ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4389】 くじら食堂bazar 三鷹店 (東京・JR三鷹) 生姜 + 焼豚丼 〜かしわの滋味と生姜の清涼感が濃密融合!心も身体も温まるエキス感!この冬食うべし笠岡式オマージュ生姜そば!

冬は生姜でぽかぽか温まろう!

 

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 すっかり晩秋の色はなくなり、冬の街って感覚ですね・・・街路樹の色合いも枯れてきた・・・。冬は街頭イルミネーションなど寒くても楽しめること多いのに、今年の冬は寂しい街並みになってしまいますな。

 

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 さて在宅勤務でも忙しく、ひとり自宅でお留守番も寂しいので、今日も近場でお昼のラーメン活動でございます。麺屋さくら井へ向かうとエグい行列なのでスルー。そしてこちら「くじら食堂bazar 三鷹店」へ急ぎ足!。こっちの方が三鷹駅にかなり近いはずなのに、割とすんなりと入れて混み過ぎることがないのが不思議です。だから重宝してるんだけど・・・。
 
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 しっかし急にこう最高気温も下り目で寒いとなると、少しでも暖まりそうなのが欲しくなる。白醤油にかなり後ろ髪を引かれつつ、冬ならぽかぽかと暖まりたい一心で、今回は「生姜」をチョイス。そして、ワンパターン化回避の意味で、今回は替え玉を封印し、久しぶりに「焼豚丼」を加えさせて頂きました!。
 

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<全体> 怒涛のかしわの迫力と九条ねぎの清涼感!眩しい針生姜が濃密感にフレッシュさを醸し出す!

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 やっぱり「TRY新人賞醤油部門3位」のポスターが誇らしげ。本場の笠岡ラーメンに心を馳せながらこれまで食らって来たのですが、もはや「くじらbazar」のオリジナリティも滲み出したのでは?と感じるこの頃。特に今回の生姜を見てそう感じた次第です。そんな麺顔はこんな感じ!。
 

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 おおお!何度見ても「かしわ」の素朴さには大人びた渋さすら感じる存在感ですな。初めてでも懐かしさすら感じる迫力?。そして九条葱の青々しさが清々しい上に葱特有の甘さすら想像させる。出汁が濃いめなのを知ってるがゆえに、その甘さに期待を寄せてしまいます。一見、デフォルトの醤油と同じように見えますが、針生姜がアクセント。これだけで「生姜(醤油ラーメン)」と呼んでも良いのかと、初訪問なら戸惑いを覚えるかもだが、実はその他でとっても生姜が深いのだわー。
 

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<スープ> 濃口醤油に成鳥の深いコク!焦がし葱油の風合い香ばしく溶けこむ生姜の擂り下ろしが抜群!

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 一口目でジリリと響く生姜の風合いがある!。刺激と言うインパクトではなく響くとお伝えしたい!。生姜はかなり細かく擂り下ろしされたもので、フレッシュタイプな微粒子状態。それがスープに溶けて漂っており、スープ全体にフレッシュなる滋味深い生姜のインパクトが広がっているのです。
 

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 それだけなら生姜醤油系と同じで塩気と結びつくだけか?と思われるかもです。しかし、まだ特徴がある。焦がし葱とその香味油。焦げた葱の香ばしさが力強く、またそれによる甘味も芳醇なので、生姜にインパクトをいい感じに和らげてくれ、また程よく円やかな一体感を醸し出してくれるよう。
 

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 それら薬味をずっしりと受け止めるのが濃口醤油をベースにしたカエシと、かしわから煮出された鶏湯の奥深さです。このかしわのベーススープは、入り口そばの寸胴でいつも炊かれており、近くの換気扇から流れる香りは、信号待ちしている一般人を包み込むのです。香りだけで味が想像できると思う!。
 
 

 

 
 
<麺> 三河屋製麺!とっても風味高い細縮れ麺!出汁を吸い込んでから甘味を滲ませる旨さ!生姜醤油と馴染む!

