成鶏・親鳥・老鶏・・・ブームな予感!?
- <全体> TRY新人賞しょう油部門入賞の貫禄!怒涛のかしわに味の深みを如実に感じさせる迫力!
- <スープ> 圧倒的出汁感!食後の余韻!かしわの魅力ありあり!まさにキャッチコピーそのまま!
- <麺> 三河屋製麺!手揉みのマイクロ縮れ!序盤から甘味を感じさせる風味と味わい!出汁を吸い込んで加速する旨さ!
- <チャーシュー①> かしわ!醤油の深い味付けに色めく親鳥の腿肉エキス!ハードな噛み締めで一層滋味滲み出る旨味!
- <チャーシュー②> 旨味と香り!ロースト加減が絶妙で脂の甘味も最高潮なる豚肩ロース旨し!
- <他具材> 青葱は薬味と言うより具材!清涼感より甘味が深し!鶏油と麺の甘味と結びつく旨さ!
- <味玉にはずれなし!> 円やかな薄出汁浸透で濃密感に甘さあり!かしわの鶏油と絡めて絶品也!
- <替玉> 極細バリカタ細麺!芳醇な鶏醤油の出汁の深みに・・・細麺の風味とパツパツ歯応えが馴染む!
- 総じまして「三鷹駅界隈の新名物!素朴さと斬新さが交錯する最先端醤油鶏そば!」
ま、とは言え「マイブーム」であることは間違いありません。昨年2月下旬にオープンした「くじら食堂bazar 三鷹店」さん。直後にコロナ禍と言う不運もありましたが、個人的には昨年19回も訪問しました。年明けて今回で目出度く20回目!。夏には限定出したりと頑張ってこられましたよね。今では白醤油という展開も可能!。実力もじわじわと盛り上がっているようですよ!。
<全体> TRY新人賞しょう油部門入賞の貫禄!怒涛のかしわに味の深みを如実に感じさせる迫力!
年明けと言うこともあって、今回は一番オススメの構成で行きましょう!「特製醤油」と「替玉」!まずは基本ベースの特製はこんな麺顔です!
おおお!実に落ち着いたいい面構え!そしてどこか唯一無二なる存在感!。特製だからというのは頭から一旦外しても、この独特な深みあるかしわの肉感が実に深みを感じさせます。そして一転して青ネギの鮮やかさ目を引き、緊張と緩和を感じるような雰囲気がいいね。そして定番の味玉があって安寧さを覚えるし、しっとりした豚肉はゴージャス感すら与えるよう。実に隙がない一杯に思えてなりません!。やはり旨そう!TRY新人賞しょう油部門入賞の貫禄と言ったところか?。
<スープ> 圧倒的出汁感!食後の余韻!かしわの魅力ありあり!まさにキャッチコピーそのまま!
もう何度も食らって語り尽くしてますが、成鶏の旨さを濃密且つ如実に伝える味わいが実に秀逸です。若鳥にはない成鶏エキスの香り。バターのような濃密さではなく、甘く香しいところがあるように思われます。それがまた醤油の風合いとすごくマッチするので、それら合わさるだけで旨さが一気に完成するかのよう。まさに圧倒的出汁感!と言えます。
また余韻としても醤油が効いているイメージ。拉麺ファンなら一度は目にするはず・・・岡直三郎商店。日本一醤油の濃口が、円やかなカエシの感覚を広げます。円やかさには昆布の他に椎茸でも溶けているのか?は不明。醤油の味が濃ゆいのに円やかな余韻を残します。
食らい続けてゆくうちに、麺の風合い!粉風合いも溶けてゆきます。炭水化物らしい粉系の甘味も混じり合い、中盤以降は一層にナチュラルな旨さへと昇華していくようにも感じられる・・・。実によく出来てるスープですな。
<麺> 三河屋製麺!手揉みのマイクロ縮れ!序盤から甘味を感じさせる風味と味わい!出汁を吸い込んで加速する旨さ!
