裏ブランドのみ提供!「まぜそば」を狙ってみた結果
仕事って所詮1週間の積み重ねだと思う次第で、月曜午前中って結構大事ですよね。この貴重なタイミングである程度、ふる・上げる・考える・決める・・・をしておかないと、それから先の1週間がグダグダになりそうな気がします。少なくとも私はそうやって生き延びてきたわけで、ちょっと勝負どころのこの時期・・・ランチタイムを多少犠牲にしても、やることやるわけやで!たとえ在宅ワークでも。ま、そんな感じでメンバー共有のスケジューラーに休憩シフトを登録して、今回も遅いランチ。月曜日というと・・・この曜日限定の「裏健やか」があるではないか!。食べログ百名店のあそこも頭を掠めたが・・・久しぶりにこちらへ!。
<全体> 麺を多い尽くす特製具材達!酒のアテに最適なのに酒が飲めないジレンマ!?
お!まぜそば?・・・恥ずかしながら、そこそこ通っている気分でしたが、このブランドで汁なし系を提供してたとは知りませんでした:汗。知ったからには食わねばなるまい。特製しか選べないという強気な一杯は、こんな麺顔で配膳です。
おおお・・・器がデカい分だけ画像アピールで損した感覚ですが、実はなかなか具材が存在感あって、見えないけど下から麺が支えているって感じです。肉も3種でしっかりしてる。薬味も3種で豪華な方だよ。温野菜がドカっとアピールすればもっと目立つかもですが、中央に鎮座する卵黄が・・・これからの展開をワクワクさせます。
<タレ&薬味> ベースは鶏油明るく魚介も感じる醤油ダレ!一気に魚粉が散らばり魚介香ばしさが広がる展開!
タレを少しでも画像に残したかったんですが、予め配膳前に麺と絡める作業が完璧すぎて、あしからず。麺の表面に絡まる味わいを確かめますが、明るい鶏油を感じさせる醤油ダレって感覚。ただそれだけじゃよくあるパターンですが、甘味と落ち着きある様子で、魚介が少し滲んでいるようにも感じます。
そこに魚粉が絡まると、一気に鶏油と魚粉が、主役と脇役が入れ替わるような展開かと。粉と言っても、ふわふわと柔らかい状態で、そこにあるだけで香りが漂う感覚。そして旨味と甘味が深いことから、鯵系が混じるような感覚でカオス。煮干しって言ってもとてもブレンド感ありますかね。
<麺> 自家製麺!ヌチリと図太い腰つき感じる中太麺!タレに魚粉と卵黄が絡むと一気に旨さが濃厚濃密!
てっきり細麺だと思ってたんですが、中加水系の中太麺でした。やはり汁なし系と言えば麺は太くなるのですな。汁なし系ですとタレと薬味で濃厚に凝縮されそうですから、それを受け止めるには、多少なりとも太くなるのもありなむでしょう。さてこの麺が実に、ヌチリと腰つき強めで頼もしい!。箸でゆっくり持ち上げると、タレと絡んで小さく・・・ヌチヌチニチャニチャと音を立て盛り上がるほどです。力強く麺の風味で濃厚タレを受け止めます。
その上に・・・まず卵黄が絡まる。へへへ・・・旨いに決まっとるがな。もう麺には下味の鶏醤油と魚介が染みてるわけだし、卵黄の濃密なコクが加わると鬼に金棒な旨さ。醤油と卵自体が相性良いわけだし、炭水化物の甘味が絡むと極上極まる!。更に・・・その麺から来る炭水化物の甘さに、魚粉がプラスされるわけです。魚介の香ばしさも引き連れながら。意外と魚介と卵黄の相性もいいので旨さ炸裂!。なんでここには大盛設定がないのだと激しく葛藤を覚える旨さでした。
<チャーシュー> 鶏豚3種!低温調理の鶏旨豚肩!炙り焦げ目の煮豚バラ肉!各々の旨さと香り!そして肉と脂の旨さを楽しむ!
まずは豚肩ロース。汁系だといつも熱で火照って赤身が色変わる寸前ですが、今回は余裕があるように鮮やかなピンク。その赤身は、元の肉味が主体的ですが旨味の中に下出汁の風合いも見え隠れ。実に淡麗なイメージの味わい。そして脂身の甘味がじわじわと、口の中で溶けて旨いのです。肉増ししとけば良かったかも。酒が飲めたらきっとそうしてます。
また鶏胸肉はコンフィ状で、フカフカでも少し引き締まりがある歯応え。パフパフと気持ちよいほどに千切れるのも痛快。浸透させた出汁が少し特徴があって、仄かに洋風なイメージがいいんです。汁なし系の麺とも相性良い味の展開かと。また周囲に絡ませたのか微妙なスパイス感が食欲を一気にかきたてるようでもあります。
このブランドでは初めてかもしれないバラの煮豚タイプでバーナーで焦げ目をつけたタイプ。さぞ醤油タレが染みた脂身の甘味と焦げた香ばしさがあるだろうと思いきや・・・実は見た目と反してさっぱり系な味わい。焦げてたのに温度感がなかったので、そう感じたのかしら・・・・。
<他具材> 煮干魚粉とコラボする磯風味の揉み海苔!それをフレッシュで優しい甘味でコラボする玉ねぎと温野菜!もっとくれ!
少し補足まで。煮干し系なので揉み海苔の相性が抜群なのは容易に想像できますね。また玉ねぎとも相性良さそうだし、その玉ねぎは温野菜ともコラボして野菜ならではの甘さを展開してくれそう。実は温野菜と麺を絡めて食らうと最高に旨かったのだった!。キャベツの甘味が、煮干しの甘味をさっぱりと優しく包むようでそれが旨し!。金払うから温野菜増し設定してくれって感想です。いや・・・もう少し言うと、特製なのだからもう少し欲しかったと思うのが本音。画像でももっと映えると思うし!。
<和え玉> やっぱり「低加水細麺」が得意!汁なし系の和え玉にして実力発揮!麺風味を活かす仄かな鶏醤ダレの奥ゆかしさがナイス!
表ブランドも裏裏ブランドも、そこそこ通っているのに、実はここで和え玉食らうの初めてだったりします。理由は、ここの「炊き込みご飯」が旨いから。ついそっちに流れてしまってたわけですが、今回これ食ってちょっと再発見。やはり、「健やか」は、細麺の風味がとても強いのがウリなわけで、それがこの和え玉だと、シンプルかつストレートまたはダイレクトに伝わるのだった!。
ううう・・・やっぱ、カタ麺主義者を喜ばせる店だわー。よく見かける、鶏油と醤油ダレを軽く和えた味わいで、想像がつきやすい味展開ですが、麺の風味が主張する!。和え玉大盛ってスタイルがあれば、旨さで気が狂って昇天するかもしれません。
総じまして「裏限定では勿体無い!更に高まる旨さの可能性!表でレギュラー激しく希望の煮干し汁なし!」
・・・と言う感動の嵐!。今回は、汁なし系食った後に、汁なしを重ねるように和え玉を食らうという不意義な展開。ビールを飲めるタイミングでなかったことだけが悔やまれますが、どちらもかなり完成度高いです。裏ブランドで飲み提供ってのが実に勿体無い気がするのだが。ま、これでまた月曜限定の裏ブランドに通うモチベーションができたと感じます。濃厚煮干の裏ブランドに頼もしい汁なし系あり!これも激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!