ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3982】 かにラーメン 光夏 (東京・乃木坂) かにラーメン + サービスライス + 追い蟹 〜まさかラーメン店でこの冬最初のの蟹三昧!トロトロウマウマ極上蟹拉麺!

かにラーメンとは珍しい!ちょこっと蟹味で冬気分を味わってみたよ
 


かにラーメン 光夏 (東京・乃木坂) かにラーメン + サービスライス + 追い蟹 〜ラーメン食べて詠います

 

 先日、代々木上原のミシュラン店で高級ラーメンを食ったばかりで、金銭感覚がおかしくなってきたのか?。少々金額高くても抵抗感が無くなってきたぞ・・・。今回は西麻布あたりで少し遅めの食事。蟹のラーメンがあると言うので、それを狙って蟹三昧とさせていただきました。狙うは「かにラーメン光夏」さん。先客ゼロのようで、スタフさんが店前で宣伝してたからすぐに場所が分かりました。
 

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 券売機に向かうつもりが飲み物自販機。慌てて別の機械で食券購入。その最中にライスか大盛が無料との声をきいたので、これはもう〆の飯「蟹雑炊」まで妄想が膨らんでしまいました。なのでライスと告げますが・・・どうせだったら「追い蟹」追加!。蟹三昧で、蟹拉麺&蟹雑炊でお祭りにしてやることといたしました!。
 
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 それにしても・・・券売機の一番右下。唯一の酒がシャンパンで、それが、15.000円、50,000円というのはどんなターゲット設定なんだろう!。さすが西麻布といったところか?。
 
 
 
 
 
<全体> 大胆に蟹ほぐし身!そして身体が温まりそうな玉子餡掛け風!冬には嬉しい!
 
 蟹大好き蟹星人なんですが、二十歳になるまで蟹食えなかったオレ。就職で上京してきてから、接待やら宴会で食うようになって旨さに目覚めたという、遅咲き蟹野郎なんです。今では蟹のバイキングなど行くと他のテーブルがドン引きするほど山盛り運ぶからね(笑)。そんな頭の中は蟹で一杯になっているところで配膳が完了。案外早い。それはこんな麺顔でした。
 

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 おおお!シンプルかつ大胆な迫力!蟹の甲羅には解した蟹の身が山盛り。大葉が散らばって彩も映える感じですが、甲羅から自らが麺顔に放り込み直すというひと手間が、実に嬉しいじゃないですか!。溶き卵の黄色とも凄く味も見栄えもマッチしそうだし、何より溶き卵な上に、餡掛け風になってるから、これに蟹が混じると思えば更に興奮を覚えるではないか!これはナイスアイデア!。
 

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<スープ> 緩い玉子餡かけ風!ベースの鶏ガラに餡かけの出汁が絡み・・・トロトロウマウマ!
 
 そう、意外と溶き卵に餡かけというトロトロなスープであったんですー。レンゲで静かに沈めると、緩い粘度で沈み込んでゆくのがいい感じで上品。玉子んの溶き具合も中々で、大きな塊にならない反面、散り過ぎて玉子を食らう感覚が消えることもなし。
 

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 味わいはなかなか優しいタイプ。鶏ガラ清湯がベースと思われるすっきりさ。それなりの塩気もありましょうが大人しい風合いです。鶏エキスというアピールより下支えに徹した感覚かな。そしてどこかカエシも円やかで白醤油なのかは不明。しかし一方で甘いと感じる部分もありまして、それが溶き卵の部分かなと感じました。玉子を溶くだけで甘くなるとは思えんが、何か和出汁のようなのが含まれた感覚で、中華感よりも和の感覚の方に近いような味わい。
 

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 そして意外とシンプルにネギが心地よい!。フツーの汁系よりもネギのザクザク感が埋もれないような感じ。そして大葉の刻みもいい感じで広がるから、トロトロ玉子と蟹という個性的な旨さの中でも、薬味清涼感がにわかに働くのが嬉しいです。
 
 
 
 
 
<麺> 中太麺!やや加水低めで風味をキープしつつ、やがて茹ってしなやかに!餡が絡みまくる!
 
