ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4530】 好日 (東京・東中野) 煮玉子ちゃーしゅうめん + チャーハン小鉢 〜実にハートフルな接客!旨さで和みを覚えるほっこり拉麺!究極的癒しのランチスポット!

まさに癒しを覚えるほっこり拉麺!

f:id:TOMASSOON:20210421154915j:plain


 
 いつも忙しいけど、毎年4月は特にそう。仕事後と週末にレビューアップするだけで、ちょっとヘトヘト。最近はお友達にレスポンスを特に返せてないので、あしからずです。外出先から自宅でのテレワーク切り替えの途中で、ちょっと元気を付けるために有名店で拉麺!・・・と思ったのだが、気持ち的に元気が出ない。しかし腹は減る。そんなタイミングで急に思いつきましたよ!・・・「好日@東中野」さん。帰る途中の中央線で駅近!。しかも、雰囲気と味わいは、まさにほっこりだよね!。昼飯難民になりそうな昼下がりに訪問してみました。
 

f:id:TOMASSOON:20210421154949j:plain


 
 確かここも、ビブグルマン獲得履歴ありですよね。しかも早いうちから。審査員も渋いとこ突くよなぁって正直感心したっけか。そして味わいもそうだが、接客と店の雰囲気が実にいい。女性だけのオペレーションで、無化調&自家製麺と言う心意気です。そして・・・やっぱり女性的和やかというか、接客・ホスピタリティが抜群に良いのがいいね。実に6年ぶりに来ましたが、コロナ対策の衝立以外は、全く変わってないようで、そういったところも実に安心させてくれます。
 

f:id:TOMASSOON:20210421154753j:plain


 

 ランチタイムは、炒飯かもやしの小鉢がサービスされるらしい。そうだったっけ?完全に失念しております。飲めるタイミングだったら、つまみ代わりに・・・もやしなんだろうが、そうじゃないので炒飯を選択。ガッツリ食おうと思ったので、フルスペックの「煮玉子ちゃーしゅうめん」とさせていただきましょう!。小鉢が付くから大盛は自重しましたー。
 

f:id:TOMASSOON:20210421154744j:plain

 
 
 
 
<全体> 優しさ滲む醤油ブラウン!和やかで明るい多加水麺!安寧と馴染みの焼豚と味玉!まさに安定感!

f:id:TOMASSOON:20210421154943j:plain

f:id:TOMASSOON:20210421154836j:plain


 
 4月になると夏日が続くのもあって、パラパラと後から入ってくる客は、みなさんつけ麺でしたねぇー。あつもりも出来るとは知らなんだ。知らぬ間につけ麺推しになってた中ですが、やっぱりここは汁系が好き!今回のそれはこんな麺顔です!。
 

f:id:TOMASSOON:20210421154852j:plain


 
 おおお!見ただけで一気に心が和むような優しい雰囲気じゃないか!。どこがどうとは言えんが、先入観あろうとやっぱり女性的な柔らかさが素朴さに滲み出てますね。崇高感や淡麗さは感じないが、どこか全体にいい塩梅と思わせる、等身大の迫力というものを感じる?。スープが柔らかい色合いで、軽く霞んでギトギトしてない上に、麺が実にしなやかそうで柔らかい表情。チャーシューやメンマは、若い頃から食ってきた感ある馴染みの仕上がり。お盆に炒飯小鉢とのせられた見栄えもちょっと微笑ましいようなコンビネーションを感じます。嗚呼、気疲れしてたのもあって、ちょうどこう言うのが欲しかったのよぉ〜って感覚!。
 

f:id:TOMASSOON:20210421154905j:plain

 
 
 
 
<スープ> 微かに霞むライトな鶏豚エキス!カエシは円やかで乾物の溶け込み深し!懐かしさ覚える出汁感覚!

