休日昼下がり!ちょいと飲むにはいい感じ!旨さ便利さ再認識!
あゝ今日こそは、スカッと昼前から拉麺活動を!と思って早起きしたのだが・・・中々やることが終わらず。結局また昼過ぎになってしまいました。目ぼしく思いつく「酒飲めてゆっくりできる拉麺店」は、中休みにみな突入のタイミングですよ。で、今回は高円寺へと足を伸ばして町中華ならと意気込んでみたのですが・・・たまたま通りがかった「麺屋かむい」さんが営業してるのに気がつく。おお!通し営業だったのか!。しかも、暖簾の隙間から「ハートランド」と「いぶりがっこ」の券売機ボタンがうかがえたことから、急遽方針変更で突入してしまいました。ちょいと飲むにはいい感じ!旨さ便利さ再認識!
<酒> ハートランドビール!ズシリとした麦芽の図太さ!ホップの苦味は軽やか!実に華やぐ本格麦酒!
今ではすっかりサッポロ赤星メインで飲み歩いておりますが、実はハートランドも大好きで、一時期、ハートランドを飲み歩くブログを立ち上げていたのですよ。これ以上活動範囲を広げると時間と金の限界を感じたため、三ヶ月程度で閉じましたが(爆)。ま、それだけハマったと伝えたかっただけ。
グリーンボトルの雰囲気と、味わいのイメージが実にマッチしており、これは偶然なのか、優れた商品企画の結果なのか。平成初期からリリースされて今でも斬新さは変わらずですから素晴らしいですね。そのズシリとした麦芽の図太さ!ホップの苦味は軽やか!実に華やぐ本格麦酒!。
<アテ1> おつまみチャーシュー!馴染み深くほっこりさせる長岡系の焼豚!別皿で集中的に味わう!
長岡系のお店ですから、大体想像ついてたと言うより期待通りとお伝えしたい。普段は生姜醤油出汁に染まった味わいでしかお目にかからんが、こうやって別皿で味わうと、程よく抜けた脂身がとろけるように優しい甘味。赤身は想像以上に肉身本来の味わいを残します。醤油タレと白胡麻、そして薬味のネギが多めなのも好印象!。程よいボリュームだったし良心的です。
<アテ2> いぶりがっこチーズ!燻し香ばしさスッキリ!ナチュラルな甘味を感じる発酵感!意外なクリームチーズが超絶妙!
おおおおお!ここのいぶりがっこは旨し!。下手な居酒屋で出てくるのより数段旨い!。確かに燻しを思わせる香りだかさがあるが、おいおい素材感がしっかりしている上に、漬け込みの甘味すら感じる。歯応え痛快で妙に軽やか!。
実はチーズがなくても十分なのにと思ってたんだが、おいおいクリームチーズと絶妙じゃないか!。ミスマッチどころかベストマッチ!。思わずハイボールも追加と思ったんだが・・・GWは仕事と勉強終わったあと飲み過ぎなので自重しましたー。これ目的で定期的に訪問しようかしらん!。いやー使い勝手いい店だし、これはいい発見をしたもんだ!。
<全体> 素朴さの中に美しさと贅沢さを滲ませる存在感!丁寧さと研ぎ澄ましを感じさせるオーラ!
約一年ぶりに同じのを食ってる計算ですが・・・印象って実に自分勝手で、今回は濃口醤油系のパンチと言うより、素朴さの中にどこかしら美しさ?上品さ?を感じてしまいます。端的に言えば作り込み!丁寧さ!がありありと感じられる様子。
長岡系って大衆的イメージなのですが、妙に整った様子です。やっぱり透明感のある醤油清湯がナイスで、豚骨の煮出しか乾物の溶け込みか、微かな霞みが旨そう。 そして今回は、ほうれん草を増したんだが、その青さが目にも眩しい!全体的には期待通りの麺顔と質感で大変満足!
<スープ> 軽やかに滲む生姜感!ライトな豚出汁に溶ける乾物の深み!そして色合いに反して生き生き明るい醤油!
