今では替玉狙い!2種の麺どちらも甲乙つけ難しな味わい!
くじら食堂bazar 三鷹店 (東京・JR三鷹) 生姜 + 替玉 極細バリカタ麺 + サッポロラガービール赤星 中瓶 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> サッポロラガービール赤星:ビールもねらい目!現存する日本最古のブランドビール!
- <全体> 他に似たものなし!?古風な鶏肉とフレッシュな針生姜の絶妙なるコントラスト感!
- <スープ> 見た目は素朴!味わいは彩り豊か!じっとりな鶏醤油清湯に・・・焦がし葱油の揺らめきと生姜の強い清涼感!
- <麺> 三河屋製麺との傑作コラボ!醤油ダレに滲んでも甘味すら感じる強い風味と質実な味わい!
- <チャーシュー> 滋味深い成鶏の大人びた旨味に・・・後追いで逆浸透する鶏油と焦がし葱の風味が混じる旨さ!
- <薬味> 麺と交らせて味わう楽しさ!針生姜のジリジリ感覚と青ネギのザクザク甘味がナイス!
- <替玉> 極細バリカタ麺!主役の麺と十分に張り合う旨さ!100円玉一枚で2倍以上楽しめる!食うべし!
- 総じまして「旨さ比類なしの素朴系醤油清湯!楽しさハンパなしのバリカタ替玉!まだまだ底知れぬ旨さここにあり!」
「並ばないけど旨い店」・・・ちょうどそんな状態。自然と間引き席スタイルに客の入りがバラけており、客側としては申し分ないシチュエーション。徹底換気ということで、入口は開けっ放しになってるけど、五月の乾いた陽気と風が店内にも流れ、非常に居心地の良い雰囲気。嗚呼、こんなこともう体験機会を失うのかと思えば寂しいかぎり。ただ、今回の災禍をきっかけに、フツーにテレワークや働き方改革が進行すると思えば、気持ちも明るくなりますね。
さてさて・・・意外とまだこのお店は、旨さの引き出しがまだあるのです。メニュー拡大はコロナ禍が過ぎないとないでしょうが、それより手軽に「替え玉」で旨さのバリエーションを楽しめるはず。前回訪問で、たまたま替玉を食したところ・・・ちょっと度肝を抜かれた展開だったので、今回はもちろんそれ狙いということで!。今では替玉狙い!2種の麺どちらも甲乙つけ難しな味わい!
<酒> サッポロラガービール赤星:ビールもねらい目!現存する日本最古のブランドビール!
へへへ・・・それにここに赤星がある限り、オレは通い続けるぜ!。誰もが知ってる?現存する日本最古のブランドビール!。ひと昔前は、酒場かちょっといい料理屋でしかお目にかかれなかったイメージだが、今では良質ラーメン店舗ならちょくちょく見かけれるこの高揚感と幸福感!。
ヱビスとはまた違った意味で、しっかりとした厚みのある苦さ・・・そして旨味に厚みを感じますな。ヱビスにはここに華やかさがすこしあるイメージ。なんだが、たくさん飲める気楽さを個人的には赤星に感じており、信頼を感じています。昔のラガービールって旨かったよね。今でもそれを伝える貴重なビール・・・それがあか
そしていつもの細切りメンマのサービスお通しが・・・実に合うね。歯応えあって、サッパリした味わいなのが、非常に後を引く。ま、後ほどラーメンにトッピングとしてまた食えるから、ちびることなくサクサクサクッと全部食い切り、赤星の泡で洗い流しますー。
<全体> 他に似たものなし!?古風な鶏肉とフレッシュな針生姜の絶妙なるコントラスト感!
