ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5090】麺屋 さくら井(東京・武蔵野市西久保)特製醤油らぁ麺 〜安定感と斬新さが競り合う!まだまだ進化止まらぬ旨さ!既に令和名作醤油そば!

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美味いもの食って気分を晴らす

 
 年末は、色々と決めなければならないことが集中するのよね・・・。計画的に前倒して業務を平準化したいもんですが、データが集まらんかったり、前提が毎年違うので、前準備ができないから仕方ない・・・。いっそのことランチタイムに打ち合わせぶちこんで、時間ずらしで「麺屋さくら井」へ突撃してみました。ちょうど冷たい雨が上がったばかりで、目論見通り少し空いててよかった!。美味いもの食って気分を晴らす!。
 
 

 

 
<全体> 霞むようで煌めく鶏コク!そして醤油感覚!迫力あるのに質感と貞淑さ感じる肉の存在感!

 
 年末多忙の悶々鬱屈した気分を・・・何だかほっこりさせる優しくも美しい表情ですな!。スープは透明感に穏やかさを残す感覚で、醤油ブラウンはとても明るく円やかとも感じさせます。そして、整然と並んだ肉片がまたそそります。それがどれも質感高さがうかがえる!。
 

 
 浮かぶ肉達は艶かしさを漂わせつつ、スープに浸ってじわじわと熱る感覚がいいね。艶かしさがゆっくりと貞淑に移り変わるような肉感覚です。そして具材の下でわかりにくいが、相変わらず整った麺線は美しい!全体的なまとまり感が素晴らしいのです!。もう完成度がハンパない。
 

 
 
 
<スープ> 乾物の甘味と落ち着きを感じさせる溶け込み!地鶏感伝わる鶏油の旨さ!優しい醤油の輪郭!

 
 微妙にブレンドが変化するので、時には芳醇と感じたり淡麗と感じたり、毎度毎度楽しませてくれます。魚介の変更、また鶏の入れ替えなどは分からんものの、醤油・鶏・魚介のバランスが時々変わる?。なのでいつも飽きない。この日は、鶏油の濃密さが程よく、魚介出汁の甘味がより加わったような印象。乾物出汁と鶏油の一体感が相変わらずライトですが、乾物で言うと椎茸感が以前より抑えめなのが、むしろ醤油を感じる展開でしょうか。
 

 
 その醤油はいつも軽やかで明るいって感じで、スッキリとした生揚げ系って感覚です。後味の酸味はなく、乾物と合体して甘味すら感じるカエシの輪郭です。蘊蓄では6種類の醤油を「温度管理しながらブレンド」とあるこだわりぶりがよく伝わりますね。
 

 
 
 
<麺>出汁と絡み戯れてゆっくり甘味を醸し出す!白く漆喰のような地肌にキリリと整う麺線美!

 
 今回は中盛で!風合い感じつつも、しなやかさを保つって感覚?。出汁は時々アレンジ加えてるようですが、麺もそうなの???。地肌の湿った感覚がとても艶やかで、まるで漆喰のような地肌感覚。序盤は出汁と交わって濡れる程度で素地の風味をしっかり伝えます。次第に、出汁をじわじわと吸い込み出して一体化して行こうとしますが、素地が湿った感覚で出汁の旨味と麺の風合いが、口の中で溶けるようです。あえて噛み締めて甘味すら感じるような味風景。
 

 
 とにかく汁を吸い込み始めると滑りがナイス!麺線の整いからも分かるように汁の持ち上げも素晴らしい!。見た目の上品さんとは裏腹に少しワイルドに啜り上げたり、性懲りも無く、海苔を巻いて食します。そう言えば、ここで海苔増しってやったことなかったから、次回やってしまおうかな?。
 

 
 
 
<チャーシュー①> 上品極まる味わい!鶏胸肉のコンフィ風!素材の滋味に出汁が染み入り味わい深し!

 

 

 へへへ・・・やっぱりコンフィを感じさせる鶏胸肉が秀逸!。期待を絶対に裏切りません。よく化粧パフのような柔らかさと伝えますが、細かい肉繊維の合間に醤油出汁が浸透。上品で淡泊な鶏肉に、じわじわとその旨さが染み込むようです。それが実に淡麗滋味!。そしてジューシー!素材の旨味とか下味とか、ぱふぱふした食感を噛み締めると旨味が溢れ出す!。
 

 

 
<チャーシュー②> 肉本来の旨さに溶ける脂の甘味!豚肩ロースの低温調理!出汁も染み入り旨さ三位一体!!

 
 素材に温もりがあり、それが非常に細かく指す脂を蕩けさせ、味全体に甘味を感じさせます。ほのかにピンク色を残す半レアな仕上がりで、スープに少し浸るだけで出汁の浸透を少し感じる?。いい肉はスープの中で泳がせて熱入れをするのも美味いと、この肉食って教えられた気分です。
 

 

 
<チャーシュー③> 豚ランプ肉?吊るしの香ばしさ漂い柔らかい歯応えと肉味が染みる逸品!

 
 そして近年また新たに加わったのが、モモ肉なのか、ランプ肉という部位なのか・・・そんな肉。最近では3種の肉提供です。これがまた吊るしの燻し香ばしさをふわっと感じる仕上がり!。あゝ酒を誘うような旨さじゃないか!。これは美味い!。
 

 

 
 
<味玉> 卵黄はねっとりジュレ感覚!熟したような濃密甘味!白身は薄めの出汁浸透が深い乳白色!

 
 「那須御養卵」使用。卵黄が濃密で、オレンジ色に輝く艶めくほどの色合いです。出汁が浸透すると熟したような甘味を広げます。ねっとりとジュレ状態で舌全体に絡まりつくのもナイス!。
 

 
 更に白身も旨い!出汁が浸透し旨味をしっかりと感じさせます。乳白色でぷるぷるした柔らかさも印象的。味わうと出汁の旨味が白身にも感じて旨し!。白身と卵黄を合わせて一体化した旨さは極上です。
 

 
 
 
<他具材> 薄味で歯切れよし!素材感が楽しめるメンマ!野菜の甘味に清涼さを醸し出す青菜!

 
 このメンマは自家製らしいです。スリムで凛々しい材木状。そして繊維質がきめ細かく引き締まっているよでサクサクと歯切れよく食えます。軽くスープに濡れて吸い込んでるのも旨い部分ですが、メンマ自体の素地も旨し。そして色鮮やか。瑞々しい色合いが凛々しく、歯切れもしっかり楽しめるもの。これもスープを少し吸い込んで旨い。野菜の甘味と清涼さとマッチするので、、ちょうど良い箸休めになります。
 

 

 
 
総じまして「安定感と斬新さが競り合う!まだまだ進化止まらぬ旨さ!既に令和名作醤油そば!」

 
 ・・・と言う感動!。年末の忙しさもあるが、近年この季節風物詩にも思えるコロナ感染者の拡大でほんと頭が憂鬱。重い気分に包まれますが美味い拉麺食って気分は前向き!。ならば東京トップクラスのこの一杯を是非!激しくオススメ!。旨し!なので・・・、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

 

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