ラーメン密集国分寺に・・・質実果敢な拉麺店立ち上げ！早速試しに行ってみた！
拉麺 瑞笑 （東京・国分寺） 特製醤油ラーメン ＋ ヱビスビール小瓶 〜ラーメン食べて詠います
- ＜酒＞ ヱビスビール小瓶：昼間の酒は小瓶で十分！少量でもズシリと味わえるビールならこれ！？
- ＜全体＞ 深くキッパリした醤油の色合い！馴染みと充実度感じる大判チャーシュー！まさに気負わない王道の特製醤油感！
- ＜スープ＞ 凛とした醤油のアプローチに鶏豚のエキス感！程よい塩気に円やかな甘味が微かに響く！
- ＜麺＞ グルテンの質感たっぷりな中細ストレート麺！汁を吸い込んでからの一体感ある旨さがナイス！
- ＜チャーシュー＞ 大判豚肩ロース肉！出汁生成に貢献した後のさっぱり豚肉にスープがゆっくり浸透・・・旨し！
- ＜他具材＞ 醤油ダレの余韻も感じさせる豊かな味わいメンマ！
- ＜味玉にハズレなし！＞ ややハードボイルなネットリ仕立て！醤油ダレの甘味部分がクローズアップ！？
- 総じまして「拉麺王国に埋もれないプレゼンス！まさに直球勝負の痛快さ感じる一杯！」
11時30分開店だったので、結果的には営業開始前のシャッター待ちになったのですが、おやおや・・・もう５名ほどの待ち客が行列！！。もはや人気店のきっかけを掴みかけてるのか？。私と同じヲタクの匂いも感じながら、静かに連結して待ちます。祝花も見受けられず、かなりひっそりとした船出なのに、いい店の雰囲気はありなむか・・・。
＜酒＞ ヱビスビール小瓶：昼間の酒は小瓶で十分！少量でもズシリと味わえるビールならこれ！？
とりあえずビール！。楽しみはこれしかありません（汗）。新店舗だとまだアルコールが用意できてない場合が多いんだけど、ヱビス小瓶が置いてあるのでひと安心。小瓶で450円は消費税アップのこの時代なら適正価格なのだろうね・・・安倍ちゃんも辛いことをしてくれるぜ。
でもヱビスだったら許せるよね。何度も言うがズシリとした飲み心地があるし、麦芽のコクとホップの苦味がバランス良くて個人的には好き！。それにもういい歳なのだから、胃袋も年々収縮している気がしてるし、中瓶だったらラーメン食う余裕もだんだんと失せてるし。コップが大きめだったので、かなりハイペースで空けてしまいました。小さいグラスでも、でかいジョッキでもひとくちに半分くらいは飲み干さないと気が済まない性格だから・・・。もう少し飲みたいな・・・くらいがちょうど良いのでしょう。
＜全体＞ 深くキッパリした醤油の色合い！馴染みと充実度感じる大判チャーシュー！まさに気負わない王道の特製醤油感！
ネット情報によると、調布のたけにぼ系のご出身だとか。だったら煮干し系を本当は食いたかったのだが、たまたまこの日は仕込んでおられず、醤油と塩の２択しかございませんでした。とりあえず開店祝いで特製にして売り上げ貢献！。そしてもともと醤油を食いたかった気分でしたからこのメニューです。１生産ロット３杯で回転良く、あっという間に配膳。それはこんな麺顔でした！。
おおお！実に王道の醤油そばって感覚！。どちらかと言えば無骨さも滲んだ迫力です！ネットで見るより実物はかなり醤油のインパクトがあり、深い醤油ブラウンではあるがとてもすっきり澄んでいる様な面持ち。大判だから肉の迫力も感じるし、メンマの太さが全体の見栄えを高めているのがいいね。味玉は象牙色から少し醤油色に滲んだ褐色系でこれまた旨そう。とてもシンプルな特製醤油だけど、隙がないと言う作り込みを感じさせる・・・。
＜スープ＞ 凛とした醤油のアプローチに鶏豚のエキス感！程よい塩気に円やかな甘味が微かに響く！
実はスープがうまい！。見た目はカエシの深さをイメージさせるが、塩気は程々で円やかなエッジング。そして後半はほんのりと甘味を感じさえるしなやかさがあり、見た目の無骨さとは裏腹に優しい味わいではないか！。ひと口めから気に入ってしまいましたよ。
