ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン4884】KEN軒(東京・武蔵野市西久保)特製濃厚豚骨魚介つけ麺 麺大盛 + 辛味

在宅ワークでも疲れる時は疲れるもので・・・近場ガッツリ憂さ晴らし!
 マジで疲れた昼下がり。早朝から調子良かったのでぶっ通しで作業して、1日の仕事を午前中にやり終えてしまおうと燃えたのだが、結局昼下がりまでもつれ込んでしまった。あゝ、完全に疲労困憊。しかも夏日だったから、つけ麺で憂さ晴らししようとやってきたのが、名店「麺屋さくら井」の3rdブランド「KEN軒」さんでございます。
 

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 ちょとした昼休憩のズラしだったので、行列しながら溜まった仕事メールを処理してると、あれやこれやで10分も待たないうちに店内に召喚。その直後にドヤドヤと後客がやってきてたちまち行列発生ですよ。今日は神様がこれを食えという運命だったのか?。実にナイスタイミングでしたー。
 

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<全体> 初期よりブラッシュアップ!タレの濃厚ぶり!レアと釜焼の2種豚肉の豪勢なる競演!風流な地肌の太麺も美しき!

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 やっぱり目を引くのは肉!「麺屋 さくら井」で人気の低温調理の肉肩ロースが実に絶品!。そして豚バラ肉が圧巻!。周囲の脂身部分が釜焼の熱で飴色に変化し焦げ目がついてるのが実に旨そう!。この肉達だけでも特製にした甲斐があるってもんですよ。
 

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 麺は太麺。軽く全粒が配合されてますが、色合いがとても落ち着き感じさせる風流な色合い。艶やかであり揃った麺線がいいね。そしてつけダレは、魚粉が少しかかってて、濃密な感覚に粒子のきめ細やかさが、泡立ちとなって浮き出るイメージ。
 
 

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<つけダレ> 鰯抑え目で甘味ナチュラル!濃厚なれど滑らかで豚エキスも程よい濃密さでマイルドな濃豚出汁!
 

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 平成の濃厚豚骨ブームの頃はドロドロなのが流行ったが、令和の今は、濃厚と言ってもかなりスマート感覚ですね。細かい泡立ちが印象的でクリーミーな感覚もあります。食べやすい濃密さとはこのことで、煮干の甘味がしっかりと感じ取れて、旨味だけが濃厚という感覚でしょう。鰯系の苦味と香りが少しばかり滲んで香る程度。また魚介に上品さも感じます。
 

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 そして動物系もしっかりしております。豚骨をかなり煮出していると思うけど、意外とサラサラしてる。なのに口の周りにやや貼り付きを覚えるあたりは、豚コラーゲンが濃ゆいのか?。口元に微妙にペトペトと張り付くような感覚が旨さの濃ゆさを表すようです。ひょっとしたらコラーゲン感覚はモミジだったと言われば身も蓋もないがそんなイメージ。なので魚介と豚骨のバランスがナチュラルに感じ取れる、そんなマイルド濃厚豚魚でしょう!。
 

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<麺> 全粒打込みで褐色地肌で整う麺線!ヌチヌチした中太ストレート麺!噛み締めると素地の甘味とつけダレの甘味が味の一体感!大盛正解!

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 素で2本ほど手繰って食らってみると、ヌチヌチと引き締まったような弾力を覚える食感。そして、ふわっとした小麦の風合いが鼻腔に流れるイメージです。表面がツルツルしてるように光って見えるが、しっとりしてる部分も多く、つけダレをよく吸着させます。リズミカルに千切った後に奥歯へ運んで潰すと、つけダレの魚介の甘さに麺の仄かな甘味が実にマッチ!。さらに豚骨系のコラーゲン系のコクもプラスされますから、旨味が一段と昇華!。噛み締める甘味はつけダレの甘味と響き合います。味の一体感!
 

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 実は「中盛」というボタンを見逃してて、胃袋食傷気味なヘタレオヤジなオレは、「大盛」の麺量でかなり怯んだんだが、一旦旨いと感じたら変なスイッチが入ってしまった・・・。「さくら井」系列って細麺が旨いイメージなんだが、妙にハマってしまいました。大盛を激しくオススメ!。
 

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<チャーシュー> 旨さテッパン低温調理肩ロース!香ばしさに吊るし焼豚感残る豚バラ肉最高!

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 脂身と赤身の折り重なりが美しい豚バラ肉。外側は皮に近い部分も残る感じで、若干飴色な雰囲気もある脂身がそそります。バラ肉と言えばトロトロな脂のがイメージだが、釜焼きで心地よい引き締まりが生まれ、シンプルな塩胡椒な味付けが、釜焼のスモーキーな風合いと喧嘩しません。甘いだけはなく香る旨さ!。仕上げのバーナー炙りも効果的で、脂身に香ばしさを演出するようです。
 

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 あとはテッパンの旨さ!低温調理の肩ロース。とても全体的に柔らかく、しっとりした歯応えに肉味が優しく広がります。さすが特製だけあって肉のサイズがデカく、当然のように少し豚骨魚介だれにつけてから味わいます。相変わらずの旨さ!。赤身の肉本来の旨さが脂身にも浸透するようで、これは旨すぎる!。
 

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<辛味> 香ばしい滋味辛さ!出汁に溶かすと一気に辛味が生き生き!煮干に呼応する辛さが痛快!

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 実は見た目より刺激感が低め。チリッとする辛味はあるんですが、胡麻の風味なのか、甲殻の旨味なのか??そのままでも旨いです。後で少し追加してもらおうと思いつつ、出汁に溶かしてみるが・・・印象一転!。出汁に溶かすと一気に辛味が元気に復活するような展開で、旨辛い感覚が絶大に広がる!。それも何となく、出汁の煮干し部分と呼応するような味わいで、これがまた旨いのだった!。どうせなら、辛味追加して最後まで楽しみ尽くしませう。
 

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<味玉>つけダレ甘味に程よくマッチする 那須御養卵!自然な甘味と分厚い卵黄コク!つけダレと合わせても旨し! 

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 那須御養卵とブランド卵。特に卵黄が濃ゆいのが印象的です。薄出汁で丁寧に漬け込んでいる様子で、キレイな形と仕上がりです!。
 

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 卵黄がまるで飴の様な濃密さ。濃密なコクに出汁に染まって熟した様な甘味あり!。濃厚豚骨つけダレに合わせて食らうもいい感じです。何だかつけダレの甘味にバランスよくマッチしてます。やはりつけ麺でも味玉は外せません!。これもお勧めかと!。
 

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<スープ割り> ほんのりと柚子と葱が香る淡い魚介出汁!温もりと優しい旨さでほっこり締めくくり!

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 そしてエンディングは、スープ割にて〆!。ベースは淡い魚介出汁で割られ、温もりと優しい旨さでほっこり締めくくりとなります。ネギが心地よい清涼感を与え、それに仄かに柚子が入っておるのか、爽やかさも仄かに感じます。濃厚な味わいの後は、実にさっぱりとさせてくれます。
 
 

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総じまして「またまた進化を感じる濃厚豚魚っぷり!そのまま行けよ行けば分かるさ!崇高豚魚つけ麺!」

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 ・・・と言う感動の嵐!。裏ブランドと言うのは似つかわしくなく、表ダブルブランドと言う感覚。今後も通い続けて、微妙な変化と進化を定点観測しながら食らい続けてゆこうと思う次第です。激しく応援!激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
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 旨し!なのでとっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!
 

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