思えば、新規開店して軌道に乗り始めたところで、いきなりのコロナ禍。笠岡系と言う触れ込みと、醤油・生姜・味噌・油そば・葱皮という豊富なラインナップ展開がすごく周囲を期待させたっけ。しかし、この災禍だとメニュー絞るしかないよね・・・。そんな中、苦境にあっても「生姜」「葱皮」と醤油ベースは拡大しつつありで・・・とても頑張ってると思えてなりません。それなりにどれも何度も食ってきたが、最近妙に「生姜」のブラッシュアップが気になってならん・・・そんなオレを惑わすツンデレな麺顔はこんな感じです。
おおお!何とも唯一無二なその風貌!素朴の中に透けて見える野心的旨さの仕掛け。古風なようでどこか新しい OLD&NEWなその風貌がいいね。古風な鶏肉とフレッシュな針生姜の絶妙なるコントラストが堪らん!。これは後ほど、味の展開にも同様に感じられもするので、見た目も味わいも実にコンセプトがしっかりしてると感じてしまう・・・。特に生姜においては、青ネギの色合いにも映えるので、鶏肉の深みと合わせると旨さの三極構造をなしてる感じ。見た目に観念的な旨さをも感じます。
<スープ> 見た目は素朴!味わいは彩り豊か!じっとりな鶏醤油清湯に・・・焦がし葱油の揺らめきと生姜の強い清涼感!
確かに当初より進化したと思えます。当初は旨味の濃縮!ってなイメージがあって、旨味が濃厚に口の中に襲ってくるような感覚あり。人によっては濃すぎるとか塩っぺーな捉え方もしたりしたが、今はそんなマイナス部分もなく、肩の力が抜けたかのようなナチュラルな旨味の濃ゆさと化してます。ベースは明らかに鶏醤油。神奈川淡麗系の明るさとはまた違い、バターのような妖艶さはないけれど、厚みのある油の旨みあり。醤油ブラウンの色合いが深いのにも少なからず貢献してそうです。
もちろん、生(なま)醤油感もしっかりしており、カエシに香りの高さ、芳醇さもありなむ。乾物系の出汁の溶け込みもふかく、和の落ち着きも深く与えた味わいです。ここにジットリと摩り下ろし生姜が溶けているのが秀逸!。針生姜に目が惹かれるが、す出に生姜エキスは溶け込んでおり、まるでダブルスープの如しで溶け込みにコラボ旨味のフレッシュ感が保たれているような妄想をしてしまいますー。
そこまででも実に秀逸なスープなんですが・・・更に良いのが「焦がし葱油」を投入していること。焦がし葱は、見た目は黒い斑点で異様に見えるが、その香りには焦げの香ばしさと、熱の通った葱甘味が浸透しており、全体の旨味が一気にアップ!肉厚にも感じるのが素晴らしい!。その上で、鶏油×生姜×焦がし葱という、ここでも味の三極構造を成しており、旨さが実に立体的に拡大するイメージ!。
<麺> 三河屋製麺との傑作コラボ!醤油ダレに滲んでも甘味すら感じる強い風味と質実な味わい!
くじら食堂と共同開発だったっけ?。自家製手もみピロピロ麺がウリのくじら食堂の新店舗がまさか、仕入麺と言う展開に驚いた記憶はまだ新しいっす。裏を返せばそれほど、下村店主を強く惹きつけたとも言え、旨さは確実に伝わります。個人的には、こんなに麺だけでナチュラルな小麦の甘味を感じるとは驚きで、それが汁を吸い込んだときにシフトアップしたかのような味の進化に今での驚かされます。
変わらないのは、茹でるまえの麺こしらえ。これまでか!これまでか!と思うほど入念!丹念!な手もみ作業で、魂がこもってるって感じがするよね。そしてテボに投入する直前まで、手もみで絡み合った麺を丁寧に解しきり、茹で状態での対流にまで気を使ってる感じがアリアリですな。そんな麺だから、仕上がりと味わいは格別!。醤油ダレに滲んでも甘味すら感じる強い風味と質実な味わい・・・何度も繰り返したような表現になりますがあしからず。
<チャーシュー> 滋味深い成鶏の大人びた旨味に・・・後追いで逆浸透する鶏油と焦がし葱の風味が混じる旨さ!
