ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4038】 迂直 (東京・荻窪) 鰹昆布出汁 特製 醤油つけ麺 + ハートランドビール 中瓶 + おつまみ 〜まさにコース料理のような充実度と満足感!暑さ寒さの中でも並ぶ価値あり!一回食っとけ後悔しないよ!

休みの平日好き勝手!人気行列店でやりたい放題!
 

 


迂直 (東京・荻窪) 鰹昆布出汁 特製 醤油つけ麺 + ハートランドビール 中瓶 + おつまみ 〜ラーメン食べて詠います

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 歳を重ね始めると、いろいろなところの定期検診ってのがありまして・・・今回ちょっと忙しい中を無理言って有休。多少の遠隔操作でプチ会議参加などしましたが、どうせ捨てる有休ですから仕方ないですな(汗)。さて昼飯!どうせなら普段食えないとこ行こうぜ!と言うことで比較的近場の荻窪へ移動。いろいろ候補があった中、昼だけ営業で週末並びがいつもエグい「迂直」さんへと向かいましょう!。
 

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 氷雨とはこのことで・・・とっても行列にはつらい日。なので防寒対策はバッチリで、コートには撥水スプレーまでも対策済み!。いざ行列へと勇んでみたものの、ランチタイム後半で店前4名と言う少なさ(爆)。何と並び始めて配膳を受けるまで20分と言う、この店では信じられない早さですよ。そりゃこんだけ悪天候ならそうなるか・・・。
 

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 今回はせっかくの機会だからガッツリ食うぜ!。最近になって回転を重視したためか、メニューは「醤油つけ麺」一本に絞っておられました。いつかまた汁そば系も復活して欲しいが・・・いつになることやら?。
 
 

 

 
 
<酒> ハートランドビール:何を言っても一番好きなブランド!ハートランドがある店 うまい店!

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 最近、体調がいいのか?本当は悪いのか?・・・ビールがとっても美味しゅうございます。特に苦味を甘くすら感じるほど、実はアル中に一歩近づいているんじゃないかとも。こちらは、スーパードライとハートランドを選べる仕組みで、当然私は後者ですよ。なんたって一番好きなブランドがそれなんですから。消費税が上がってからと言うもの、ラーメン店で中瓶ワンコインで飲めるのも珍しい中、ちゃんとこれを出してくれるのが嬉しい!軽い苦味なれどしっかりした味わい。麦芽とホップの質感が自分には合うし、緑のビール瓶も相変わらずお洒落だよ。
 

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 ちょうど冷えごろでグラスが一気に冷え曇る。汚れないから中で美しく泡立つのも仕事の徹底ぶりすら思うよね。やっぱり何度飲んでも旨い・・・今回はそれだけじゃもったいないので、「おつまみ」なるボタンも押してみました。
 
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<おつまみ①> ハンパない吊るし叉焼の質感とボリューム!そして熱々!これで250円は安過ぎるぞ!

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 こんなにご立派なおつまみだったとは知りませんでした。写真だとサイズが分かりにくいが、結構山盛りの肉たちですよ。しかも周囲は食紅を少し溶かしたタレがほどよく浸透しており、いかにも吊るしの叉焼って感じの肩ロース肉。更に熱々で配膳の瞬間から湯気が立ち昇ると言う・・・稀に見るチャーシュー皿です。
 

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 食うと見た目とは裏腹にふかふか!熱々な肉に差した脂は赤身にも浸透始めており、噛むとジューシー。程よく熱い肉汁があっさりとして、これならいくらでも食えると言うものです。切り落としの余った肉と言うハンパな感じもしません。一番下にはサイコロカットされたような部位もあり、これはこれで奥歯で一気に潰して味わうに適していますね。もうビールが進むの何のって・・・。これ食って結構小腹が膨れてしまいましたわ。これで250円は安過ぎるぞ!
 
 

 

 
 
<おつまみ②> 同じくメンマも質感とボリュームありあり!きめ細かい繊維とコリコリ感が旨さと快感を誘う!

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 かさ増しではなく、メンマが横にはみ出て積まれております。おいおいこれも質感が非常に高いじゃないか!。細く長めのメンマで繊維質が割と引き締まっているタイプ。コリコリと音がしそうな歯応えなのだけど、決して硬くはなく小気味よくちぎれて行くのが楽しめます。出汁の浸透を味わいも深く、それでいてあっさりと食える。醤油ではなく出汁の旨さすら覚える逸品です。これだけでもボリューム多いから安いと尚思わせるね。
 
 

 

 
 
<全体> 複雑で深そうな醤油ブラウンつけだれ!シンプルな清涼感にトロミを感じる麺皿!双方に文鎮のようにのし掛かるチャーシュー!

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 本体が来る前のおつまみと酒で、十分過ぎるほど楽しめてしまいましたので、逆にテンションが上がる余地が少ない?。そんな気分でおりましたところ、と店主とスタフさんから丁重に配膳を受けたのがこれです。
 

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 おおお!深くて濃ゆく柔らかみのある醤油ブラウン!それに対して麺が浸る昆布出汁の涼やかな表情!何となくコントラストを感じる旨さの迫力。そして双方に文鎮で重しをかけるように図太いチャーシューがのし掛かる!。おつまみで結構肉三昧した後にこれでもか!と言うほどの圧迫に、嬉しいヤケクソ感を感じてしまうオレ・・・肉マゾ気分。今回は気持ちのストッパーを解放して楽しむ!。
 

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<つけだれ> 地鶏のコク豊かで丸みがあるじっとり醤油感覚!魚介等乾物の溶け込み深く・・・味が濃ゆくても嫌味が一切なし!

