ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3850】 ラーメン ぶぅさん (東京・荏原中延) 冷やしぶぅさん・ヤサイニンニク 〜ガッツリオイリー!まったりクリーミー!ハイブリッドなジャンキー二郎系冷やし中華!

二郎系としては意外と穴場なスポット!?
 

 

 東急池上線・東急大井町線の近寄る城南エリアって・・・意外と二郎系って少ないかも?。麺でる@戸越公園しかすぐに頭に浮かびませんが、そんなエリアに昨年できたのが「ラーメン ぶぅさん」。とある午前休の平日に、役所で用事を済ませたあとに訪問してみました。荏原中延から少しだけ歩きますが、「多賀野」で並んで食うよりは早いと思うしね・・・。時間的にもあまり余裕なかった次第。

 

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 それにしてもなぜここに?。二郎系でありながら「冷やし」を提供してるからです。実は東京23区で「二郎系ガッツリ系冷やし中華」って思いつくとろが少ない・・・。そんなちょっとコレクター的な欲望が高まったというわけです。しかしいざ行ってみると、満席に一歩手前な人気ぶり。その後も客は入れ替わり、なかなか定着ぶりが伺える人気店というオーラがあるではないか!。「冷やしぶぅさん」「冷やし坦々ぶぅさん」と2ラインナップあるなか、今回は前者とさせてもらいました。
 
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<全体> デフォルトアブラが責める・・・そんな「ぶぅさん」スタイル!
 
 小さいカウンターだけの店だと思ってたら、厨房の奥にもカウンターあり。案外広い店箱でして、夫婦舟オペレーションって感じ。接客はいたって丁寧!。初訪問の私に店のトッピングコールについて分かりやすく説明してくれました。短い会話だけでイイ人って分かるよね(笑)。そんなナイスガイが、10分前後してから配膳してくれたのがこの麺顔です。
 

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 おおお!これは宣伝写真よりは全然迫力マシではないか!。ヤサイマシ・ニンニクだけでこれほどまでにドヤ顔な表情になるのか!。いやいやそうではない・・・アブラだ。デフォルトでこの垂れ落ちるほどのボリュームアブラが責められるような気分にさせます。醤油ダレで染まってるような褐色がまた刺激的。更に糸唐辛子で飾られていて、ワイルドなようでドレッシーな風貌でございます。なるほど、ぶぅさんって脂が旨い店なのね。左右の常連らしき方は、更に別容器に入れられた脂を追加してるし、これは個人的には珍しい味展開になるかと期待が高まる!。
 

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<タレ> 意外とクリーミー!マヨドレでもなく?胡麻ダレでもなく?不思議なマイルド感がナイス!
 
 そんなアブラの感覚で・・・すっかり頭の中は「豚骨醤油」と「ニンニク」のぶつかり合いが始まってました。そしてタレを確認しますが、オヨヨーーーーー!これは不思議なクリーム色!。アブラが空気に攪拌されてクリーム色になってるのかとも過りましたが、明らかにそれとは別。マヨドレなのか?ゴマダレなのか?慌ててレンゲですくい取って舐めてみるが・・・うーん、そのどちらでもないようで、オレのような駄舌では区別がつきにくい。
 

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 まず、近年二郎系冷やしの中で主流になりつつあるマヨネーズ味だがそれではないよね。玉子由来のコクと酢の酸味はそこにはなし。一方で冷やしの別バージョンに「冷やし坦々ぶぅさん」と言うのがあるが、部品の共通化からすると、例えば芝麻醤あたりと豚骨醤油ダレとの合わせこみなのか?。全体的にはマイルドな味風景だが、甘ったるい部分はなし。胡麻の香ばしさも低いのだが・・・、実は豚骨醤油に少量の豆乳とうのなら、似たような味になるのか??。
 

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 しかし二郎系の魂は失ってない。そりゃ刻みニンニクをこれだけ入れればそうなんだけど(汗)。クリーミーなタレの味わいの中に、豚骨エキス混じった醤油味の塩気に結びついたニンニク刺激の広がりがある。マイルドとワイルドが両方織りなす不思議な味わいと言えましょう。
 
 
 
 
<麺> しっかり冷えてるクシクシ中太平型麺!凛々しいフォルムで麺線クッキリ!脂が絡みまくり!
 