 餡かけ風ラーメンでは、多加水でチュルチュルすする縮れ麺が多いイメージ。こちらは「加水低め」と「中太」と言うところがポイントでしょう。まず「加水が低め」なところは好印象で、餡かけの風味軽やかなところだからこそ、蟹の淡泊な香ばしい風味が広がる感覚。その淡泊な風味に、麺の風合いが微かに触れるといった味風景で・・・何か和出汁の合わせみたいな構成に似ている気がいたします。しかも縮れですからね・・・スープが絡みまくるのなんのって!アツアツだから気を付けないと火傷するタイプ。
 

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 そして次第に熱が完全に芯まで浸透し、腰つきが緩やかになってゆきます。もう溶き卵とも一体感というか、貼りつき感が一段とアップして、その一方でいろんな水分が餡スープにも溶けだすので、一層粘度が緩やかになります。この時点でようやく蟹のほぐし身をしっかり味わえるようになるのかもしれませんね。
 

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<薬味> 黒酢と特製ラー油!絶対に試すべき!
 
 どうして子供のころ、蟹が好きになれな方のかというと・・・我が家では酢をで食う習慣があったから。あれがトラウマだったんだねー・・・。しかし今となっては酢も大好き。特に、入れ過ぎ注意だけど黒酢は是非是非お試しあれ!。ほんわかぁ~な蟹玉餡の円やかな味わいに、黒酢の麹風合いが広がります。これが麹の中に黒酢らしい香ばしさを漂わせ、スープ餡に良く似合います。ちょっと大人味に変化するイメージ。
 

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 そして自家製辣油。これはイメージしやすいのでほどどに。溶き卵のゆる餡と、酢と、辣油と来れば、酸辣湯を連想しますが、やり過ぎない程度にとどめておきましょう。蟹の風合いが消えぬように・・・。
 
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<蟹ほぐし身> ラーメン用に一つ!後の〆ライス用に「追い蟹」を追加!蟹祭りにしてやったわ!
 
 もう大胆に行こうと、蟹雑炊ように計算せず、麺とスープに絡めて蟹ほぐし身を堪能してやりました。やはりトロトロな餡にからむ蟹身はテッパンの相性。玉子と蟹身とトロミ餡と言えば、カニ玉のアイテムだし、相性よく旨いはずですよ!。天津麺と同じとは言いませんが、それよりググっと蟹身の迫力が存分に味わえるという感覚!。
 

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 序盤は熱の高さに風味が飛んで感じにくいけど、中盤あたりから蟹身独特の香ばしさと淡泊な白身の肉味が絡む~。存分に麺で玉子と蟹身を絡めとるようにして食らってやりました。いつもなら、白飯に少し麺をバウンドさせたりして食べたいのだが・・・今日は違うぜ!蟹雑炊だぜ!。
 

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<追い飯> 「追い蟹」追加でこれで立派な「蟹雑炊」・・・気分ハジケてフィニッシュ!
 
 「追い飯」に「追い蟹」。残った蟹玉餡かけの汁。それを合わせれば蟹雑炊そのものでしょ!。もう慌てるように丼の中へそれらを投入!。こんなゴージャスで完成度ある、ラーメン〆飯は他にあるでしょうか?。
 

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 麺も旨いが、申し訳ないほどに雑炊も旨いぞ!。蟹身のほぐしが、白飯の粒にそれぞれ寄り添うみたいだし、また餡がそれらをまとめてコーティングしてるような食感なのも嬉しい!。
 

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 塩気すくなく甘味も仄か。ラーメンにライス付けました!ってな感じじゃなく、ご飯を添えて蟹ラーメンストーリーが完成!というイメージだね。・・・しかし、後から気づいたが、かに味噌も追加してこそ、本来の完成なのか!?嗚呼、誰か試して欲しい!。
 

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総じまして「まさかラーメン店でこの冬最初のの蟹三昧!トロトロウマウマ極上蟹拉麺!」
 
 ・・・と言う感動!。場所柄はランチでビジネスマンが多く闊歩するって感じでもないですが、外出機会があれば是非オススメ!。千円以上する一杯でしたが、サービスライスでライス蟹雑炊!をセットで考えると値ごろ感ありありかと!。夜がメインな気もしますが、ランチが激しくおススメです!。思わず応援と今後に期待!。そんな気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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