ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン3822】 らーめん天神下 大喜 (東京・仲御徒町) 冷やしとりそば + サッポロ黒生小瓶 〜さすが計算され尽くした感ある極上カオスな旨さ!毎年通うべし珠玉の夏冷やし麺!

夏の風物詩「冷やし中華」・・・毎年食い逃している一杯を今年はゲット!
 

 

 

 先日、ちょっと冷やし中華に詳しい方々の集まりに参加させてもらったんですが、皆さん揃っておっしゃるのが、「大喜の冷やし」。あれは旨い!と皆さん唸っているところで、昨年夏食い逃したオレは、影でちょっと悔しい思いをしておりました。そんな感じでリベンジ気分で、大喜へGO!。
 

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 それにしても、なぜそんなに食い逃して来たのか?。理由は単純でちょっと駅からちょっと歩くからです。JRだと御徒町と秋葉原のちょうど中間にあってビル街をすり抜けるイメージ。猛暑だと行く気が失せるよね・・・。確か昨年夏は猛暑でへばった記憶。
 

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<酒> サッポロ黒生小瓶:暑さも本格的ならビールも旨し!休日昼間の醍醐味!
 
 そんな過去の反省から、モチベーションを高めるために目的を追加しました。暑くてもビールが飲めれば良いさ!なんてね。うまいもの+冷たいビールを求めて、何とか行列できる前に店内に入り込めました。嗚呼、平日頑張っているオレ自身へご褒美。気分は大ジョッキだったんだが・・・小瓶しかなかったのね(汗)。ま、それも良し・・・最近ずっと飲みすぎだし(泣)。癒してくれる銘柄は、サッポロ黒生!。ええじゃないかええじゃないか。お通しのサラダも好みなタイプだし、来た甲斐がやっぱりありましたー。本当に夏場のビールってのは沁みるねぇー。
 

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<全体> 見るからにゴージャス極まる和風感覚!五目どころではなく押し寄せる具沢山!
 
 やはり暑い日は冷やしが人気なのか。いやそれだけでなく「名物」って感じで、他客の皆さんも同じような注文多しでした。だから生産ロットをまとめやすいので、一気に冷やしを作る様は壮観ですなー。小瓶をちょうど飲み干したあたりで、すいすいと配膳が完了。それはこんな麺顔でした。
 

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 おおお!これはまた受け取った瞬間から迫力をものすごく感じます。美しさと言うより内容の濃さ!。都内で一通りそれなりに冷やし中華を探訪した私でも、これだけ味をぶち込まれた宇宙観は滅多にないかも。いつもなら厚化粧かとツッコミを入れる所ですが、これだけはゴージャスに整っていると言う受け止め方です。
 

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 何よりも全体的に和風感がそこはかとなくある所がいいね。スパイス感・エキス感がどれも馴染み深いし、オヤジ世代としても受け止めやすいものばかりだから・・・まことに見ているだけで嬉しくなってくる麺顔です。
 
 
 
 
<スープ①> 単なる鶏塩系先入観は一口目から霧散!複雑極まるハイバランス感覚!カオスな冷やし麺!
 
 ネーミングが冷やしの「とりそば」だし、見た目は塩系だから「鶏塩」感覚で一口味わいます。すると即座にその認識は間違いとわかる!。ひとくちめから、あっさりと冷たく嬉しい深みなんだが、鶏塩というシンプルな味構成ではなく、もっと和出汁エッセンスが複雑に絡みあったカオスな旨味だと知ります!。
 

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 鶏エキスももちろんあって、明るく軽い動物系の旨味を感じますが、まずは「炒りごま」の香ばしさと風味を感じます。かなり全体的に多めに投入。そしてランダムでハードな炒り具合なので、一粒一粒煎り具合がに変化あります。部分的に焦げ目な部分もあるが、それがまたしっかりとした香ばしさとして際立つ!。そしてその合間に浮かぶ鷹の爪の淡い刺激がいいのだ!。決して主張しない唐辛子が風味を凛々しくさせる感じ。
 

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 もちろん乾物類にエキスも深く染み込んでいる・・・・。ニボっとした雰囲気はかなり低くとも落ち着きを感じますな。そして面白いのはトッピングのエキスがスープに大きく影響を及ぼしている所。那須のお浸しやオクラ、なめこや鶏そぼろなど、それぞれがスープと混じる一体感。そして何気に大葉の薬味が溶けているのが、実は全体をまとめるのにちょっとした役割を果たしているんだよねー。まさに複雑極まるハイバランス感覚!カオスな冷やし麺!。
 
 
 
 
<スープ②> レモン味変!大胆なくし切りレモンで大量に搾り入れ!酸味どころか円やか仕上げ!
 