これ好きなんです・・・ちょっと古風な味わいに感じる落ち着く旨さ。歯応えがあっていい。噛み締める旨さは酒好きだったら容易にイメージできるはず。絶対に酒にあう!ビールにも合うが冷酒にも合う!。どこかし旨いら郷土料理をくてるような、非凡なる鶏肉チャーシュー。
旨味はスープ生成等に貢献しきったようですが、そぎ落とされたシンプルな旨味が深い。そして、醤油味がうっすらと浸透して鶏旨みと一体化・・・素朴な甘みがいいね。そこに生姜エキスがありありと混じったスープが浸透すると、成鶏も蘇るかのような別の旨さに昇華したイメージで楽しめます。滋味深い成鶏の大人びた旨味に・・・逆浸透する鶏油!そして焦がし葱の風味が混じる旨さ!。最高です。
<薬味> 麺と交らせて味わう楽しさ!針生姜のジリジリ感覚と青ネギのザクザク甘味がナイス!
へへへ・・・生姜に絡ませて食えるのが今回の喜び。いつもの青ネギと絡ませて食らうのも当然飽きない旨さ!。本当に食事的に満足度を与える、極上細麺と薬味トッピングですね。針生姜のジリジリ感覚と青ネギのザクザク甘味がナイス!個人的に希望するのは、この「青ネギの追加」トッピング。是非とも、券売機にボタンを設定してほしい!。葱の甘味を多くの人に広めたい!。葱好きを広めて葱星人植民地化を進めたい!。
<替玉> 極細バリカタ麺!主役の麺と十分に張り合う旨さ!100円玉一枚で2倍以上楽しめる!食うべし!
繰り返しになりますが、ここのデフォルト麺は、超旨い!。それだけでも度肝を抜かれる旨さ。だから大盛食いたいと思うが、そういう設定はなく、バランスが崩れれるからと・・・替玉制になっとるわけです。ならば、替玉とくれば、通常なら同じ麺が流れてくると思いきや・・・・ここでは「極細バリカタ替玉」といって、別の麺が提供されるという仕組みだ。ええ!もっとこのデフォルトの麺が食べたいのにーーーーーーと思う方が多いと思う。ほぼそんなお考えかと。ところが、この替玉が素晴らしい!。
正直言って、どっちでも主役になりえたのでは?と思える質感の高さ。実力の高さ。なぜこんな麺の継投を考えたのだろうか?。デフォルトの麺は先発完投型。替玉は、押さえの守護神。そんな立ち位置に近い気がします。
極細バリカタ麺。メニュー名で茹で方指定して客に選ばせないのもユニーク:笑。一見博多系を連想しますが、博多系の粉感とは少し違う??。極細麺でも甘味を感じるような錯覚があるのです。ひょっとして・・・デフォルトの麺と同じ粉!!いやきっとそうだ!。同じ粉で違うタイプの麺で別々の旨さを感じるが、やっぱりどこか統一感ある・・・・。歯応えと風味の立ち方は違うが、食後の一体感には変わりない。すばらしいねぇ~。たった100円追加でこの境地が楽しめるなら、激しくおススメ!。
総じまして「旨さ比類なしの素朴系醤油清湯!楽しさハンパなしのバリカタ替玉!まだまだ底知れぬ旨さここにあり!」
・・・と言う感動!。いやぁ~・・・極細バリカタ替玉があるだけでまた新たな楽しみ・魅力が生まれたイメージです。この度のコロナ禍で、こちらのテイクアウトも人気で売り切れ必須な状態。今は少し空いてる状態ですが、着実に地元に人気高めてます。三鷹駅北口の拉麺熱をこれからも高めてください。ひとりのラヲタとして期待しております!。武蔵野市民に限らず、激しくおススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!