f:id:TOMASSOON:20210421155014j:plain


 
 ちょっと懐かしさを感じる出汁感。ある意味王道なのかも。現代の拉麺って個性の打ち出しがすごくなってると思うけど、無個性とは言わんが、気を衒わなさ過ぎると言う感覚も少しあるイメージ。それが安寧さに繋がってるように思えます。動物系は鶏豚のミックス感で、どちらが出しゃばるわけでもない。丸鶏と言うより鶏ガラのスッキリした印象だし、豚骨もあろうが豚肉といった優しい煮出し感すら感じるよう。まじでストレスがない旨さを感じます。
 

f:id:TOMASSOON:20210421155040j:plain


 
 甘味が実にナチュラル。これも一通り、昆布・節・煮干等バランスよく溶けているようで、どれが頭抜きん出ると言うのもない様子。カエシが柔らかなので、塩気というエッジングはないような・・・・。それでも旨味を引き出す程度に仄かな醤油感が滲んでいるようです。野菜の溶け込みもあるのでしょうかね。優しい甘味にそんな妄想を重ねてしまいました。
 

f:id:TOMASSOON:20210421155046j:plain


 
 鶏油やラード、植物系絞り油などもあまり香味として感じないところも印象的ですね。なのでスッピンの旨さというイメージも重なり、そこが優しい味わいとして成立していそうな気さえ後から思えてしまいます。
 
 

 

 
 
<自家製麺> 優しい乳白色!ややグラマスで品やかなストレート多加水麺!プリモチッとした明るい弾力!汁を吸い込む甘味がナイス!

f:id:TOMASSOON:20210421155116j:plain


 
 力仕事は機械がするのだろうが、女性オペで自家製麺ってのは拘り感じますね。実に粉の白さを映すような明るい多加水系のストレート麺。細麺と言い切りたいところですが、微妙にグラマスな印象を受けます。少し茹で上げで膨れ上がったような丸みを帯びたのも、見栄えで優しくも感じさせる。
 

f:id:TOMASSOON:20210421155121j:plain

f:id:TOMASSOON:20210421155127j:plain


 
 密度感は低めですが、モチモチとした歯応え。個人的にはよく明るい弾力と表現していますが、麺の風味よりも甘味の方をイメージしやすいタイプかと。出汁を含んだグルテンの甘味と申しましょうか・・・非常に優しい味わいと感じます。前歯で千切るとプリッと淡く弾けるのが快感束になったのを奥歯に力を入れるとモツッと潰れるのも面白いかと。
 

f:id:TOMASSOON:20210421155150j:plain

f:id:TOMASSOON:20210421155237j:plain


 
 また見た目の通り、ツルツルとした地肌ですから、出汁に濡れただけでスルスルとライトにすすり切れます。ズボボボーーっと啜ると言うより、ちゅるちゅるちゅるりん!と滑らかに唇の先から入り込むような食感も楽しませてくれるよう。これなら確かに、つけ麺であつもりでもリクエストしたくなるかもしせませんな。
 
 

 

 
 
<チャーシュー> 醤油ダレとスープが深く浸透した煮豚肩ロース!自重で崩れる柔らかさ!肉味と下味の旨味が一体感旨し!

f:id:TOMASSOON:20210421155008j:plain


 
 これまでの麺道楽の中で、一番馴染み深いのが煮豚タイプ。脂のさしが少なめな方ロース。しっかりと下味を吸い込み、とろとろになるまでよく煮出されたようです。全体的にスポンジのような状態で、よくスープを吸い込んでる。そこに下味の醤油ダレが混じり、赤身肉味と脂身の甘味が一体となって溶ける旨さです。酒より白飯には確実に合うタイプです。
 

f:id:TOMASSOON:20210421155057j:plain

f:id:TOMASSOON:20210421155103j:plain


 
 箸で持ち上げると自重で崩れるほど柔らか。また曲げるだけで繊維質ばバクっと割れ込み、隙間からまた出汁が吸い込まれてゆくと言うイメージです。ホールで一枚口の中に入れて噛み締めると、中で肉汁と出汁がジューシーに溢れ出す旨さ。また崩れた肉片は麺と絡めたりして食らうと、また楽しい旨さかと思います。今回はチャーシューメンにしておいて良かった!。負担なく優しくガッツリと食い切り楽しめました。
 

f:id:TOMASSOON:20210421155213j:plain

f:id:TOMASSOON:20210421155218j:plain

 
 