 途中でレモンに気づきます。すっかり完成された味を堪能しきっていたから、大きなくし切りレモンを忘れていた次第です。レモンを見て、そう言えば酸味がかなり弱かったことも思い出し始めます。そこで力を込めて絞り入れるが・・・酸味が気がつかない程度から、少し淡く気がつく程度にシフトアップした感じ。それほど大きく大胆な変化は無いけど、これもまた計算なのか・・・レモンの汁を入れると、またスープがどこかしら、円やかな明るさが映えるようで、少しスッキリする。なかなかこれも上品に楽しませてくれる味です。
 

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<麺> 自家製麺:美しくも素朴さ溢れる平型麺!ナチュラルな捩れと淡い波打ち・・・滑りも歯ごたえも上品!
 
 ご存知こちらは自家製麺。幅広な平型麺で楽しませてくれます。見た目からして本当に上品!その白さ!。多加水なイメージで、表面はつやつやで光沢も良い感じです。きめ細かいので滑りは高速。かなり冷たい締め方をされてますが、密度感はそれほどきつくなくて、ナチュラルなモチモチ感で楽しませてくれます。もちろん淡く感じる麺の風味も悪くなく、さすが名店という貫禄すら覚えますねー。
 

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 冷たい麺だと汁の浸透は無いかかなり薄いか程度に思ってたんだけど・・・やはり少し吸い込みを感じます。前歯や奥歯でクチリと噛み潰すとヒンヤリとした出汁旨さが、冷やしにしては濃ゆく感じたためです。汁を持ち上げる風貌でもなさそうなので、だったら持ち上げじゃなく、吸い込みかな?と思った次第。ビールを飲まなかったら、大盛り確実のハイスペック麺と申せましょう!。
 

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<チャーシュー> 鶏もも肉の丁寧な旨さが沁みるね!鶏肉の旨味をダイレクトに伝える逸品!
 
 部位に優劣はないけれど・・・鶏はもも肉が一番馴染み深くて好きな味かも。お袋がよくモモ肉のソテーを作ってくれたものでねー、思い出の味かもしれません。プロの鶏肉チャーシューは別ジャンルとも言えるほど別格の旨さ。皮の焦げ具合やらそこから滲む脂、ほんのりピンク色残した身の旨味など沁みる・・・。何の抵抗感もない歯応えだったし、冷たい汁に浸っていても、不思議な温かみを感じるような旨さなので、いくらでも食えそうとはこのことです。トッピングチャーシューを追加しても良かったよ・・・・。
 

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<他具材> まさにトッピングのオンパレード!オヤジの好きそうなものを並べ立てる!
 
 具材がカオス。もはや具材のようで、出汁素の機能まで果たしている感覚。特に夏野菜とくれば茄子が格別。おひたし状態の茄子は、スープを吸い込んで持ち味に更に磨きをかけるかのよう。ビールか冷酒を追加で欲するほどで、酒のアテとして最適。
 

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 このほか、「オクラ」「なめこ」「鶏そぼろ」「プチトマト」などがラインナップ。「白髪ねぎ」と「胡瓜の千切り」もこれらにからまり合い、面白い風味と歯応えを演出してます。オクラやなめこのヌルヌルした部分も、冷たい出汁の一部のような気がして食ってたが、これも立派な相乗効果。冷汁として飯割にしても格別なはずです。計算されたかのような全体の一体感は、これらの調和が見事だからでしょう。旨し!。
 
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<味玉にハズれなし!> しっかりめに味浸透された味玉!全体味のアクセント役!
 
 ハーフ味玉だったけど、しっかりと存在感と味のアクセント役を果たしてくれました。最近の傾向からは、ハード系に入る茹で仕上がり。卵黄は芋羊羹よりもハードな感覚で、白身は微妙に引き締まりを覚える。そして口に含むとしっかりと味な伝わってくるので、結構味付けの浸透は深めです。そしてその深めな味が、マイルドな味に慣れてしまった舌には、良い気分転換にもなりましょう。嗚呼、今回もやっぱり味玉にハズレなし!。
 
 

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総じまして「さすが計算され尽くした感ある極上カオスな旨さ!毎年通うべし珠玉の夏冷やし麺!」
 
 ・・・と言う感想。2年越しのリベンジ果たしたという安堵感より、当然ながら旨さの迫力・感動の方が大きい。実はこのあと連食訪問予定だったんだが・・・すんなりと自宅方向へ向かいましたとさ。感動をもう少し抱えて抱えていたかったから。また毎年食わねばならない名作に出会った気分。今後ともよろしくです。そんな今日の一杯との出会いに感謝しながら、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。

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 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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