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 見るからに鶏醤油系。しかし醤油ブラウンの深さは複雑さ極まる感じです。じっとりと感じるベースは、確かに鶏エキスの濃ゆさを思うが、かと言って白湯のような濁りではない。コラーゲン度は帰って低めでサラサラした旨味と感じます。何がじっとりか?と言うと乾物系の旨味。メニュー名の通り、鰹と昆布は深く溶けていると思うが、表面に浮かぶざらつきはおそらく煮干し系の旨味。苦味は一切なく甘味だけで勝負しています。また甘さはそんなに単純でなく、椎茸のような旨味と甘味も感じるんだがいかがでしょう。
 

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 醤油だって複雑。生揚げ・生(なま)醤油等、いろんなのをブレンドしてることでしょう。塩気に尖がないのは、様々な旨味エキスの輪郭でしょうが、醤油自体も円やかなのは否めない感覚。無濾過な風合いなのではないか??
 
 
 食い進めると昆布水が麺に引きずられて入って行きますから、ゆっくりと味が淡く整え始めると同時に、昆布のフコイダンの旨さもじわじわと広がります。これで一気に円やかさが進みまくる!。色合いだって一気に明るく変化して、昆布水つけ麺の本領発揮といったところでしょう。実にうまくて腹一杯でも別腹で食えそうな感覚!。
 
 

 

 
 
<麺> 自家製麺:鰹昆布出汁に浸りながらも優しい口当たり!小麦の香もほのかに楽しめ甘味すら感じる麩入り多加水ストレート細麺!

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 麺皿には昆布水が少し出汁で割ったようなのが入っており、そこにたっぷりと麺全体が浸り切っています。見るからに多加水。ストレートもきっぱりしている上に全粒打ち込みなジラフ麺。もうそれだけで淡麗で美しく、また素朴さや暖かさを感じさせる見栄えです。
 

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 引き上げるとタレが持ち上がるの何のって・・・。まずは何もつけずにそれだけで啜り食いますが、まじで旨い!。昆布出汁の旨さもさることながら、麺自体がうまく、小麦の風合いをまさに感じるところ。また噛み締めて行くと麺自体にもほのかな甘味がある。
 

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 タレに投入すると昆布水にコーティングされているかと思いきや、適度にタレをも巻き込みズルズルと口当たりが一層良くなります。そしてズボボボボボボボボボボーーーーっと一気に強く啜り切るのが快感!。本当に何の抵抗も感じないほど滑りがなめらか!。昆布出汁に醤油と鶏、そして乾物の甘味が一体化して、この上ない状態で麺に絡まり一体化して行きますー。チャーシューの香ばしさも出汁に移った後で麺にも絡むのも旨い。メンマにも絡みつき、それもろとも食い始めてもコリコリ感とクチクチ感が面白い一体化を感じます。つくづく・・・つけ麺とは異質なもののぶつかり合いを楽しむものだと思い直しますねー。
 
 

 

 
 
<具材> 更に肉厚なる炙りチャーシューの迫力!タレを纏わせると肉の一品料理のような完成度!

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 「おつまみ」で散々にチャーシューとメンマを楽しみ堪能。もう知ったはずの旨さだが、つけだれに浸るとこれまた味わいが増すよね。メンマにとっては熱さも加わるので旨さの感じ方も違うはず。やはり醤油味が乗るとなんでも旨さが一皮剥けるって感じだね。塩気のシンプルさもいいが、旨辛さも加わって味わいも一歩進化か!。
 

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<味玉にハズレなし!> 鰹昆布出汁の深い浸透はストレスなし!ゆったりとした濃密熟成感覚!生和菓子のような上品さ!

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 100円の味玉を安いと思うか?。この旨さなら安いよ!。簡単に言うと「生和菓子」か!?と思うほどの上品な甘味。きれいな卵黄の飴色とジュレ感覚!。白身も浸透均一で象牙色が美しい。これも甘味を感じる旨さで、非の打ち所がない。鰹昆布出汁の深い浸透はストレスがない。だからこそゆったりとした濃密熟成感覚なのでしょう!嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。と言うか、せっかくここ来たのなら絶対食っとかないといけないヤツ。
 

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<スープ割> 麺皿に残った鰹昆布出汁を活用して注ぎいれるタイプ・・・豊かさと満足感を知る

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 開店当初は、暖かいスープ割もあったような認識。今はやってませんが、麺皿の昆布水で割りましょう。むしろそっちの方が納得感あり。また温め直しもしてくれるので、その方が合理的かと。
 

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 もうこれは説明要らんかもですかな。東京都内では「はやし田系」と言われる店が一気に増えて、昆布水醤油つけ麺の旨さが広まり切った感がありますが、やはりこれは旨い。
 

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 最初に考案した人は天才です。昆布の濃密なグルタミサンが一気につけダレに流れ込み、元からつけダレにあった「鰹」のイノシン酸、「乾物」のグアニル酸と結合!。三大栄養素が一気に結合と言う流れでございます。つまりこれで旨さのカオスが完成。ここで・・・豊かさと満足度はMAXと感じられます。
 

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総じまして「まさにコース料理のような充実度と満足感!暑さ寒さの中でも並ぶ価値あり!一回食っとけ後悔しないよ!」
 
 ・・・と言う大感動。荻窪のラーメン店の中でも、春木屋・二郎と並んで並びが激しいこおお店。でも激しくオススメ。特にこちらは昼間だけの営業でハードルが高いため、優先するならこちらかと。敢えて雨や昼下がりのピーク外しなどで、並びを回避することもオススメです。ともあれ東京のラーメン好きなら一回食っておけば?うまし!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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