 
 
<メンマ> ライトな醤油系下味が深く浸透!フニャこりとした食感に気軽で馴染みの味わい!

f:id:TOMASSOON:20210421155033j:plain


 
 オーディナリーなメンマで安心感ある旨さですな。スリムな短冊型でフニャコリッとした柔らかさ。繊維質が大きく見えますが、引っ掛かりなく優しく歯切れる感覚です。味が深めに入ってますが、出汁の甘味を感じるタイプ。スープに浸って一層マイルドな味わいとなっております。これはビールと言うより日本酒の方が合いそうかもね。気軽に食えるライト醤油系な味わい。万人受けしそう。
 

f:id:TOMASSOON:20210421155109j:plain

 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 出汁浸透深し!卵本来の味に甘味を感じる明るい旨さ!舌に絡みつく濃密!

f:id:TOMASSOON:20210421155019j:plain


 
 丁寧な作り込みですね。全体的に柔らかめな仕上がりですが、白身は少し引き締まったような一方で、卵黄は緩いジュレ状とトロミのトロトロかんが柔らかい。いかにも舌全体に絡みつくといった具合です。
 

f:id:TOMASSOON:20210421155138j:plain


 
 白身自体が旨い。きっちりと出汁が浸透しており出汁の旨さを感じるほど。スープの味とは違った旨味を知ります。また卵黄がまた円やかな甘味で旨いね。卵黄本来の風合いを少し残しつつも、マチュアな甘味が差すような雰囲気で、濃密なんだけどマイルドな味風景。単体でも旨いが、出汁と一緒に食らうとかなり旨いです。私は、個人的には味玉は割って欲しくないタイプですが、割って出汁と予め絡ませておくのも、悪くないなと感じいった次第。
 

f:id:TOMASSOON:20210421155156j:plain

 
 
 
 
<〆飯> 炒飯小鉢がランチサービスという心意気!残りスープを垂らしてしっとり頂く!

f:id:TOMASSOON:20210421155250j:plain


 
 半チャと呼べるほどボリュームないけど、ご愛嬌と言うことで。本当に小鉢サイズの炒飯です。その日のランチサービス分は作りおいた感はあるが、非常にパラパラとしておりいい感じ。町中華の炒飯に少し家庭的ニュアンスも滲んだような仕上がりもナイスです。
 

f:id:TOMASSOON:20210421155302j:plain


 
 見た目以上にあっさりとしております。そしてパラパラよりはしっとりしたのが好きと言う方も多いかと。少し残りスープを垂らして味わうのも一興です。ちょっとオススメ!。
 

f:id:TOMASSOON:20210421155309j:plain

f:id:TOMASSOON:20210421155316j:plain

 
 
 
 
総じまして「実にハートフルな接客!旨さで和みを覚えるほっこり拉麺!究極的癒しのランチスポット!」

f:id:TOMASSOON:20210421154814j:plain


 
 ・・・と言う感動の嵐!。驚きの旨さもいいけど、そればっかり追い求めるのも疲れるよね。また気分的に疲れることもあるかと。そんな時には、こちらの一杯!心をほのぼのとさせてくれる味わいと申せましょう。ほっこりしたい時には特に激しくオススメ!。旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

f:id:TOMASSOON:20210421174855j:plain

 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にご馳走様でした!!!
 
 

関連ランキング:ラーメン | 東中野駅落合駅中野坂上駅

 

小さな丸い好日

小さな丸い好日

  • アーティスト:aiko
  • 発売日: 1999/04/21
  • メディア: CD