生姜を頭に浮かべながら啜り味わうが、ジリジリと刺激する生姜感覚とは全く別物で・・・何と優しく、そしてしっかり伝わる清涼感!。レンゲで生姜の素材感を確認しようとしたが、見分け付かんほど一体感ある生姜溶け込みがいいです。それなのにしっかりと清涼感は伝えるといった味風景がナイス。そして、出汁の色合いから濃口醤油のキリリとしたカエシの輪郭を想像するが・・・濃ゆいけど透明感すら感じる醤油感。
そして豚骨を丁寧に煮出した旨味がいいね。肉出汁って感覚もあるような妄想をしてしまうが・・・、今回は、酔っているためか、乾物の深みすら感じてしまいます。後味に甘みを仄かに感じるようなのだが如何に!?。香味野菜の甘みのような気がしているのだが、これで何とも飲みやすい仕上がりになっていると思えてなりません。
<麺> 醤油出汁が染まった微かな琥珀色!柔らか過ぎず素地の旨味を楽しむ!スベリは滑らか心地良し!
基本的にストレート細麺。長岡系だと多少グラマスな太さを期待するところでしょうが、妙にこれが落ち着きます。全体的にややねり水の影響か黄色みがかっているが、醤油スープの色合いに染まっている様子。序盤からバクバクとスープを吸い込みがちで、滑らか且つしなやかな仕上がりがナイスです。
そして口当たりとスベリはとてもライト!。しなやかな物腰なのでグラマスな割には暴れずに口の中へ一気に収まります。スパスパと小気味よく千切れるのが楽しくてならんす!。奥歯でクチリと潰せば、嗚呼出汁の旨味と麺の甘みがいきなり一体化した旨味が広がるのが痛快!へへへ・・・また途中で海苔を巻いたりして遊びながら食らい楽しみます。肉を強引に巻き込んで食らうもいいね!。
<チャーシュー> 優しい脂の甘味と淡白な赤身に生姜醤油が染み入る旨さ!噛み締めて肉汁旨し!
おつまみで味わったばかりですが、汁に浸った本来のチャーシュースタイルも旨しです。ロースの脂身は少し抜けた後にタレが浸透して旨し!甘さの中に香ばしさも滲みます。そこへ多少スカッとした赤身に、生姜醤油出汁がじわじわと滲み、程よいスポンジ状態。これを全部まとめて噛み締めると、肉味!脂甘み!生姜醤油!の一体感は素晴らしすぎます。
<メンマ> フレッシュさが楽しめる薄味メンマ!これも生姜醤油の味を滲ませ高まる旨さ!
全体的には薄味でフレッシュ。素材感がダイレクトに伝わるような感覚で、コリコリとした歯切れ良いところも快感です。箸休めとしてナイスです。これはお酒のアテというより、オカズ的な旨さですかね。生姜醤油出汁を吸い込んだところに麺を絡めて味わうと旨し。
<ほうれん草> 柔らかだがクタらず絶妙な茹で加減!青菜の清涼さと甘味が共存!出汁が染みてお浸し感覚!
拉麺にほうれん草の相性。関西オリジンの私には、上京当時斬新でした。薬味の玉葱には度肝を抜かれものの、ちょびっとお浸し感覚が楽しめるようで嬉しかったものです。そして今は、当たり前のように食らいます。家系とはまた別物の旨さ。
青菜の中でも、特にほうれん草は、クタクタになった後の旨さがいいのですが・・・「お浸し」的な凛々しさが残るほうれん草と言う感じ。ここは「ほうれん草が旨い」と豪語してもよい!激しくおすすめです!
総じまして「素朴さの中に整う旨さ!味わい深く上品にまとまる長岡系生姜醤油!」
・・・と言う感動の嵐!。コロナ禍など色々ありつつ、1年ぶりに行ってみたら落ち着いたいい店になってて嬉しいです。実に勝手だが冷酒追加あると確実に通う!。きっと高円寺で質実な長岡系の旨さは、きっと拉麺好きには伝ってると思いますので、頑張ってほしいと願う次第です。中央線駅近で通し営業!使い勝手よしな上に旨し!激しくオススメ!・・・なのでとっとと詠っていつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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