ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3953】 立川マシマシ 5号店 (東京・神保町) 中ラーメン 野菜増し 〜脂エキスとカエシの絶妙バランス!ハード&マイルドなロイヤル乳化なガッツリ麺!

旧神田二郎の跡地で堂々営業!立川マシマシで憂さ晴らし!
 

https://youtu.be/GYyvViK3kRE

 

 神保町で昼メシ!心躍るじゃありませんか。どんなジャンルでも旨いの一通りそろってる街だからね。と言っても私はラーメン専門ですが。ところが午前中の仕事が長引いて昼飯タイムにずれ込んだわ~。仕方なく、昼飯時間もずらさせてもらいました。ゆっくり食えるかもと内心ほくそ笑んでおりましたが、この影響により、とある狙った店の上海蟹のラーメンは売り切れてしまったのだった(号泣)。
 

f:id:TOMASSOON:20191126194351j:plain


 
 あまりにも悔しい!しかしそんなに時間ないのでサクッとガッツリ食おうと、近くの「用心棒」に向かいますが待ち行列発生中~。向かいの立川マシマシに逃げ込んだという流れです。こちらも満席で危うく難民になりそうだったんですが、運よく1席だけすぐに空いてラッキー。
 

f:id:TOMASSOON:20191126194457j:plain

 
 
 あまりにもすんなりと立川マシマシに決めましたが、実は「マシライス(麺へ変更)」を前から狙ってたため。ところがすべてはそんなに上手くいかないよねー・・・それは売り切れボタンが光ってる(泣)。しかたねぇ・・・それは別の店で狙い定めることとして、今回は「ラーメン中 ヤサイマシ」とさせてもらいました。
 

f:id:TOMASSOON:20191126194318j:plain

 
 
 
 
<全体> イメージ通りのアブラの貼りつき!いくらマシても食えそうなヤサイ優しさと逞しき豚塊が嬉しい!
 
 嗚呼やれやれ、これで落ち着いて食えると思ったよ。ところがその矢先、後客が「マシライスないのぉ~」と残念がってたら、「あ!やりましょうか?」とお答えになるじゃないか!。何ぃ~オレも変えてくれと言いたかったが、もう調理に入ってるようだったので気持ちを押しとどめます。そんなことがあってちょっと残念な気持ちで受け止めてしまったのがこの麺顔です。
 

f:id:TOMASSOON:20191126194331j:plain


 
 おおお!これはこれでアリだね!カエシに染まった背脂がクリームのようにヤサイに貼りつく!豚は濃い煮豚カラーの大いなる塊感!。ヤサイの山盛りは嬉しいがちょっとクタリを感じる優しい表情!。そして麺は期待通りの300g!。残念なところが一つもないじゃないか。実に結果オーライ!。
 

f:id:TOMASSOON:20191126194346j:plain

 
 
 
 
<スープ> ハッキリと乳化傾向のガッツリ豚骨醤油!カエシと脂の甘味で正しくロイヤルスープ感覚!
 
 スープがキッパリと乳化傾向で分かりやすくていいよね。表層はややオイリー感がありますが、全体的に透明感は全くなく白濁傾向です。いや白濁とは言えないな・・・しっかりと醤油の色合いに染まってて、茶色に濁った乳化感。いかにお乳化の甘味と、タレの塩気の融合ってやつですよ。実際に味わうと白い粉のジリジリした旨味感は低く、かなりアブラの旨みがカバーしているようなイメージ。動物感ありありな旨味です。
 

f:id:TOMASSOON:20191126194434j:plain

 
 
 醤油ダレもしっかりと効いてまして、本来の醤油香りを深く漂わせますが塩気やカエシといったシャープさは低め。とにかくアブラと一体化した醤油の円やかさも印象的で、これは無条件に食がすすみます。この旨味はヤサイにも絶妙に相性がよく、山盛りだったヤサイが汁に沈み始め吸込みだしたころから、一気に食い進んでしまい、減ってしまいます。この段階でかなりヤサイの甘味も放出されて溶けこんでおり、人によっては醤油を追加してしまうかもしれませんね。
 

f:id:TOMASSOON:20191126194424j:plain

 


 

 さてニンニクはセルフ式。冒頭でおとなしく量を調整したからか、すっかりアブラとヤサイのエキスの勢いに飲み込まれてしまいました。それほど肉厚な旨味とも言え、ニンニクは改めて追加投入。濃厚マイルドな出汁感なので、いつもよりニンニクはマシ気味でいくのをおススメいたします!。
 

f:id:TOMASSOON:20191126194408j:plain

 


 

 
 
<ヤサイ> あえてクタリ傾向!キャベツもスープも染みこみ易い優しき旨さ!絶対マシがオススメ!
 