 こちらは麺量をちゃんと分かりやすく、メニューボタン等に表記してくれてるから嬉しい。二郎系だとデフォルトのボリュームが店ごとで違うし、読みにくいし、ヘタレなオレとしては実に助かる。茹で前200gということで自分でも収めることができる範疇です。
 

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 平打ち麺ですが、見た目はリングイネのような丸みを感じる平型で、二郎系でよく見らえるボコボコした感覚はとても少なし。きっぱりと流れる麺のラインがとても凛々しく、クッキリ感があります。また冷やし方もいい感じで、しっかり熱がとられてクッシリと明確に感じられるまで締められた冷やし感。おそらくこれは氷水によるもの。仕事が細かいです。
 

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 オーションのような褐色にも見えますが、とにかくアブラが絡みまくってすごい。覆い尽くすって感じで、具材をいろいろ巻き込んでくるから、歯応えも複雑。しっかり奥歯で噛み締めながら潰すように食進めてゆきます。モヤシ・天かす・ニンニク・薬味ネギ等がアブラに溶け込み、シャリシャリと音を立てながら麺と一緒に潰れてゆく。それらの味の重なりに唾液腺が一気に噴き出し、旨みへと昇華!旨くて顎の線が急に痛くなるわ・・・。
 

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<豚> 完璧なる豚バラ肉のブロック塊!脂のトロミが赤身に染みて・・・全体的にトロトロなのだ!
 
 いやー・・・豚が旨い。二郎系の店は豚がある意味命かもしれませんが、ばら肉ロールは分厚くて・・・引き出物のバームクーヘンかと思うほどに分厚く、アブラの膜に覆われて旨し。皮に近い部分の脂の甘さが芳醇で蕩ける。それがまるで赤身にも浸透しているかのうように、赤身まで蕩けるようにほどけてゆく。肉も脂もトロトロ状態であり、箸で持ち上げる以前に差し込んだところで、既に自重で崩れだします。
 

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<ヤサイ他> 殆どモヤシ!事前申告で多くから選べるシステム!
 
 こちらは、ニンニク以外のコールは事前確認制です。10種類から選ぶシステムですが、限定(冷やし等)は1つ、フツーのラーメンなら3つチョイス。冷やしのサンプル写真が大人しい感じでしたので、ここはヤサイマシ!そしてニンニクとさせていただきました。本当はキクラゲと激しく悩んだのですが・・・・。さてそのヤサイですが、モヤシ100%?でございます。しかし程よいシャキシャキさがナイスで、クッシリ中太麺を受け止めるかの如し。モヤシも熱を取ってるのか全体の温度センスにも馴染みます。暴力的な盛りでもないので、私のようなオッサンでもクリアできる程度。おススメです。
 

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 その他もいろいろ気になるトッピングあり。例えば「天かす」。二郎系冷やしではすっかり定番化したアイテムですが、この前半のカリカリ感と後半溶けたぷよぷよ感のギャップが楽しい。またタレに溶けてしまえばコクも厚みを増すような気がしますし、なかなか優れものです。また「うずら」は2個でデフォルトで入ってます。アブラの下に隠れてしまって見た目存在感ありませんが、豚骨醤油ダレに染まった味わいが、濃密な鶉玉子味にはピッタリ。これを追加するのも激しくおススメかと!。
 

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総じまして「ガッツリオイリー!まったりクリーミー!ハイブリッドなジャンキー二郎系冷やし中華!」
 
 ・・・と言う感想。いろいろ二郎系ガッツリ冷やし中華をこの夏食ってきましたが・・・どれとも似てない個性的なタイプ。これはまた来シーズンも是非とも提供してほしいと今からリクエスト!。更に人気が高まる予感もしますし、この調子で頑張ってプレゼンスを上げて欲しいと思います。そんな応援気分が高まったところで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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