ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン991】 安楽 (東京・武蔵野市) 玉子そば 〜卵とじがすべてを覆い尽くす旨味のつなぎ役!

【コレ食ったわけ:休日のお昼ご飯・・・肩の力を抜き駅前中華・・・】

  平日夜10時にピッタリと閉店してしまうこのお店。ちょうどそのころこの店の前を通り過ぎることが日課になっておりアタクシです。一度、餃子とビールで帰り道にまどろみたい・・・と思っておるのですが、都内のラーメンの誘惑には勝てず実現できてません。そんな未練を引きづりながら、だったら昼間敢行しようと駅前での用事を済ませた帰りに立ち寄ります。ところが「餃子にビール!」と思ってたのですが、「玉子そば」という・・・・なんとも肩の力の抜けたメニューに気がいってしまう(笑)。「ラの道」にもうどっぷりですな(笑)。なので、玉子そばと・・・・ビール? しかし、そんな胃袋のキャパは最近ないので、今回は玉子そば! ・・・・ビールは、帰り道にファミリーマートで買って、家で飲もう(笑:やっぱり飲むんかい!)。




【スープ:胃が休まる・・・・、忘れとったわこの優しさ中華感覚】

  今から思えば・・・やはりビールは頼まなくて良かった。正解! この胃袋に優しさを覚えるスープと麺をすすって、グビグビとビールを空けるというのは・・・・、ちょっと背反するよな。と思えるほど、配膳の瞬間は気が抜ける笑顔が自然とこぼれます。


「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「スープの優しさもさることながら・・・・、地元の味の大切さも優しく感じられますがな・・・!」


1)旨味:玉子の甘みを知る!そしてトロみの緩さで胃が暖まる!すべてが丸い醤油スープ!

  とにかく、このスープの光沢ととろけた溶き玉子の加減が、すでに優しさを通り越して愛情とすら感じますがな。ひとすすりして、玉子のとろみを十二分に感じます。片栗による餡のようなねばりは見た目以上には感じません。ごくごく自然なトロみ以上に緩い揺らめきと感じる粘度です。そこに、醤油とか豚肉のコクとやらを優しく包み込む玉子のニュアンス、そして野菜ら具たちが炒められたエキス、そして玉子本来の持ち味などが、一体化しております。ひとえに、「胃が休まる」お味ともうせまして、これはなかなか、オヤジ泣かせな一品なのです。

  天津メンよりもまた親近感がある一品。それは、カニなど海鮮排除で肉コク中心といったところが、いつもの中華!という感じがするからでしょうか。野菜エキスもしっかりと感じ取れる具合の、サッパリした加減が、玉子のコクでパワーアップしたという構図。こちら、デフォルトのラーメンが500円であることを思えば、+200円の付加価値は十二分にあると感じられましょう!

2)塩気・香り他:特別な醤油ではないけれど・・・キッチリとした醤油味が和のテイストを留める

  塩気というより、旨味と化している印象。醤油のライトな輪郭がキッチリとしているため、庶民なアタクシとしてはとても分かりやすい塩分です。しかもそれらが丸い・・・。そして、仄かに香るスペシャリティある香りと味わい・・・・・それは「生姜」。殆ど最初は意識できなかったです。食べ進めて、落ち着いて感じると。やわらかいながも「ジリリ・・・」としたような刺激を感じる。そして、鼻腔にもキャッチする・・・。その生姜がまた醤油味とマッチするのでしょうな。影の存在のようで、きっちりとした仕事ぶりを感じます。




【麺:本格中華麺・・・・というのでなくて日常さを感じる麺が良い】

 しかしまた、唸らせてくれるのは・・・・玉子とじ的なスープのゆらめきと、麺とのマッチングがよい点ですな!


「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「これなら、肩肘張らず・・・・毎日食えそうでんがな!(毎日ラーメン食ってるか・・・・笑)」


1)風貌:いやゆる「中華麺」に傾倒し過ぎた感がなく、普通にしっかりした中加水麺であります

  中華屋に来て、少し評価の基準を変更するとしたら、アタクシの場合は「麺」です。いかにも「中華の麺!」という極細黄色なカッツリ麺が、柔らかく湯掻かれたイメージありますんで・・・。しかし、こちらは、街中大衆系のラーメンと変わらず、中華テクニックを用いながらもしみじみラーメンを楽しめるという構図です。 さてそんな麺ですが、見た目に普通の中加水系。普通に旨そうやがなと心で呟きます。ストレート系で流れるラインもスープの感覚に合っているし、表面の光沢もスベリの良さを感じさせます。


2)噛み心地:熱ダレの少なさががナイスで・・・・全体的に「クッシリ」と「クチリ」の間くらい・・・

  さてこういうスープは熱を溜め込むのですが、麺への影響が心配されるところ。しかし、心配は無用のようでして、熱ダレとは無縁です。帰ってトロみがよくからみ、その反面スープの染み込みが抑えられているような感覚でして、麺は前半後半でそれほど感覚を変えません。また、歯ごたえ的には、前歯処理感は、期待と降りのスパスパ感覚で、千切れが小気味良い。また奥歯感覚は、クッチリと言う感覚。クッシリというやや歯ごたえ感じるタイプと、クチっと一瞬で押しつぶされるタイプの丁度真ん中という感じかなと・・・。




【具:やさしい玉子と、やさしいデザート】

1)卵とじ?:すべてを覆い尽くす旨味のつなぎ役!

  和風なら「卵とじ?」というべきものなのか・・・・中華鍋で軽く炒めた野菜にスープを流し込み、仕上げに溶き卵を余熱でささっと仕上げた感じがよくわかります。玉子はふわふわ〜♡、遠慮がちなキクラゲがコリコリ、白菜はハグハグと食って甘みを楽しみ、隅っこで恥ずかしがって隠れている人参スライスと、小松菜を、豚コマと一緒に食うとこれまた健康そのものでして、旨しです!ラーメン食べてて健康に大丈夫ですかとよく言われますが、こういう野菜系な一杯もあるのですよとお答えしたいです。

2)杏仁豆腐:自家製でしかもサービス品

  自家製です。これは、コーヒーとどちらかサービスされます(ランチタイム)。もともと、好きじゃなかった杏仁豆腐ですが、紅虎餃子房系(KIWA Corp.)のお店で食してハマってしまったのです。それ以来、あればよく注文するのですが、オッサンが杏仁豆腐食っているのがとても妙なのか、たまに他客の視線がきになる(笑)。でも好きなものは好き!





 総じまして、また地元の味を発掘できて・・・納得でございまして、これはまたバリエーションを制覇したい欲望にもかられますな(笑)。ここは、家族で来てもOKですし、一度連れて来ますわ・・・・家族3人チャリで中華屋ってのもオモロそうですし。そんな和み系な街角中華に乾杯!なので詠います!



  休日の
  こころ和ませ
  駅前へ


  雨にふられて
  安楽極楽



 お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。
 


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