迷いに迷って・・・一番高いヤツ食らう!
Japanese Soba Noodles 蔦 (東京・代々木上原) 黒トリュフチャーシュー味玉醤油Soba + キリンハートランドビール小瓶 〜ラーメン食べて詠います
- <酒> キリンハートランドビール:いつもより大切に味わおう〜・・・ドキドキするぜ!
- <全体> トリュフのふんだんなる散らばり〜思わず記念撮影!^_^
- <スープ> 円やかさの中に淡くキノコエキス感!酸味と辛さ・・・ジャムが加わり最終的にはカオスな旨さで見事なコク深さ!
- <薬味> トリュフと共に・・・辛い醤が溶ける?イチジクの様な甘味も揺らめく?
- <麺> 自家製麺:しなやかで風味が強いストレート細麺!汁を吸い込んで優雅な蕎麦感覚が旨し!
- <チャーシュー> 薄切り腿肉?まさにフカフカなしゃぶしゃぶに近い食感!旨くてすぐに飲み込んで無くなるズルイ奴
- <味玉にハズレなし> めっちゃ全体がふわとろ!一方味わいはキリリとした深い出汁味!
- 総じまして「高値で半分ヤケクソの筈が結局旨さで感動!旨さで元を取れるよさすがはミシュラン!」
嗚呼、やっぱり「蔦」に来てしまった。ミシュランの星を獲得してから、もうフラッと食いに行けない店になったのが寂しかったっけ。そして距離を置いてしたんですが、やっぱり食いたいものは食いたい。開店の12月はソフトオープンとのことですが、仕事の調整をして平日閉店間際に滑り込むこむことができました。
そしてメニューを見て・・・ちょっと焦る!。まさか念願の「蔦」でフツーのデフォルト食って帰る気はない。ただちょっとお値段ハイクラス!。ホール担当のお兄さんが、「お決まりですか?」とフォローに来るが、「まだ迷ってます」などと言って一旦離れてもらったりしてね(笑)。ただ、翌日は重点的な健康診断を控えている身で、これから12時間は何も食えないとなれば、今この瞬間にいい思いしとけって感じですよ!。もう腹を括った・・・一番表題上にある「黒トリュフチャーシュー味玉醤油Soba」とさせていただきましょう!。お値段何と「¥3,550」なり!。自分史上最高金額!。
<酒> キリンハートランドビール:いつもより大切に味わおう〜・・・ドキドキするぜ!
合わせて健康診断だから、あと30分超えたらアルコールはご法度!。今しかないからビールを飲もう!これも高いがヤケクソ気分で追加注文です。やってきたビールは何と愛しいハートランドビール!。しかし、お高い割には小瓶でした(爆)。ま、ビール腹タプタプ状態で、崇高なラーメンは楽しめないだろうから、これは正解であります。
それにしても、お洒落な店づくりな上に、清水の舞台から飛び降りた価格帯。小心者で小市民なオレは、やっぱりどこか落ち着かないんだよねー・・・・。ドキドキしてきたよ!。ビールの味はいつもの通りなんだが、チビチビと飲んでたっす・・・。
<全体> トリュフのふんだんなる散らばり〜思わず記念撮影!^_^
茹で上がりを知らす音も、キッチンタイマーなんて興ざめなものじゃないぜ。秘密基地のブザーみたいな音が鳴り知らせる。ペンダント照明だと思ってたそれは、ググッとしたに伸び降りて保温の役割をはたすのね!スゲーーーーってレビュー作成用に観察してたところで、ちょうど配膳されたのがこの麺顔です。
おおお!結婚式の披露宴で食って以来のトリュフの削り!少しぐらいの騒ぎじゃないぜ!。溢れてスープにも落ちるほどにふんだんではないか!。これをゴージャスと言わずして何だ!。思わず興奮して手が震える。いつもの真上からの撮影がまじ手振れとピンボケて使いもんにならんほどにね・・・まじで写真メモ放り出して食いたい一心です。
<スープ> 円やかさの中に淡くキノコエキス感!酸味と辛さ・・・ジャムが加わり最終的にはカオスな旨さで見事なコク深さ!
さてそのスープ。麦茶のティーバックじゃないんだが・・・スープに沈んだトリュフを箸でつまみ、中でかき回したりして、エキスをより深めようとしゃかりきです。貧乏人根性丸出し。そして味わいだすが、やはりいつもの風味と明らかに違うよね。トリュフって実は詳しくもなく、駄舌もあって語れないんだけど、やはり全体的には明るいキノコの風合いがあって、それが香味油によるものなのか、円やかな濃密さが素晴らしい!。独特の香りに独特の甘味。やはり菌類の出汁は香りは豊潤でも、味は甘く広がるイメージですな。
そして醤油だれは優しくもしっかりと風合いあり、そして軽やか・・・。ブレンドした醤油と思いますが、生揚げに近いすっきりした熟成さもありなむかと!。そこにベースの鶏ガラがしたたかに支えており、実はトリュフがないほうがシンプルに楽しめたかもしれませんね。それだけベースが素晴らしいとお伝えしたいだけ。
だたこのスープは、食べ進めてゆくに従い、かなり味風景が変わってゆくので更に面白いです。最終段階になると、ライト味噌系と変わらぬほどにコク深く感じますから!。そうさせる要因は「酸味と辛さ」、そして「ジャム?」の薬味の仕業でしょうか・・・・。
<薬味> トリュフと共に・・・辛い醤が溶ける?イチジクの様な甘味も揺らめく?
