やりくりしてみたものの無理でした。そんな心残りを抱えつつ、早出早退の機会を利用して、翌日の木曜日の終わりに近いタイミングで「さくら井」へ突撃。何と待ちなし!しかも空席あり!珍しい・・・。
 

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 KEN軒は夜もやってるし、またイベント的な要素もあるから、その反動が翌日には少しあるかもね。非常に天気も良いタイミングでもするりと入店。今後何度かこのタイミングを試してみるつもりです。さて・・・何を食うか。行列で待ちながらじっくりと考えればいいやと思っていたからね・・・無意識で選ぶしかないね。結局また、同じものを!今回も醤油をチョイスさせていただきました!。
 

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<酒> アサヒスーパードライ!雑味がなくキレがある!洗練されたクリアな辛口!とは良く言ったものだ!

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 へへへ・・・今回は飲めるぜ!仕事は切り上げたしね!日本酒と麦酒小瓶で発散しようかと思いましたが、明るいうちにベロ酔いして帰ると家族が不安になりますので、やめときましょう!スーパードライ中瓶で大人しくしとこう。ま、散々個人的にはこの板で「世界一ひとくちめが旨いブランド麦酒」とか呟いてきたが、「洗練されたクリアな辛口!」と言う公式コピーはさすがですな。イメージにぴったりだし、短くて分かりやすい。人によっては金属的な風合いなど感じるようですが、若い頃から親しんでるから私にはすごく馴染みますよ。久しぶりに瓶で飲むのもまた格別。
 

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 ところで・・・最近では、スーパードライと言えば「ジョッキ缶」ですな!。あれはびっくりした!何がって飲みやすいのは当たり前だが、「泡立ち」がちゃんと再現されるのがびっくり!。温度によって泡立ちも違うようですが、やはり革命的なことをやるのがアサヒって感じもするよね。因みに、アサヒビール・・・昔、就活一次面接で落ちました。西宮工場(もうない)での記憶。
 

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<つまみ> チャーシュー盛!ハーフでも大満足な質感と量!低温調理に釜焼きの組み合わせで楽しさ倍増!

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 へへへ・・・今回は飲めるから食らうぜ!名品のチャーシュー盛!。ボリュームあるので、私はハーフサイズで十分です。これは拉麺と二枚看板とも言える傑作。低温調理の豚肩ロースと鶏胸肉が絶品で、温められた皿にのせられ、じんわりと熱を与えながら脂が溶けて甘味を増すようになっております。しかも、肉屋直伝の隠し包丁が細かく入っており、肉質がさらに柔らかく感じるというもの。鶏胸肉は、隣に添えられた柚子胡椒が良くあう。価格としても値頃感あるので、激しくオススメであります。
 

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 開店以来ずっと通い続けて食い続けている者として、ちょっとづつ変化もあるようですよ。例えば、肩ロースは少しづつレア感を抑え目にしてる印象。熱入れを微妙に増やしたようなイメージだが、柔らかさは変わらない。どうも最近の低温調理の傾向のようですね・・・。
 

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 またここ最近としては、釜焼焼豚がラインナップされたこと!。バラ肉を燻したような仕上がりになっており、スモーキーな香りと脂の甘味!そして下味の塩気に混じる赤身の肉味の一体感がたまらん!。酒でも白飯でも受け付ける旨さ!。この肉が加わったことにより、ますますこの一皿の楽しみが増えたって感じ!。だから、もっと早くに飲めるタイミングで来たかったんだよね!。
 

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<全体> 具と麺!水平横並びな整然さがパレットのように華やか!出汁の柔らかい深みがそそる!