 先日、亀有の二郎系でヤサイマシにして死にそうになったのに・・・本当にオレって進歩しねぇ。またマシをやっちまいました。ところがここは、クタリ傾向もマシているイメージで、量はあったが本当に食べやすかった・・・。モヤシは奥歯でしっかりと潰し尽くしてから嚥下するという、ヤサイマシをやっつける鉄則を思い出しながら食い勧めました。
 

 

f:id:TOMASSOON:20191126194429j:plain

 

 クタリ気味な上に、キャベツの量と仕上がりがよく、フツーに旨い。タレをつけなくてもある程度食い進むよ。汁と絡んだヤサイも旨いと既述しましたが、アブラが貼りついたヤサイもすばらしい!。それと豚のひと欠片を合わせて食らうと旨し!。夕方だったらビールを欲するところだが、ここは酒がないのだった・・・。
 

f:id:TOMASSOON:20191126194413j:plain

 
 
 
 
<麺> オーションの風味緩やかにして物腰しなやか!汁にもヤサイにも絡みやすい中太麺!汁吸ってなお旨し!
 
 やはりヤサイが優しめだから、麺のタッチ優しいみたいでバランスあり。このブランド、実は汁なし系や冷やし系で食うのがメインだったから、今回の汁系でこんなにしなやかだとは知らなんだ。ちょっと無理したらズボボっと啜り切れそうな感じがするほどで、麺も汁を吸いこもうとしえいるのがアリアリ。オーション風のワイルドさと言うより、汁との一体化した旨みがアピールポイントかと思われます。
 

f:id:TOMASSOON:20191126194438j:plain


 
 また、しなやかさで協調するのか、クタるヤサイとしなやかな中太麺が非常によく絡んだ!。どっちも少し甘辛な豚骨醤油には相性が抜群。300gの麺が一気に無くなるとはこのことで、一気に前客を食い抜かすほどで、自分でも我を阿呆だと思うよ・・・。無我夢中で食らったからモヤシもそこそこチラシこぼしてた・・・。隣の見知らぬ人よ・・・がさつな迷惑を許して欲しい。
 

f:id:TOMASSOON:20191126194443j:plain

 
 
 
 
<豚> 豚塊!タレが深く浸透したばら肉がほろほろと崩れる柔らかさ!周囲の脂がまた蕩ける旨さ!
 
 豚肉が分厚い!分厚いと言うより塊!そうそう、二郎系では豚の迫力がやっぱりあるといいね。ばら肉をロールさせるような二つ折りになってる。持ち上げるとつなぎ目が開き食いやすくなるが、同時に醤油ダレの深い浸透をまざまざと知ります。
 

f:id:TOMASSOON:20191126194419j:plain

 
 
 醤油の味がすでに豚のエキスで甘い。柔らかい肉の繊維は開きっぱなしでバクバクとタレとスープを吸い込んでは交換させてる。汁と豚肉がお互い高め合った旨さは無類!。そこに豚の皮下脂肪と、とろとろと背脂が塗れ、実にオヤジとしては血管が詰まりそうな背徳を覚えるのであった・・・。二郎系にとって豚もまた悪魔でありましょう。ところで私がまだジロリアンになり切れないのは豚マシにビビってるから。豚ビビりも乗り越えてみたくなったよ(やっぱりウソ)。
 
f:id:TOMASSOON:20191126194447j:plain
f:id:TOMASSOON:20191126194452j:plain
 

 
 
 
総じまして「脂エキスとカエシの絶妙バランス!ハード&マイルドなロイヤル乳化なガッツリ麺!」
 
 ・・・と言う感想。計算通りに物事が進まず、フラれにフラれて食った一杯でしたが「万事塞翁馬」的結末。なすが儘なりでこれからも食らってゆきたいと思います。嗚呼やっぱりこの街は旨い!。神保町で昼メシ!心躍る。そんな興奮を胸に、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

f:id:TOMASSOON:20191126195115p:plain

 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

関連ランキング:ラーメン | 神保町駅九段下駅竹橋駅

 

神保町奇譚 花咲舞シリーズ (Kindle Single)

神保町奇譚 花咲舞シリーズ (Kindle Single)

 
神保町 タンゴ喫茶劇場

神保町 タンゴ喫茶劇場

 
【Amazon.co.jp 限定】【神保町にゃんこ堂】メモ帳2種セット~くまくら珠美(読書猫 黄・青)

【Amazon.co.jp 限定】【神保町にゃんこ堂】メモ帳2種セット~くまくら珠美(読書猫 黄・青)