確かにトリュフの香りとエキスがスープを染める!。しかし、個人的に楽しかったのは、その他の薬味です。九条ネギにかけてあったり、したに忍ばせてあったりと姿は見えにくいのですが、風合いが面白い。その一つ「辛い醤」のようなそれが何者かわからん!。コチジャンのような痛烈さはなく、ほんのりと辛さを与え、発酵系の旨味をプラスすると言ったところか・・・・。また九条ネギには何かジェルっぽいのが絡んでる。味わてみるとジャムっぽい甘味。何のフルーツか?と思いきやジャリジャリとした舌触り・・・・。これってイチジク???。
のちに麺がスープ浸透と交換に吐き出した風合いが混じり、スープはゆっくりと霞がかって不透明に変化してゆきます。まさにカオスな旨さが完成したかのように・・・。
<麺> 自家製麺:しなやかで風味が強いストレート細麺!汁を吸い込んで優雅な蕎麦感覚が旨し!
麺がまた風流・・・。明らかに元から褐色な色合いで、全粒が細かく打ち込まれてそのように見えるのかしら。汁が浸透するとそれに染まったかのように見えますが、そんな微妙な褐色に、和の侘び寂びすら感じます。
引き上げると揃いやすいタイプ。角麺で微妙に平型?長方形な切り口で、それが茹で上がって膨らんだ感じがうまそう。加水は中程度かと思われ、密度感も程々。しなやかにストレスなく汁を吸い込んで膨らむイメージです。口当たりはソフトでズボボボボボーーーっとすすり上げると、束になったシルエットが快感!。
スパスパと安易に切れます。そして麺の風合いも感じます。更にクチリと容易に潰れる。これは汁と炭水化物が一体化した旨味へと直行し唾液が溢れて止まらない流れ。食ってる気分は蕎麦ライク。ただ素朴さよりも上品さがかなり優位で、これが主張の麺!「Soba」!と言うことでしょうか。スープだけでなく、麺に至っても自家製麺とのことでアーティスティックです!。
<チャーシュー> 薄切り腿肉?まさにフカフカなしゃぶしゃぶに近い食感!旨くてすぐに飲み込んで無くなるズルイ奴
トリュフに気を取られていたが、これはチャーシューメンだったのだ!。トッピング具材の主役はどんなかと言えば、これがまた高級肉のしゃぶしゃぶを彷彿とさせるもの。その肉感と食感の素晴らしさに魅了です。注文直前にカットされたんでしょうが、大判な肉とフカフカな所感で、箸で持つとびろーんと垂れ下がります。
それを折り畳みまとめて口へと運ぶと、スポンジだったのかと思うほど、トリュフオイル吸い込んだ出汁を吐き出し、そこに肉味をのせて口の中いっぱいに広がるじゃないですか・・・。身震いするね!。これはこんだけうまいんだったら・・・いい酒欲しいよね!。ラーメン食ってワインなんぞ、実際問題として想像もしなかったけど、これ食うと本当にそれあり!と思えるから不思議。ただこのタイプの肉っと、ゆっくり噛んで、長く楽しもうとすると、思わず飲み込んでしまうやつで・・・旨くてもずるいやつ。もっとオレを楽しませて欲しかった・・・。
<味玉にハズレなし> めっちゃ全体がふわとろ!一方味わいはキリリとした深い出汁味!
味玉もフツーにひとたま250円するので、実はビビるのです。ブランド価値かと最初は思ってたんだが・・・最近まれにみる柔らかさ!。フルフルプルプルした柔らかさがハンパない!。そして出汁の浸透が深い。いや浸透してきっぱりと出汁塩気が効いているので、よくある甘味一色ってタイプでもなさそう。トロトロでスープにもすぐ交わろうとするので、注意を払いつつゆっくりと味わい堪能です。見た目と感触以上に、味をしっかりと伝えるキリリとした味わいがいいね!。嗚呼、やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
総じまして「高値で半分ヤケクソの筈が結局旨さで感動!旨さで元を取れるよさすがはミシュラン!」
・・・と言う結末!。いやぁ〜やはりこれは唯一無二な味してましたわ!。出会った頃より芸術性も増した気もしますが、ラーメンの可能性追求型って店舗とその一杯。ラーメンラバーとしては、それがどこまで突き抜けるか見てみたいと思うもの。今後とも激しく応援で激しくオススメ!。次回は味噌当たりをフツーに味わいに参ります。そんな応援と今後の更なる発展を夢見て、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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