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 フツーなら、つまみと麦酒を嗜んでいる途中で、拉麺を作るタイミングを伝えるんだろうが・・・食うと飲むのがめちゃ早い男。なので、冒頭から作っちゃってください・・・と言うのがパターンです。計算通り、肉を平らげた10秒後に配膳が完了。それはこんな麺顔です!。
 

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 おおお!いつもながら水平横並びな具材と麺の整いが美しい!まるで具材がパレットの上で彩るような整然さを感じますな!。さすが食べログ百名店と行った貫禄すら覚えます。前から整ってたけど、近年さらに磨きがかかって美しさに迫力すら覚えます。麺線とメンマ、そして青菜と海苔がビシッと並行。横幅も揃ってるような感覚でまた凛々しくも感じます。パーツ一つ一つ質感の高さも伝わるしね!。
 

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 そして醤油の色合いもやっぱりこの店らしい。鶏醤系の明るい醤油ブラウンなのだが、柔らかさが加わって落ち着き感ある明るさと言うブラウン。個人的には、ここに乾物の溶け込みを感じる部分なのです。
 
 

 

 
 
<スープ> 丸鶏の肉厚な芳醇さに醤油の風味!乾物の深い甘味が溶けて円やか極まれりな出汁感!

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 凝ってるけど、あまり複雑過ぎないと言うのがいいなぁーと最近になって改めて感じる出汁感。見た目と味わいで鶏醤油と分かりますが、動物系エキスの芳醇さと肉厚さからは、「丸鶏」の丁寧な炊き出しとすぐに分かります。ただ鶏のブランド名までは駄舌ゆえにいつも不明なのですが、蘊蓄書きには「名古屋コーチン」「大山鶏」とありメジャーなところは押さえてますね。実は、通っていると日によって、微妙に肉厚だったりサッパリだったりするので、配合は頃合いのセンスで変えているんじゃないかと・・・密かに感じております。それは考えすぎで、実は単に鶏油の調整だけだったりして(爆)。
 

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 柔らかい甘味、落ち着くようなまとまりは、魚介系乾物の溶け込みですね。甘味と言えば煮干しなのですが、それは低めかなと邪推しとります。煮干しは脂が浮きますが、出汁の流れや表面にそれが浮かばないから・・・。なので、昆布と節をしっかりと溶かして、この落ち着きと甘さに仕上がってるのではと・・・これも妄想の話。荒節だったら、これも煮干しと同様に軽くエキスが浮くようなイメージあるので、間違いなく枯節!。書いてあったけどこれは分かるかと。因みに、使用する昆布は真昆布とのこと。北産昆布の中で、甘味が特徴的なやつだよね確か。味わいの美しい方程式って感覚。
 

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 さて醤油。醤油ラーメンって一番王道で、醤油は日本人の心なんて感覚ですが、個人的には一番予想を外す部分なんですよ(汗)。しかも、大抵はブレンドしてるところが多く、生揚げ醤油を分かりやすく生かしてくれれば分かるが、白醤油をブレンドしてますって言われると、いつも混乱する。鶏油の明るさと肉厚さ、そして枯節の豊な出汁感に、ピッタリとフィットするのが、生揚げ醤油の感覚ですかね。尖りが少ない上に、旨味に溶けやすいイメージ。この醤油感で全体が円やかにも感じる次第です。嗚呼、何度食っても実に新鮮な感覚で旨いね!。
 

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<麺> 三河屋製麺!素地の風味が出汁の円やかさに溶ける旨さ!出汁を吸い込む度に甘味を増す展開!

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 よく目にする三河屋製麺の麺箱。もはや箱に書かれた電話番号まで覚えてしまってます。どこでも見かける割には、色々と多彩な麺展開?。小学生の時、工場見学ってのがあったが、大人になった今・・・三河屋製麺に工場見学に激しく行きたいです。帰りにもらえるお土産は、やっぱり麺玉?。さて、この麺の印象はしなやかだけど風味ある序盤」「時が経つほど甘味をます中盤以降」ってな感覚です。
 

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 別に加水が低いわけでもなく、潰し込みが強いわけでもなく、非常にナチュラルなしなやかさを保つストレート細麺。すぐに出汁に浸透して行きそうだが・・・、いや実際にそうなんだが、濡れながらもほのかに素地の風味を感じる旨さです。しなやかなので出汁の持ち上げも良いし、出汁と絡むのですが、咀嚼の瞬間にふわっと感じる麺風合い。それが醤油の円やかさとマッチしており、噛み締めて味を合わせてゆくのが楽しいです。個人的にはこの仄かな部分は「蕎麦に似た感覚」と考えてます。
 