くじら食堂と共同開発だったっけか?。この一杯が良くできていると思うのは、麺も素晴らしいから。出汁との相性もあけど、個人的には「麺自体に甘味を深く感じる」というところが好き!。しかも醤油出汁をよく含んでいる方が甘味も深くなるという印象です。まさに出汁を吸い込んで加速する旨さと感じ入っております。
手もみするのは食感と汁に浸る面積も変化がでて良いですな。そしてそれによってマイクロ縮れになるところに、汁以外にも具材や薬味をひっかけてくるところがいいです。意識的にひっかけたり具材を絡めたりして食らうと、絶対に旨し!。葱・鶏肉・豚肉・メンマ等、何でもかんでも、麺に巻き付けたり絡ませたりして、もろとも食らって楽しみましょう!。
<チャーシュー①> かしわ!醤油の深い味付けに色めく親鳥の腿肉エキス!ハードな噛み締めで一層滋味滲み出る旨味!
醤油に良く染まった色合い!鶏油と絡み合って光沢感もあり深い色合いの割には明るさすら覚えます。歯応えあるモモ肉のスライスで、コリコリとした食感がまた楽しい。モモ肉は味が深い部位で鶏らしい滋味が豊富。皮部分も混じり合うので噛み締めるほどに深まる旨さと言えましょう!。
味醂も浸透しているのか?と思えるほどの甘味もあり!。まさに白飯をはじめ炭水化物全般に相性抜群の旨さと言えましょう。ボリュームもあるのでシンプルに鶏丼風に乗せて食らうとべストマッチ!。
<チャーシュー②> 旨味と香り!ロースト加減が絶妙で脂の甘味も最高潮なる豚肩ロース旨し!
実は豚肉も旨し!。今回は平日お昼なので飲めませんがビールと相性がぴったりです。脂身の差しが多めな肩ロース肉。吊るしの風合いが仄かに効いて香りも芳醇です。下味がシンプルな塩コショウ系で肉本来の旨さがぎゅっと凝縮したような感覚。脂の甘味と混じり合うと抜群の旨さです。まさに、旨味と香り!ロースト加減が絶妙で脂の甘味も最高潮!と言った感覚です!。
<他具材> 青葱は薬味と言うより具材!清涼感より甘味が深し!鶏油と麺の甘味と結びつく旨さ!
京都出身なので、九条ネギをはじめとする青ネギの甘さは、昔から馴染んでおります。そんな中でもこの青ネギは特に旨い気がする?。葱の甘味が強く感じるもので、ネギらしい清涼感を忘れてしまうほどの旨味!。それだけでなく「柔らかさが凄い!」ので、とても上品な青ネギと感じ入ります。何度も何度も、この板では言い続けていること・・・金なら出すから増し対応してくれい!。限定企画で良いので激しく要望!
<味玉にはずれなし!> 円やかな薄出汁浸透で濃密感に甘さあり!かしわの鶏油と絡めて絶品也!
くじら食堂の味玉も旨いよね!。東小金井店と同様、出汁が深くて熟したような甘味が深いタイプです。ジュレ部分が多いのも印象的で濃密感ありあり。なのでもっと濃密にならんかと、鶏醤油出汁にも沈めて絡めたりして遊びます。特製だったら、ハーフと言わずホールでくれって気もしますが、個人的なワガママなのであしからず。
<替玉> 極細バリカタ細麺!芳醇な鶏醤油の出汁の深みに・・・細麺の風味とパツパツ歯応えが馴染む!
スープと麺のバランスって非常に神経を使うところ。大盛リクエスト出て来るの分かり切ってても、お店のポリシーあるよね。なので替え玉制って非常に店ごとの矜持も見え隠れする気がします。
それだけでなく、替え玉で麺の種類を変えてくるというのが、この店では実に面白い!。そんな断りもあるのか券売機には「替玉 極細バリカタ麺」と表示してあります。例えそれまでの手もみ細麺に未練があろうとも、このバリカタ麺への変化が楽しい!。
バリカタなる歯応え秀逸で、粉感覚が鮮烈に香るのですが、かしわエキス芳醇なる醤油スープに相性抜群!。手もみ細麺が一番と思ってはいたものの、甲乙付け難しの旨さでございます!。この店に来たならば、替玉まで是非ともたどり着いていただきたい次第!激しくオススメ!。
総じまして「三鷹駅界隈の新名物!素朴さと斬新さが交錯する最先端醤油鶏そば!」
・・・と言う感動の嵐!。TRY新人賞しょう油部門3位入賞はダテじゃないし、名実共にプレゼンスが高まったのではないでしょうか。もはやこの界隈の新名物と言って過言ではありますまい。複雑な交差点にありますが武蔵野警察署の向かい側。近くを通ればちょっと寄り道さくっと一杯激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!