ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン5677】たきたろう(東京・三鷹)醤油らーめん 味付玉子 〜優しくほっこり!肩肘張らずに極上の旨さ!三鷹のハートフル醤油そば!

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ほっこりするには良いところ


 
 2024年後半以来、ちょっとハマってる「たきたろう」へとまたやってまいりました。とにかく妙にほっこりさせる店構えとその味わい。そして雰囲気です。適度に混まない広めの店内。むくの木製テーブル主体で落ち着く座席。そして噂は定かではないが、「とうかんや」が出自との情報もあり、味わいも確かなのです。
 

 
 まさしく、ほっこりするには良いところでして、頭と心が疲れた空腹時には、癒しの一杯となりましょう。今回は、色々考えるのも面倒になったので、看板の醤油に味玉を追加させてもらいましょう。
 

 
 
 
<全体> 派手さはなくともキリリと淡麗な風合い!香りは魚介醤油でまとまる和風仕立て?質感高し!

 

 
 これですよ、期待するところは。等身大というか、落ち着き感がしっかりと伝わります。見慣れた麺顔構成エスが、穏やかさと安寧感が深々と滲みでており、一言で言えばハートフル!。実に温かみを感じます。
 

 
 出汁は、薄く魚介エキスで霞むような感覚。一方できっぱりと濃口醤油ブラウンをアピール。一枚肉は、今回はややボリューミーさに欠ける気がするが意外と肉厚で、印象をリカバリーです。そして透けて見える麺は、すでにやや黄色めの地肌が出汁を吸って褐色に染まるか?。そして色合いの青菜が生えます。また肉厚な一枚海苔が雄々しい。
 

 
 
 
<出汁> 魚介甘味が溶ける出汁!その甘さが醤油のカエシに深く結びつく?動物系旨味も滲むか!?

 
 魚介出汁の主張が良いです。煮干のアピールとこれまで感じていたが、荒節のような力強さもある様子。しかし一般的な煮干そばの領域でもなく、ニボニボ苦味はかなり抑えめ。だけど微妙にざらつきを感じさせるのが絶妙です。これは香味油の魚介の溶け込みが誘導するのかもしれません。
 

 
 受け止める醤油ダレもまた良いね。そのカエシが効いており、全体的まとまりとしては「醤油そば」と落ち着かせます。その魚介甘味と溶け合って混じって一体化する旨さも素敵。香味油は動物ニュアンスがほんのりと効いており、旨さのカオスさを高めます。
 

 
 香りは、香味油主体化?と思いきや、仄かな清涼感に生姜を微妙に感じてしまうが、これは妄想の話。そして下支えに香味野菜の活躍も見逃せません。
 

 
 
 
<麺> クッシリ歯切れが快感!表層滑らかでちょいと外固なニュアンスが快感な中細直麺!

 
 全体的に少し黄色みがかった中細ストレート。一貫して熱ダレ一切せずです。そしてその外固なニュアンスは大分以前の記憶の通りで、くっしりと歯切れる後の素地の風合いを感じるところがナイス!。出汁を吸い始めると淡い褐色に変化するようです。
 

 
 中盤になるとゆっくりとしなりだすので、海苔や肉などと絡めて一緒に味わうのも一興!。ズボボボっと啜ると喉越しに感じる麺のシルエット感を如実に伝えるようです。そして噛み締めるとじわじわと出汁の旨味と一体化した旨さがいい感じじゃないか。
 

 
 
 
<チャーシュー> 香ばしく赤身本来の味わい! 脂は蕩けて甘味放出!仄かなスパイス薬味が独特?

 
 脂身はすっかり甘く感じさせる仕上がりで、塩出汁に濡れて更に甘味をアップ!。
 

 
 そしてタレの味わいが見た目以上に全体的に染みており、赤身本来の肉味とすごく調和して旨し!。そんな赤身と脂身の優しい色合いが実に旨そうな豚肩ロースです。ここには特製という設定がないのが勿体無い気がします。もっと肉を食いたい気分。
 

 
 
 
<他具材> 嬉しい鮮やかな青菜の存在!軽快に歯切れるサクサクポリポリとライトなメンマの食感が実に楽しい!

 
 やっぱり青菜の色合いがあると麺顔全体が生き生きと感じられます。ほうれん草らしい甘味に塩出汁が混じる旨さは想像しやすいかと。また、オーディナリーなメンマだが、そのサクサクポリポリとした歯応えがリズミカルで楽しいです。
 

 
 
 
<味玉> 白身ふるふる!下味の優しい出汁感とナチュラルで濃密な卵黄のコクがベストマッチ!

 
 甘味ある和出汁が薄く深く均一に浸透しており、これ結構時間かけてるんじゃないかと勝手に思ってます。実にフルフルとした弾力と歯応えですが、出汁の味わいが優しくアピール。
 

 
 そして卵黄にも下味の深さが伝わります。ジュレっぽい部分と、緩い芋羊羹のような部分が入り混じる状態で、それがそのまま全体として舌に絡みつくと、旨さが濃厚濃密過ぎて、旨さの嬉しさ極まる!。「鰹と昆布の出汁」が下味のメイン。優しい甘味と上品な滋味感覚は、鰹と昆布の仕事で見事。
 

 
 
 
総じまして「優しくほっこり!肩肘張らずに極上の旨さ!三鷹のハートフル醤油そば!」

 
 ・・・と言う感動の嵐!。今となっては新しくもなく、またネオ・ノスタ系とも違うニュアンスですが、ただただ・・・ほっこりさと温かみを感じる旨さ。隠れ家的にこんないい店あるとは、三鷹エリアも奥深いです。地元拉麺ファンだけに限らず広くオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 


 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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