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 とは言え、やっぱり汁を吸い込んで素地の風味はマスキングされます。しかしそこからがまた別の旨いところで、出汁と一体化した部分が、じわじわと甘味を増すような展開。柔らかくなるが決して伸びたりはしない。引き締まりもありつつ・・・クチリと噛み締めると麺に甘味を感じるようです。これも個人的には、この刹那を「饂飩に似た感覚」と考えてます。饂飩も色々あるけど釜揚げとか讃岐とは別。関西の大衆的うどん。
 

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 まぁ、良くできてるし、出汁とのマッチングは言うことなしです。海苔を巻いて食べたりしてもまた合うが、あまり肉とか巻き込まないで素直に食った方が、一番シンプルで旨いみたいです。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 汁をやんわりと吸い込む!軽く鶏油に濡れる!皿盛りより少し明るい肉の旨味!

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 チャーシュー皿でも食った味わいなのだが、やっぱり汁に浸るだけで印象がまた違いますね。単純にスープに濡れるだけで、表層の鶏油が絡むし、またスープも切れ目や肉繊維の隙間から持ち上がってくる。これらを避けるのはできないので、むしろ一気に沈めたりして、吸わせてやりましょう!。むしろ味を足してゆく。
 

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 汁に浸るだけでジューシーに感じるし、また熱も浸透するので、肉味自体が分かりやすく旨い!さらにやっぱり香味油や出汁感もマッチして、オーバーだが肉料理感が少し出てくるかも。皿盛りもいいが、別の楽しさとして麺トッピングも素晴らしい旨さかと!。
 

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<味玉にハズレなし!> 下味の大人しさに卵本来の旨味がイキイキ!出汁の浸透に残るフレッシュな旨味!

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 味玉も難しいアイテムで、全体にマッチさせようとあっさりめに仕上げると頼りなく感じる時がある。またしっかりと出汁を含ませて確実に旨く仕上げても、何だかスープとか全体から浮いてることもある。どれもどの場合でも味玉としては旨いんだが・・・。そんなストレスは皆無でした。
 

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 白出汁か白醤油なのか、とっても滑らかで美しい乳白色。均一に染まった白身の割れ目が、どこかパック仕立ての素肌のようにしっとりしております。味わうと仄かな味わい。出汁味って感覚は低め。そして卵黄は、芋羊羹っぽい部分と、ジュレの部分と、トロトロ部分がグラデーションになってます。トロトロ部分の色合いは、出汁が浸透した濃厚な深さあり。味わうと・・・そんなにマチュアにアピールする甘さじゃありません。卵本来の旨味を感じせるフレッシュ感も仄かに滲む味わい。舌全体に絡むのも定番だが・・・ちょうど良い粘りがいいね。全体的には、あっさりしているようで、濃ゆい食べ応えもあり。良くできた味玉で、拉麺全体の味風景としても、すごく一体感があってナイスでした!。
 

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<他具材> マジで見栄え凛々しくも仕上がりと味わいの質感高し!メンマと青菜!

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 メンマも青菜も同じストックボックスに入ってるのですかね・・・長さが揃ってて、綺麗に並んでるだけでも気持ちよく思えます。また、まじでメンマが凛々しいもので旨そう。薄いクリームのような褐色が明るく感じられ、またエッジが立ったフォルム。繊維質がとてもきめ細かくて、全体的にも上品です。味わいはライトで優しい感覚。歯応えは、ポリポリ感と言うより、サクサクと千切れる感覚からも上品。
 

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 青菜はシャキシャキとしていながら、スープをたっぷり吸い込んだように味が滲みてうまし!その合間に青さも感じる清涼感が仄かに染み入る・・・。海苔も風味よく、決してスープに溶け出したりしない肉厚さがナイス!。
 

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総じまして「隙を感じさせない作り込み!心安らぐ柔らかな旨さ!まさにこれぞ一級品!崇高醤油そば!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。個人的には近場にこんないい店があって、本当に拉麺生活的には有難さこの上なし!。自分だけでは申し訳ないので、近いうちにお土産拉麺でも申し込んで、家族とも共有したいと考える次第です。三鷹駅から少しあるけど歩ける距離!。中央線利用者なら一度はおいで!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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