ベースは明らかに動物系主体。鶏ガラの明るいコクが広がりますが、鶏油の様な肉厚なイメージはありません。それより豚骨？豚肉？の優しい味わいも印象的だし、見た目以上にサラサラとしてゴクゴクと飲み干せそうな感じが良いね！。
円やかな後味は何だろう？ 非魚介とも思えず何かしら乾物系の溶け出しも感じますがそれもほのかか？醤油ダレに合わせて味醂もとかしているのか？は不明。野菜類の優しさも溶けている様にも感じるが、香味油の膜もなんとも円やかで、判別つかずなカオスさが旨さをまた意識させます。
＜麺＞ グルテンの質感たっぷりな中細ストレート麺！汁を吸い込んでからの一体感ある旨さがナイス！
一般的なラーメンよりもひとまわりほど厚めなストレート麺。加水は中位で芯を感じさせない茹で上がり。表面はとてもつるつるとしており、口当たりがよくグラマスな麺にしてはズボボボボと容易にすすり上がります。汁のもちあげよりも汁を吸い込む方が得意そう。気のせいだろうがゆっくりと褐色に染まっていくような錯覚を感じます。
もちもちと言うより、プツプツと短くハジけ切る様なイメージから、次第にクチクチと潰れる様な歯応えにシフトしてゆきます。前半の風味もいいが、後半の出汁に染まったグルテン感覚もまたいいね。束になったそれをヌチヌチを奥歯で潰してゆくと、麺と出汁の一体化が一気に進んで旨味を感じる。そこがまた醤油風味も手伝って、更に唾液が溢れると言うループを繰り返します。
替え玉ってタイプじゃないが、現時点では大盛設定がないです。開店したばかりだからなのか？。それともサイドメニューオススメなのか？。今後のラインナップ拡充が期待です。
＜チャーシュー＞ 大判豚肩ロース肉！出汁生成に貢献した後のさっぱり豚肉にスープがゆっくり浸透・・・旨し！
おそらくチャーシュー麺人気となるお店。馴染み深い煮豚タイプですが、タレがほどよく染みており、特に外周に当たる部分の香ばしさがいい感じ。これは白飯に大変合うタイプで、白飯追加するなら少し肉を移動させて食らうもよろしかろうです。
きっと出汁生成にも貢献したと思われる脂の抜けもいいね。残った脂部はしつこさがなく、タレの旨さも染みてる感じ。また赤身の部分はややクッシリとしており、ここを奥歯で潰す時がハードなスポンジの様な食感で楽しめる。肉追加だと１枚１５０円だそうです。やっぱりここは特製がお得感ありそうです。
＜他具材＞ 醤油ダレの余韻も感じさせる豊かな味わいメンマ！
醤油ダレに染まったメンマがいい感じです。これがビールに実に合う！。きめ細かい繊維質がギュッと詰まっておるが、歯応えは柔らかくてシャクリシャクリと小気味よく千切れます。奥歯へ移動させて潰すと繊維がズリズリとほぐれる様にぺったんこ・・・ここにも出汁と素材の旨味が感じ取れます。ひょっとして、これも白飯にも合うタイプ。
＜味玉にハズレなし！＞ ややハードボイルなネットリ仕立て！醤油ダレの甘味部分がクローズアップ！？
味玉は出汁がゆったりと浸透して熟した様な甘味を感じさせるタイプ。こう言ったのは白身の旨さも捨てがたいからいいよね。卵黄のほうは意外とハードめな仕立てになっており、トロミはほぼない。緩い芋羊羹の様にネットリとした感じで、舌の上にこびれつく様な絡みです。やっぱり出汁と同じな淡い甘味を感じ取れて・・・これがうまいのだ！ここでは味玉も必須アイテムでしょう。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし！。
総じまして「拉麺王国に埋もれないプレゼンス！まさに直球勝負の痛快さ感じる一杯！」
・・・と言う感動！。いい店になる雰囲気もすでに感じられますので、これは再訪問は確定かと！。開店仕立てのワンオペ操業はしばらく大変そうですが、味わいから人気定着してバイト雇えるくらいにはすぐに発展しそうですから今後も大いに期待です。中央線利用者には激しくオススメ！。次こそ煮干しを食べたい・・・そんな希望と応援を思いつつ、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います！。