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 この麺は、ぜひ食べて欲しいと思う次第。甘味を感じるのです。この一杯に合わせた共同開発らしいのですが、スープとの相性のせいなのか、麺の旨さを知るところ。縮れと言うより、非常に捩れの細かいマイクロぼこつき。ズボボボーーーと啜ると駆け抜けるタッチでより音を立てます。密度は低めで序盤から汁を吸い込み始める感覚。濃ゆい味が浸透したのを奥歯でクチリ潰すと、いきなり鶏醤油と麺の甘味が一体化する旨さ!。
 

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 そう、これは風味がいいが汁を浸透させた方が旨いタイプ。カタメ主義な私でもこの旨さなら大いに好き!。残ったスープに最後に沈んで隠れていた一本の麺。知らず知らず伸びた印象だがそれすら甘味を感じて旨し。
 

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 また具材を絡めてもまた旨し!。九条葱然り、かしわ肉然り、針生姜然り、細めんま然り。どれもベストマッチかと思えるほど、出汁を含んだこの麺は旨し!。これ大好きーと思って初めて替え玉頼むと、別のタイプ麺なのできっと驚くでしょうな・・・。
 

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<かしわ> こりこり噛み締めて楽しむ深い鶏エキス感!麺のみならず酒や飯ともマッチする万能鶏肉!

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 鶏肉料理としては決して珍しいものではありませんが、ラーメンの具材、それも具材メインのチャーシューとしてトッピングさせるのは、このタイプでは珍しいかと感じます。煮た深さがあり、浸透する出汁感が脂と肉の旨味に染みる。そして歯応えある感覚がむしろ快感でコリコリクニュクニュと・・・、噛み締めて旨しと思える感覚。
 

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 醤油の風合いと鶏油の融合もしっかりと感じ取れるし、モモ肉ならではの肉味の深みすら覚えます。またしっかりとボリュームがあるところが素晴らしく、非常に満足度が高い一杯と仕上がっております。玄人好みの味わいだと思っていたが、結構若い客も多くて好まれている印象あり。旨いものは、ジェンダーフリーってことですな。
 
 

 

 
 
<九条葱> 生でそのまま甘味を感じる逸品!絡めると出汁と麺の甘味を更に深める万能薬味感!

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 この板で何度も述べているが、金なら払うから、九条葱追加にボタンを券売機に設置してくれと訴えたい。珍しい具材でもないが、妙にここの九条葱には甘味を感じるが、おそらくスープとの相性の良さなのでしょうね。このカットの形状も絶妙と思っている次第で、肉と絡めても、麺と絡めても、葱に甘味すら覚える旨さですよ。まさに甘露なる九条葱トッピングと言う印象。葱をつまんで酒飲めるー。
 

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<焼豚丼> 吊るし焼豚の細かい賽の目カット!甘味ある醤油ダレと絡み食欲刺激!汁を垂らして旨し!

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 肉は鶏だけとは限らない。焼豚も得意でしかも吊るしときている。そんな豚肩ロースと思われる肉を細かめな賽の目にカット。それをふりかけて敷き詰めるように配されたのがこの一杯です。鶏醤油の雰囲気も感じる、甘めの醤油ダレがかかっており、もしここに卵黄が乗れば絶品なのにと妄想が止まりません。
 

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 丼飯用のスリムな専用レンゲで持ち上げながら食らうと、肉とタレの甘味が白飯に融合し、触発された白飯は炭水化物の糖化が一層進んで旨さ高まる!って感じ。賽の目カットの意味が食らいはじめてわかります。白飯との絡みが絶妙。具と飯のバランス計算最高。
 

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 旨い出汁は飯にかけても食いたい。私の流儀って言うか・・・生姜と焦がし葱脂、そして鶏の旨味が詰まった醤油スープを少し垂らしかけて一気に平げます。替え玉もいいが、米食って〆るのも最高ですな!。
 

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総じまして「かしわの滋味と生姜の清涼感が濃密融合!心も身体も温まるエキス感!この冬食うべし笠岡式オマージュ生姜そば!」

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 ・・・と言う感動!。食って新陳代謝が高まる生姜系ラーメン!まさに冬の必須アイテム。荒んだコロナ禍の冬を、心と身体をぽかぽか温めて乗り切りましょう!。冬なればこそ激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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